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尾野真千子、石井裕也最新作「茜色に焼かれる」で主演 前向きに歩もうとする母親役

映画「茜色に焼かれる」の出演者(C)2021『茜色に焼かれる』フィルムパートナーズ
映画「茜色に焼かれる」の出演者(C)2021『茜色に焼かれる』フィルムパートナーズ

 女優の尾野真千子さんが、映画「舟を編む」(2013年)や「映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ」(2017年)などの作品で知られる石井裕也監督の最新作「茜色に焼かれる」で主演を務めることが2月26日、分かった。時代に翻弄(ほんろう)される一組の母子を描く内容で、逆風を受けながらも前向きに歩もうとする母親・田中良子を演じる尾野さんは「私は、このたび、どうにもやりにくいこの世の中で、映画の登場人物たちが戦うように私ももがき、あがき、力の限り戦ってみました。どうぞごらんください」とコメントを寄せている。

 また、2017年公開の「ミックス。」などで知られる和田庵さんが13歳の息子・純平、片山友希さんが純平が憧れを抱く良子の同僚・ケイ、オダギリジョーさんが交通事故で命を落とす夫・陽一、永瀬正敏さんが良子とケイを見守る風俗店の店長役で出演することも発表された。

 今作について、石井監督は「今回は堂々と愛と希望をテーマにして映画を作りました」と述べ、「尾野真千子さんがその身体と存在の全てを賭して見事に『愛と希望』を体現しています。尾野さんの迫力とエネルギーに心地よく圧倒される映画になっていると思います。尾野さんの芝居に対する真摯(しんし)な姿勢には心から敬服していますし、共に映画を作れて、とても幸せに思っております」と語っている。

 映画「茜色に焼かれる」は5月21日公開。

期待の15歳・和田庵、石井裕也最新作でメインキャストに抜てき 主演・尾野真千子の息子役

石井裕也監督の映画「茜色に焼かれる」に出演する和田庵さん
石井裕也監督の映画「茜色に焼かれる」に出演する和田庵さん

 映画「舟を編む」(2013年)や「映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ」(2017年)などで知られる石井裕也監督の最新作「茜色に焼かれる」(5月21日公開)に、15歳の俳優・和田庵(いおり)さんがメインキャストの一人として出演することが分かった。

 映画は、時代に翻弄(ほんろう)される一組の母子を描く。主演は尾野真千子さんで、和田さんは、逆風を受けながらも前向きに歩もうとする主人公・田中良子の13歳の息子・純平を演じる。また映画には、純平が憧れを抱く良子の同僚・ケイ役で片山友希さん、交通事故で命を落とす夫・陽一役でオダギリジョーさん、良子とケイを見守る風俗店の店長役で永瀬正敏さんが出演する。

 和田さんは2005年生まれ、東京都出身。8歳で芸能活動をスタートさせ、映画「ミックス。」(2017年)で俳優デビュー。連続ドラマ「隣の家族は青く見える」(フジテレビ系、2018年)などに出演し、期待を集めてる。

 和田さんは「初めて台本を読んだとき、役の重要さにプレッシャーと気合、そして感謝といういろいろな感情が同時にあふれたのを覚えています」と振り返る。

 また、「主演の尾野さんは、とても優しくて面白い人で、ほとんどの時間を一緒にいて、本当の親子のように接していたのでクランクアップのときはとても寂しかったです」といい、「石井監督は普段はとても気さくで話しやすいお兄さんという感じですが、いざ撮影が始まると怖いくらい集中して別人のようになります。そして監督の良い映画を作りたいという強い想いが現場全体に伝わり、僕も拙いながら『このチームの一員として良い作品を作りたい』と意欲が湧きました」と話す。

 さらに「今回、この素晴らしい作品に役者として参加できたことを僕は誇りに思います。母と子を取り巻く矛盾や理不尽さの中でコントロールできない感情に振り回されながら、それでも幸せになりたいと願う親子を描いた作品です。純平を演じて僕自身も精神的に成長できたと思います。その親子の姿は皆さんにとって、きっと忘れられない作品になると信じています」と思いを語った。