私をくいとめて キャスト

私をくいとめてキャスト

のん
林遣都

のん×林遣都が実写映画で初共演 31歳おひとりさまと年下男子のむずがゆい恋模様描く

映画「私をくいとめて」に出演するのんさん(左)と林遣都さん(C)2020「私をくいとめて」製作委員会
映画「私をくいとめて」に出演するのんさん(左)と林遣都さん(C)2020「私をくいとめて」製作委員会

 綿矢りささんの小説「私をくいとめて」が実写映画化されることとなり、女優ののんさんと俳優の林遣都さんが出演する。2人は本作が初共演。31歳のおひとりさま・黒田みつ子と、年下男子・多田くんのむずがゆい恋模様を描いた物語で、のんさんがみつ子、林さんが多田くんを演じる

 ◇のんさんのコメント

 ーー林遣都さんとの初共演について。

 肌が白くて羨ましかったです。羨ましすぎて、いつも以上に念入りにお肌のお手入れをしてました。林さんの役に対するアプローチも、とても魅力的だったので負けられない、と気合が入りました。あと、林さんじきじきに並んで買ってきてくださったおすすめのクッキーサンドを現場で配っていらっしゃって、すごく優しい方なんだなと思いました。クッキーサンド、おいしかったです。

 ーー脚本を読んだ時の感想。

 面白かった。楽しいせりふがたくさんで、シリアスなシーンでも皮肉なユーモアがにじんでいて、どうやって解釈しようか……とうれしくてニヤニヤしながら読みました。一番胸を打たれたのは、この作品のテーマであり、みつ子が大切にしているおひとりさま。おひとりさまって、一つの生き方として結構普通になってきている気がします。脳内に相談役としてAの存在を作り出すことも、楽しく生きていけるならありだなって思える。世の中の幸せは多様化している、そんなふうに感じました。

 触れられない相手と触れられる相手の間でどう揺れ動いていくか、演じていてとても楽しかったです。考えすぎて自分で行き詰まっていく不器用なみつ子が、とてもいとおしい。早く皆さんに見ていただきたいです。

 ◇林遣都さんのコメント

 ーーのんさんとの初共演について。

 お芝居をしてる時と普段のギャップが大きい方という印象でした。人との距離の縮め方がきっと自分に近く、短い撮影期間ではあまりお話しすることはできませんでしたが、お芝居をしている時は常に役を通してお互いの心を探り合い、心地良い会話をさせていただけたと思ってます。よーいスタートで目の色が変わり、極めて繊細な表情で相手を引き込む力がある方で、お芝居の中で驚かされた瞬間がたくさんありました。ご一緒できて楽しかったです。

 ーー脚本を読んだ時の感想。

 綿矢りささん、大九(明子)監督お二人の世界観を演じることを楽しみにしていました。不器用な人間同士のピュアな心の模様を大九さんがどのような演出でつなげていくのか。あまり特徴が多いとは言えない自分の役どころにどのような膨らみが生まれるのか、楽しみな要素がたくさんありました。大九監督の人間の弱い部分に寄り添った心理描写、苦しいシーンもどこか温かくほほ笑ましい空間に変えてしまう演出をもっと味わいたいと思いながら気付いたら撮影を終えていました。完成を心待ちにしています。