竜とそばかすの姫 ニュース

細田守「こんなことになるとは思わなかった」 最新作の主人公声優・中村佳穂はオーディションで抜てき

「竜とそばかすの姫」で主人公のすずとベルの声優を務める中村佳穂さん(C)2021 スタジオ地図
「竜とそばかすの姫」で主人公のすずとベルの声優を務める中村佳穂さん(C)2021 スタジオ地図

 「時をかける少女」「サマーウォーズ」などで知られる細田守監督の新作劇場版アニメ「竜とそばかすの姫」(7月16日公開)の主人公・内藤鈴/ベルの声優をミュージシャンの中村佳穂さんが務めることが6月2日、発表された。細田監督自らが「すずを見つけ出す」と意気込んで開催されたオーディションによって抜てきされた。

 中村さんは1992年生まれ、京都府出身の29歳。20歳から本格的に音楽活動をスタートさせ、これまでロック・フェスティバル「FUJI ROCK FESTIVAL」にも二度出演するなど、活躍している。細田監督が中村さんの楽曲「そのいのち」に心打たれ、数年前にライブ会場に足を運ぶなど、もともと親交があったというが、中村さんは、「演技もできる人だったとは……こんなことになるとは思わなかった」と細田監督も驚きの演技をオーディションで披露し、今回の抜てきとなった。

 中村さんは「実は監督とは、数年前に、奈良でライブをしたときにお会いしていて……。楽屋に届いた一升瓶を見て『どなたからですか?』と会場の方に聞いたら、『細田監督からです』と言われ、まさかと思っていたら、その奥に監督がいらしたんです。そこからのご縁で何度か演奏をご覧いただいて、本当に気さくに話しかけてくれるステキな方だなと思っていたのですが、今回オーディションに参加し、まさかこんなご縁につながるとは思っていませんでした」とコメント。

 「今まで歌を歌うことしかしてこなかったので、アフレコでは最初は監督がおっしゃることを聞いただけでは理解できない部分が多かったのですが、日がたつにつれ、『あ、すずはこういう人なんだ』と、監督の意図が少しずつ見え、だんだん楽しくなっていきました。初めての経験で何から練習したら良いのか分からなかったので、ベルのときはヒールの高いパンプスを履き、すずの時にはなるべく低い靴を履いてしゃべってみたりと、服装に手伝ってもらいながら、すずとベルを演じ分けました。細田監督の作品の出会いは、高校生の頃、梅田で母と『時をかける少女』を見に行った思い出があります。そんな自分がまさか細田監督の作品に参加することになるなんて、うれしい気持ちです」と語った。

(C)2021 スタジオ地図
(C)2021 スタジオ地図
(C)2021 スタジオ地図
(C)2021 スタジオ地図

主人公声優は中村佳穂 「笑コラ」で発表

「竜とそばかすの姫」のティザービジュアル(C)2021 スタジオ地図
「竜とそばかすの姫」のティザービジュアル(C)2021 スタジオ地図

 「時をかける少女」「サマーウォーズ」などで知られる細田守監督の新作劇場版アニメ「竜とそばかすの姫」(7月16日公開)の主人公・すずの声優を、シンガーソングライターの中村佳穂さんが務めることが6月2日、分かった。同日に放送されたバラエティー番組「1億人の大質問!? 笑ってコラえて!」(日本テレビ系)内で発表された。

 また、すずの超巨大インターネット世界<U>内での姿・ベルの声優も中村さんが務めることが分かった。

役所広司が主人公すずの父親役 細田守監督作品に三度目の出演

「竜とそばかすの姫」に声優として出演する役所広司さん(C)2021 スタジオ地図
「竜とそばかすの姫」に声優として出演する役所広司さん(C)2021 スタジオ地図

 「時をかける少女」「サマーウォーズ」などで知られる細田守監督の新作劇場版アニメ「竜とそばかすの姫」(7月16日公開)に声優として役所広司さんが出演することが5月28日、分かった。主人公・すずの父親を演じる。役所さんは、「バケモノの子」(2015年)、「未来のミライ」(2018年)に続き、三度目の細田監督作品出演となる。

 役所さんが演じるのは、過疎化が進む高知の田舎町で高校生の娘・すずと二人で暮らし、思春期の娘との接し方や距離感に悩む父親。細田監督が「ぜひこの役を役所さんに演じてほしい!」とオファーしたという。

 役所さんは「今回は主人公の父親役で、出来るだけ絵の雰囲気に近い優しさと思春期の娘を持つ父親の距離感を大切に、互いに深い傷を持ちながらも寄り添っていく過程を表現できたらいいなと思いながら演じました」と収録を振り返り、「娘のすず役の方は、張った声もささやく声もすてきで、声のコントロールが自在にでき、歌も素晴らしかったです」と明かした。

 作品について「高知と<U>(超巨大インターネット世界)の風景のギャップは、メリハリが効いていて、この映画の醍醐味(だいごみ)だと思います。僕はSNSには疎いですが、若い方々は身近に感じながら生活しているので、今作で自分がインターネットの中で生きている姿を客観的に見ているような不思議な体験ができるのではないでしょうか」と話している。

 「竜とそばかすの姫」公開とスタジオ地図の10周年を記念し、細田監督の「時をかける少女」(2006年)、「サマーウォーズ」(2009年)、「おおかみこどもの雨と雪」(2012年)、「バケモノの子」(2015年)、「未来のミライ」(2018年)の5作品の場面写真が無料開放されることも発表された。

玉城ティナ、幾田りらがアニメ声優初挑戦 成田凌、染谷将太も

「竜とそばかすの姫」で声優を務める(上段左から)成田凌さん、染谷将太さん、(下段左から)玉城ティナさん、幾田りらさん(C)2021 スタジオ地図
「竜とそばかすの姫」で声優を務める(上段左から)成田凌さん、染谷将太さん、(下段左から)玉城ティナさん、幾田りらさん(C)2021 スタジオ地図

 「時をかける少女」「サマーウォーズ」などで知られる細田守監督の新作劇場版アニメ「竜とそばかすの姫」に声優として成田凌さん、染谷将太さん、玉城ティナさん、音楽ユニット「YOASOBI」のボーカル・ikuraさんとしても活動する幾田りらさんが出演することが5月7日、分かった。成田さんらは、主人公・すずの同級生で高知で暮らす高校生を演じる。玉城さん、幾田さんがアニメの声優を務めるのは初めて。

 成田さんは、すずの幼なじみのしのぶ(久武忍)、染谷さんは、カヌー部でインターハイを目指す熱い男子生徒・カミシン(千頭慎次郎)、玉城さんは、吹奏楽部でアルトサックスを担当するハイスペック女子・ルカ(渡辺瑠果)、幾田さんは、すずの親友・ヒロ(別役弘香)をそれぞれ演じる。ヒロは、すずを超巨大インターネット世界<U>へ誘い、歌姫・ベルとしてプロデュースするキーパーソンとなる。すず/ベル役、謎の存在の竜役のキャストは今後発表される。

 成田さんは、自身が演じるしのぶについて「すずが抱える悩みも唯一知っている男の子です。すずに寄り添いながら、そっと近くにいてあげられるのは自分だと思っているのですが、すずからしたら、ちょっと遠い存在にいるような人で……。なかなか難しい関係性ではありつつも、そのちぐはぐさが、演じていて面白かったです」とコメント。同作の見どころは「何と言ってもベルの歌」といい、「アフレコが終わった後、ベル役の方が歌うと聞いたので、残って聴かせてもらったのですが、すごすぎましたね……」と話している。

 細田監督の「おおかみこどもの雨と雪」「バケモノの子」に声優として出演した染谷さんは「細田監督の作品はずっと見ていて、毎回感動させていただいてます。今回呼んでいただき、とてもうれしかったです」と話し、「監督が、カミシンは、その場の空気というか、温度がガっと上がるような存在だけど、元気なだけじゃなく、ある種どこか天然で、読み切れない部分があり、そこを表現してほしいとおっしゃっていて、ただ元気なだけではなく、繊細な部分は繊細に、いいグラデーションが出せるよう、魅力的なキャラクターを台無しにしないように演じました」と振り返った。

 玉城さんは「私が演じるルカちゃんは、皆から好かれていて、クラスの中心にいる目立つタイプの女の子ですが、物語が進むにつれ、表面的な部分だけじゃなく、内面も見えてくるキャラクターです。ただ可愛いだけの女の子ではないので、自分としてもしっくりきましたし、そんな子を演じられて、とてもうれしかったです」とコメントを寄せている。

 幾田さんは「初めての声のお芝居でプレッシャーもありましたが、実際にアフレコが進んでいく中で、皆さんともコミュニケーションを取らせていただき、ヒロちゃんを通して私自身も成長させてもらえたのではないかと思います。普段、音楽活動をしていてマイク前に立つことは多いですが、声優さんや俳優さんの方々と並んでやることはもちろん初めてで、同じマイク前でも今までとはまったく違う感覚でした」と振り返った。

 「竜とそばかすの姫」の制作に密着した映像「Making of 竜とそばかすの姫」が、公式YouTubeチャンネル「東宝MOVIEチャンネル」で配信された。以降、毎週金曜午後7時に配信される。

(C)2021 スタジオ地図
(C)2021 スタジオ地図
(C)2021 スタジオ地図
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(C)2021 スタジオ地図
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(C)2021 スタジオ地図
(C)2021 スタジオ地図
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“歌声”エキストラ募集 歌姫ベルの歌と重なる 細田守監督最新作で初の試み

「竜とそばかすの姫」のカット(C)2021 スタジオ地図
「竜とそばかすの姫」のカット(C)2021 スタジオ地図

 「時をかける少女」「サマーウォーズ」などで知られる細田守監督の新作劇場版アニメ「竜とそばかすの姫」で、歌声のエキストラである“エキストラシンガー”を募集することが4月23日、分かった。エキストラシンガーの歌声は、重要なシーンで使用され、主人公の女子高生・すずのアバターである歌姫ベルの歌声に重なっていくという。エキストラシンガーの募集は、細田監督作品では初めての試みとなる。

 エキストラシンガーは、特設サイトで応募を受け付ける。ベルの歌声が収録されたデモ音源を聴いた上で、自身の歌声をスマートフォンなどで録音し、応募する。同企画を考案した音楽監督の岩崎太整さんは「私たちの生きている現実がとても困難な状況に置かれた今、何かしらの形で世界中の人たちとつながり、共に作品を作る道はないかと模索していく中で、この方法にたどり着きました」と説明している。

「竜とそばかすの姫」に世界クリエーター集結 予告で歌姫ベルの美しい歌声

「竜とそばかすの姫」に登場する歌姫ベルのキャラクターデザインボード(C)2021 スタジオ地図
「竜とそばかすの姫」に登場する歌姫ベルのキャラクターデザインボード(C)2021 スタジオ地図

 「時をかける少女」「サマーウォーズ」などで知られる細田守監督の新作劇場版アニメ「竜とそばかすの姫」に、「アナと雪の女王」「塔の上のラプンツェル」などのキャラクターデザインを手掛けるジン・キムさん、英ロンドン在住のイギリス人建築家・デザイナーのエリック・ウォンさんら世界のクリエーターが参加していることが4月2日、分かった。ジン・キムさんは、主人公の女子高生・すずのアバターである歌姫ベルのキャラクターデザインを担当。ベルのキャラクターデザインボードが公開された。同作が7月に公開されることも発表された。

 エリック・ウォンさんは、超巨大インターネット世界<U>のコンセプトアートを担当する。ほかにも、「ウルフウォーカー」などを手掛けたアイルランドのアニメーションスタジオ、カートゥーン・サルーンのトム・ムーアさん、ロス・スチュアート監督らもスタッフとして参加する。

 予告映像が公開され、ベルの歌声がお披露目された。映像では、すずがベルとして<U>の世界へ入っていく姿や、<U>の世界で争いが起こる様子などが描かれた。

(C)2021 スタジオ地図
(C)2021 スタジオ地図
(C)2021 スタジオ地図
(C)2021 スタジオ地図

「竜とそばかすの姫」特報公開 主人公は女子高生 超巨大インターネット世界<U>、謎の竜、クジラも

細田守監督の最新作「竜とそばかすの姫」のティザービジュアル(C)2021 スタジオ地図
細田守監督の最新作「竜とそばかすの姫」のティザービジュアル(C)2021 スタジオ地図

 「時をかける少女」「サマーウォーズ」などで知られる細田守監督の新作劇場版アニメ「竜とそばかすの姫」の特報が2月18日、公開された。新作の舞台となる超巨大インターネット世界<U>が描かれ、浮遊するたくさんのアバターや、<U>の世界で恐れられているという竜の姿をした謎の存在などが登場した。これまでの細田監督作品のモチーフの一つとなってきたクジラの尾ひれが登場するシーンもお披露目された。主人公の女子高生・すずが描かれたティザービジュアルも公開。ビジュアルには「あなたは、誰?」というコピーが添えられている。

 同作のストーリーも発表された。主人公は、過疎化が進む高知の田舎町で父と暮らす17歳の女子高生・すず。自分を見失ってしまったすずが、超巨大インターネット世界<U>と出会い、成長していく姿を描く。

 幼い頃に母を事故で亡くし、心に大きな傷を抱えていたすずはある日、“もう一つの現実”と呼ばれる超巨大インターネット世界<U>と出会い、ベルというアバターで参加することになる。心に秘めてきた歌を歌うことで、あっという間に世界に注目される存在となっていくベル(すず)の前に竜の姿をした謎の存在が現れる。

 細田監督は、最新作について「“ずっと創りたいと思っていた映画”です。アニメーション映画監督になる前から、自分もいつかこういう映画が作れたらいいなと思っていたものであり、今までさまざまな作品を創ってきたからこそ、やっと今回実現できるようになりました。恋愛やアクション、サスペンスの要素もありつつ、一方で、生と死という本質的な大きなテーマもありエンタメ要素の高い映画になっていると思います」とコメントを寄せている。

 最新作は、スタジオ地図が企画・製作する。2021年夏公開。

 ◇細田守監督のコメント全文

 この「竜とそばかすの姫」は、“ずっと創りたいと思っていた映画”です。アニメーション映画監督になる前から、自分もいつかこういう映画が作れたらいいなと思っていたものであり、今までさまざまな作品を創ってきたからこそ、やっと今回実現できるようになりました。恋愛やアクション、サスペンスの要素もありつつ、一方で、生と死という本質的な大きなテーマもありエンタメ要素の高い映画になっていると思います。

 僕は、若い人が面白く楽しく世界を変革していくのではないかと、インターネット世界を題材にした映画を今までにも創ってきました。インターネットは、誹謗(ひぼう)中傷やフェイクニュースなどネガティブな側面も多いですが、人間の可能性を広げるとても良い道具だと思っています。インターネットそのものが変わってきている今、肯定的な未来に通じるような映画ができないかと考えていました。

 去年来、普及するのにまだまだ時間がかかると思っていたインターネットを通じた仕事や生活が、常識と共に大きく変化し、未来に10年くらいぐっと近付いた気がしています。今までの常識に捕らわれずどんどん変化している時代の中で、変化していく世界についての映画を創るということに、どこか必然性を感じています。

 その一方で、最終的に大事にしないといけないものは変わらないのではないかとも思っています。私たちが代々受け継いできたものは、世の中が変化し、ツールや常識が変化しても受け継がれていくもの。それがよりはっきり見えてきているのが今の時代なのかなとも思っています。圧倒的な速度で変わっていく世界と、自分たちにとって本当に大切な変わらないもの、それを今作で楽しんでいただければと思います。

出典:YouTube

細田守監督 3年ぶり新作「竜とそばかすの姫」2021年夏公開 舞台は超巨大インターネット世界≪U≫

細田守監督の最新作「竜とそばかすの姫」のコンセプトアートボード(C)2021 スタジオ地図
細田守監督の最新作「竜とそばかすの姫」のコンセプトアートボード(C)2021 スタジオ地図

 「時をかける少女」「サマーウォーズ」などで知られる細田守監督の約3年ぶりとなる新作劇場版アニメ「竜とそばかすの姫」が、2021年夏に公開されることが明らかになった。新作の舞台は、全世界でアカウント登録者50億人を突破する超巨大インターネット世界≪U≫で、≪U≫を描いたコンセプトアートボードが公開された。スタジオ地図が企画・製作する。

 細田監督は、これまで劇場版アニメ「デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!」(2000年)、「サマーウォーズ」(2009年)で発展しつつあるインターネットやデジタル技術が人々の生き方をどう変えていくかを描いてきた。新作では、最新の知見に基づいて、ネット世界を題材に現代に切り込もうとしているという。

 詳細は、今後発表される。

(C)「時をかける少女」製作委員会2006
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(C)2009 SUMMERWARS FILM PARTNERS
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(C)2012「おおかみこどもの雨と雪」製作委員会
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(C)2015 THE BOY AND THE BEAST FILM PARTNERS
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(C)2018 STUDIO CHIZU
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