泣きたい私は猫をかぶる ニュース

<インタビュー>「泣きたい私は猫をかぶる」 “仮面をかぶる”子供に伝えたいこと 岡田麿里のピュアな脚本、スタジオコロリドのエネルギッシュな映像

「泣きたい私は猫をかぶる」のビジュアル(C) 2020 「泣きたい私は猫をかぶる」製作委員会
「泣きたい私は猫をかぶる」のビジュアル(C) 2020 「泣きたい私は猫をかぶる」製作委員会

 劇場版アニメ「ペンギン・ハイウェイ」などで知られるスタジオコロリドが手がける最新作「泣きたい私は猫をかぶる」(泣き猫)が、動画配信サービス「Netflix(ネットフリックス)」で配信中だ。「おジャ魔女どれみ」などの佐藤順一さん、「千と千尋の神隠し」などに参加してきた柴山智隆さんがダブル監督としてタッグを組み、柴山さんは今作が長編アニメ監督デビューとなった。ファンタジーな世界観で、思春期の中学生の悩みや葛藤も描き出す本作。子供たちに伝えたいメッセージとは……。佐藤監督、柴山監督に聞いた。

 ◇子どもは自然と仮面をかぶっている? 大人にも通ずる普遍的なテーマ

 「泣きたい私は猫をかぶる」は、愛知県常滑市が舞台で、ムゲ(無限大謎人間)と呼ばれる中学2年生の笹木美代が、猫に変身できる不思議なお面で猫の太郎になり、思いを寄せるクラスメートの日之出賢人に会いに行く……というストーリー。「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」などの岡田麿里さんが脚本を手がけた。女優の志田未来さんがヒロインで中学2年生のムゲ、花江夏樹さんが日之出をそれぞれ演じた。

 ――今回作品のテーマは?

 佐藤監督 タイトルに「猫をかぶる」と付いていますが、「仮面をかぶって何かをする」ということがドラマの軸になっています。ムゲが仮面をかぶって新しい自分になり、できないことをするというギミックなのですが、実はムゲは普段から学校や家で日常を荒らさないようにずっと仮面をかぶっているんです。

 ――ムゲは両親が離婚し、今は父とその婚約者の薫と同居中。ムゲが薫に気を使って生活しているような描写もあります。

 佐藤監督 ムゲは、仮面を付けて猫になった時に一番自分らしい行動をしているんです。何の遠慮もなくしゃべったり、学校では素っ気ない態度を取られる日之出にも甘えたいように甘える。逆転の構図なんです。今の中学生も小学生も、それぞれの日常の中で波風を立てないようにいい感じに自分を演じることが上手で、とくに問題がなければ違和感も感じないぐらい自然に仮面を付けている。

 ただ、例えば恋をした時や自分の進む道を見つけた時など、波風が立った時にどうしていいか分からないぐらい混乱してしまうということが結構あるのではないか。この物語の軸としては、日常の中で普通に仮面をかぶっている人たちが、もう一度自分がいる場所を見直した時に、そこに当たり前にいた人、当たり前にあった空間が思っていたよりもすてきだったりするかもしれない、と気付くきっかけになればいいなと考えました。

 柴山監督 やはり仮面をかぶっていると、ほとんどの人が本当の自分を出してはいないと思います。その仮面を外して自分を出すことで、大切に思ってくれている人がいることに気付くことができるかもしれない。そんなきっかけになるといいなと思いながら作っていました。

 ――「仮面をかぶる」ことは、小中学生だけでなく大人にも通じるテーマのように感じます。

 佐藤監督 シナリオを作っている時は、ターゲットとしては若い人を想定していました。ムゲと離れて暮らしている実の母の美紀さんや父親、薫さんという大人たちのバックボーンやそれぞれの事情は、想像を膨らませるところまではいかないというか、身勝手な大人たちとして描かれていると思います。

 ただ、絵コンテをやる段階になって、例えば薫さんであれば、「もしかしたらこの人も母親に捨てられた経験があったりするのかな」と想像していくことによって、ちょっと許せたり、「大人たちだっていろいろあるよね」という思いになったり、そうした角度の目線が入るようにしました。

 柴山監督 「泣き猫」は中学生のドラマですが、大人に対しても他人と自分以外の人との距離感というか、普遍的なものを描いているので、大人たちにも受け入れていただけるものになるのではないかと考えながら制作していました。

 ◇岡田麿里が描くピュアなキャラクターたち 大人の身勝手さもピュアだからこそ?

 ――脚本を手がけたのは、さまざまな作品で思春期の中高生の心情をリアルかつ繊細に描いてきた岡田麿里さん。脚本の魅力は?

 柴山監督 僕は以前、岡田さんが脚本を担当された「心が叫びたがってるんだ。」に参加したことがあるのですが、その時からせりふが素晴らしくて、登場人物が心情を吐露するシーンは特に生っぽい存在感がありました。今回の「泣き猫」でも同じような印象を受けました。本当に魅力的で、読む人を刺激するような文章だと思います。

 佐藤監督 岡田さんの脚本は、人物描写がどろどろしていると言われている気がしていたのですが、実際出来上がった作品や、今回のシナリオを見ても、すごく登場人物がピュアなんですよね。裏表があったとして、ピュアだからこそ出る裏表だったり、本心は常に表に出ている。それは特に若者や、主人公周りを描く時に如実に表れる。

 その代わり、大人たち、親たちを描く時に少し突き放していて。大人たちが身勝手なもの、子供たちの行く先を妨害する存在として描かれていることが多いなと思っていました。今回のシナリオもすごくピュアな中学生を描く半面、大人たちは身勝手に描かれていた。これは岡田麿里さんの中学生時代の風景なのかなという気がしてきました。そう考えると、大人たちにもそれなりに人間らしいだめさを持っていたり、身勝手なのもピュアさゆえの身勝手さがあるんじゃないかと。そうした大人たちの部分は、絵コンテで僕がプラスアルファしました。

 ――大人たちの要素を入れることで、家族を描くことができて、物語にも深みが出てくる?

 佐藤監督 そうなるといいなと。岡田さんのシナリオの段階で、ムゲが家や学校では自分の居場所を守るために仮面をかぶっていて、お面を付けて猫になった時に一番自分を出すというのは、すごくピュアな構図で描かれていたんです。そこは、岡田さんが描く人物の魅力だと思います。それにプラスして、少女・岡田麿里の目線を少し彩りたいなという思いがありました。

 ◇スタジオコロリドが描き出すフィルムの厚み 若いエネルギーと高い熱量

 ――今回は、佐藤監督、柴山監督のダブル監督ですが、タッグを組まれていかがでしたか?

 佐藤監督 今回は全体的なところは僕のほうで進めつつ、絵コンテや演出など現場的なところは共同でやりました。絵コンテに関しては、僕はファンタジー世界の絵的なイメージ、ビジュアルを広げるのはとても苦手で、あまり引き出しがないんですよ(笑い)。そういうところは柴山監督にお願いして、「面白い世界観ない?」とお願いしてやっていました。

 柴山監督 僕はそのあたりは面白がっていて、若干無責任なレベルで「こういうのはどうですか?」と。ドラマのほうも面白く膨らむといいなと思って提案していました。今回、佐藤監督と一緒に作業して、勉強になるところがいっぱいありました。本読みの段階から、「何を大事にするか」をぶれずに拾ってまとめていくんです。

 あとは、絵コンテが本当に素晴らしい。ムゲは無限大謎人間といわれるぐらい自由奔放なところがあるので、見ている人に嫌われないようにしなければと思っていたのですが、佐藤監督から冒頭のコンテが上がってきた時に本当に魅力的に描かれていました。ムゲがその行動を取ることには意味があるという部分も描かれていた。コンテでの気付きがとても多かったです。

 ――映像を手がけたスタジオコロリドの印象は?

 佐藤監督 この作品を作るに当たっては、ビジュアル的な問題に関してはコロリド作品のテイストを出したいというオーダーはもらっていたので、まずは「ペンギン・ハイウェイ」の世界を広げた感じにしようと。コロリドのテイストはどんなものだろうというところからアプローチを始めました。

 柴山監督 コロリドはまだ若いスタッフの方が多く、とてもエネルギーがあり熱量の高いものを持ってきてくれるので、そこをちょっとコントロールしてあげると本当にいいものになる。みずみずしい部分は生かしつつ、佐藤監督や僕のほうでも繊細な芝居付けをしていったことが、この作品ではうまくいっているのではないかと思います。「ペンギン・ハイウェイ」の石田祐康監督や、キャラクターデザインを担当された新井陽次郎さんにも参加していただいて、スタジオをあげての総力戦という感じで、みんなで作ったという思いが強いです。

 学校の教室でたくさんの生徒たちがどたばたとやり取りをするシーンがあるのですが、ムゲなどメインキャラクターを見ている他の生徒たちがとても生き生きと描かれています。現場的には、なかなかそこにカロリーをさけない事情もあるのですが、担当の原画さんがそのシーンの重要性を組んで、丁寧に芝居をつけてくれました。そうしたフィルムの厚みも画面から感じていただけるのではないかと思っています。

 佐藤監督と柴山監督がタッグを組み、岡田さんの脚本、スタジオコロリドのエネルギーあふれる映像で描く「泣き猫」。その世界観をじっくりと味わいたい。

<インタビュー>花江夏樹、猫の魅力熱弁 志田未来の中学時代は…

アニメ「泣きたい私は猫をかぶる」で声優を務める花江夏樹さん(C) 2020 「泣きたい私は猫をかぶる」製作委員会
アニメ「泣きたい私は猫をかぶる」で声優を務める花江夏樹さん(C) 2020 「泣きたい私は猫をかぶる」製作委員会

 劇場版アニメ「ペンギン・ハイウェイ」などで知られるスタジオコロリドが手がける最新作「泣きたい私は猫をかぶる」(泣き猫)が、動画配信サービス「Netflix(ネットフリックス)」で6月18日から全世界独占配信されている。同作のヒロインで中学2年生のムゲを演じた志田未来さん、ムゲが思いを寄せるクラスメートの日之出役の花江夏樹さんに、作品への思いや中学時代の思い出、猫の魅力について聞いた。

 ◇中学時代の自分 バレンタインデーの思い出も

 「泣きたい私は猫をかぶる」は、愛知県常滑市が舞台で、ムゲ(無限大謎人間)と呼ばれる中学2年生の笹木美代が、猫に変身できる不思議なお面で猫の太郎になり、思いを寄せるクラスメートの日之出賢人に会いに行く……というストーリー。「おジャ魔女どれみ」などの佐藤順一さん、「千と千尋の神隠し」などに参加してきた柴山智隆さんが監督を務め、「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」などの岡田麿里さんが脚本を手がける。

 今回中学生のキャラクターを演じ、志田さんは「ムゲは天真らんまんな中学生の女の子ですが、自分と葛藤している部分や、素直になれない気持ちも持ち合わせています。自分の中学生時代と似ている部分が多いのかなと。演じれば演じるほどムゲに共感していきました」と話す。花江さんも演じながら自身の中学時代を思い出したという。

 2人はどんな中学時代を過ごしたのだろう。「友達とけんかした時は正々堂々勝負するような子だった」という志田さん。

 「バドミントン部に入っていたんですけど、友達とけんかしてバドミントンで勝負したり(笑い)。学校ではすごく楽しく過ごしていたのかなと思います。お仕事もしていたんですけど、私が休んだ時は友達がノートを取ってくれていたり、すごく支えてもらいました」

 中学時代はテニス部に所属していたという花江さんは、「中学のころは割と明るかったと思います。高校に入ってからあんまり明るくなくなったんですけど(笑い)」と振り返る。

 「当時好きな子がいて、バレンタインデーのチョコをもらうために、1週間ぐらい前に『チョコ食べたいな』といったような……。もちろん『義理チョコでいいよ』といったんですけど、今思うと恥ずかしいですよね。実際チョコはもらえたんですけど、もったいなさすぎてずっと食べられなくて。結局、賞味期限が切れちゃったんですよね。さすがに食べなきゃなって、ボロボロになったチョコを1個だけ食べて、ちょっと味が変だなと(笑い)。それもいい思い出ですね」

(C) 2020 「泣きたい私は猫をかぶる」製作委員会
(C) 2020 「泣きたい私は猫をかぶる」製作委員会
(C) 2020 「泣きたい私は猫をかぶる」製作委員会
(C) 2020 「泣きたい私は猫をかぶる」製作委員会
(C) 2020 「泣きたい私は猫をかぶる」製作委員会
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(C) 2020 「泣きたい私は猫をかぶる」製作委員会
(C) 2020 「泣きたい私は猫をかぶる」製作委員会

 ◇花江夏樹が語る猫の魅力 「うちの子たちは……」

 花江さんは、同作の出演が決まった際に「たくさん猫が出てくるのですが、僕も猫がめちゃくちゃ好きなので、これは運命的な作品かなと思いました」と語っていた。「泣き猫」に出演し、自身が飼っている猫に対しても「うちの猫が人だったら」と想像したという。

 「ムゲが完全に猫に近付くにつれて、人間の言葉が分からなくなるシーンがあるんです。『じゃあ、うちの子たちは何も感じていないのかな』と考えたり、逆に『話していることが全部分かっているんじゃないか』と思ったり、どんなふうに感じているんだろうというのは、よぎりました」

 花江さんは猫を飼っており、「猫botです。」とプロフィル欄に記したツイッターに猫たちの写真をアップするなど愛猫家として知られている。猫の魅力とは……。

 「本当に自由気ままなところがいいですね。『おいで』といっても来なかったり、逆に『今じゃない』という時に来たり。支配されていない感じというか、唯我独尊というか。自由なところがいいと思います」

 「泣き猫」には太郎をはじめ、さまざまな魅力的な猫が登場する。猫だけが暮らす不思議な猫島の世界も描かれる。志田さんは「太郎の姿がとても可愛いですし、映像が本当にきれいなんです。猫の世界も本当にスケールが大きくて、こんな世界が本当にあるんじゃないかなと思わせてくれるような迫力があります。ぜひ、ムゲと日之出が一歩踏み出す瞬間を見届けていただきたいですね」と語る。

 花江さんは「ムゲちゃんと日之出君の心の動きが本当に繊細に描かれています」と続ける。

 「僕はムゲちゃんに対して、最初は変な子だな、受け入れてくれる人はいるのかなと思いながら見ていたんですけど、だんだんムゲちゃんのよさや、今まで歩んできた人生が分かってきて、見終わるころにはたまらなくいとおしく感じるようになりました。ムゲちゃんから伝えられたものがすごく大きいです。時には無理をして大人に合わせることもあるし、なかなか言い出せないこともある。でも、今言わなきゃいけない大切なこともある。伝えることの大切さ、勇気をこの作品ですごく感じました。大切な人を思いながら見ていただけたらなと思います」

 ムゲや日之出、その友達、大人たちの繊細な心の動きを描くストーリーはもちろん、数多く登場する猫たちの愛らしさも「泣き猫」の魅力となっている。スタッフ、キャストの猫愛も感じられるはずだ。

<インタビュー>「泣きたい私は猫をかぶる」 志田未来&花江夏樹 「感情のままの演技を」

アニメ「泣きたい私は猫をかぶる」の一場面(C) 2020 「泣きたい私は猫をかぶる」製作委員会
アニメ「泣きたい私は猫をかぶる」の一場面(C) 2020 「泣きたい私は猫をかぶる」製作委員会

 劇場版アニメ「ペンギン・ハイウェイ」などで知られるスタジオコロリドが手がける最新作「泣きたい私は猫をかぶる」(泣き猫)が、動画配信サービス「Netflix(ネットフリックス)」で6月18日から全世界独占配信される。同作のヒロインで中学2年生のムゲを演じた志田未来さん、ムゲが思いを寄せるクラスメートの日之出役の花江夏樹さんに、アフレコの様子や作品への思いを聞いた。

 ◇猫になって好きな人に会いに行く「ワクワクする話」 共演で緊張も

 「泣きたい私は猫をかぶる」は、愛知県常滑市が舞台で、ムゲ(無限大謎人間)と呼ばれる中学2年生の笹木美代が、猫に変身できる不思議なお面で猫の太郎になり、思いを寄せるクラスメートの日之出賢人に会いに行く……というストーリー。「おジャ魔女どれみ」などの佐藤順一さん、「千と千尋の神隠し」などに参加してきた柴山智隆さんが監督を務め、「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」などの岡田麿里さんが脚本を手がける。

 志田さんは、「不思議なお面を付けると猫になれる」というストーリーに「すごく面白い、ワクワクするお話」と感じたという。これまで、スタジオジブリの「借りぐらしのアリエッティ」「風立ちぬ」などで声優を務めてきたが、同作の出演で「プロの声優の皆さんと一緒に声優として参加するということに、ものすごくプレッシャーを感じました」と振り返る。「憧れの大好きな声優さん」という花江さんとの共演も「一緒に収録するという状況を想像するだけですごく緊張をしていました」と話す。

 花江さんも志田さんとの共演を「僕は中学生ぐらいの時に志田さんが出演しているドラマを見ていた身だったので、2人で収録するということをあまり想像できなくて(笑い)、もちろん緊張もしました。それに『泣き猫』は佐藤監督と岡田麿里さんというタッグだったので、資料を見せていただいた時からすごくワクワクしていました」と話す。

 収録現場で対面した時、志田さんは「『本物だ!』とミーハー心丸出しでした(笑い)。ただ、そんな自分の気持ちをこれから一緒にお芝居させていただく相手に感じさせてはいけない、無でなければいけないと、自分を頑張って押し殺していました(笑い)」と明かす。

 志田さんは、ムゲと中学生時代の自分を重ねる。

 「本当に天真らんまんな無邪気な中学2年生の女の子ですが、自分と葛藤している部分や、素直になれない気持ちも持ち合わせている。自分の中学生時代と似ている部分が多いのかなと。私も大人に反抗したり、心の中でもやもやが募っていた部分もあったので、演じれば演じるほどムゲに共感していきました」

 花江さんは日之出について「ムゲちゃんにぐいぐい言い寄られて、つんけんしちゃうところや、なかなか思ったことを口にして伝えられないところは、本当に中学生の通る道だなと思いました」と印象を語った。

(C) 2020 「泣きたい私は猫をかぶる」製作委員会
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(C) 2020 「泣きたい私は猫をかぶる」製作委員会
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 ◇気持ちのままの芝居を大事に 見つめ合って演じたシーンも

 志田さんは、監督から「ムゲの声は変に作りすぎないようにお芝居してください」と言われたといい、「アニメだからと意識せずに自分が普段お芝居している延長線で演じることを意識しました」という。また、猫の太郎の「ニャー」という鳴き声も志田さんが担当し、「家でもすごく練習しました。台本を読みながら、ここの『ニャー』はこういう『ニャー』だなとか、しっかり演じ分けられるように練習していました」と明かす。

 猫を飼っており、愛猫家としても知られる花江さんは志田さんが演じた猫を「とてもよかったです。アニメ的なところとリアルな猫の鳴き声と、いい案配で演じられていたので、すごく感情も分かりやすかったですね。実際に『あ、猫ってこういうふうに鳴くよな』というところもあったので、相当研究されたのではないでしょうか」と話す。

 アフレコでは、佐藤監督から「絵に引っ張られずに、二人の思うままにやってみてください」というディレクションがあり、その場のフィーリングを大事にしたという。花江さんは「声と絵が重なった時により立体感が出るように、声と絵でそれぞれ違う情報を伝えたかったのだと思います。なかなか難しかったですね」と語る。

 志田さんもムゲが感情を爆発させるシーンでは、「私は絵が目の前にあると映像に合わせてしゃべらなきゃと意識してしまうので、それを察してくださって、絵を付けずに自分の気持ちのままでお芝居する機会も作ってくださいました。おかげで自分が思ったままに感情を出せたシーンになったかなと思っています」と話す。

 また、終盤の重要なシーンのアフレコでは、佐藤監督から「向かい合って目を見て演じる」という提案があった。

 花江さんは「なかなか普段のアフレコではそういうことはないんです。志田さんを目の前にしてせりふをいうのはめちゃめちゃ緊張しましたね」と話し、志田さんも「監督、なんでそんなむちゃぶりするの!?と思いました(笑い)。でも、花江さんと向かい合って、目を見て演じたからこそ出る雰囲気や感情もあったと思います。多分顔が赤くなっていました。すごく恥ずかしかったので」と振り返った。

 猫たちのファンタジーな世界と、誰もが経験する中学時代の思春期の悩みや葛藤を繊細に美しく描く「泣き猫」。2人の演技と共にその世界をじっくりと堪能してほしい。

(C) 2020 「泣きたい私は猫をかぶる」製作委員会
(C) 2020 「泣きたい私は猫をかぶる」製作委員会
(C) 2020 「泣きたい私は猫をかぶる」製作委員会
(C) 2020 「泣きたい私は猫をかぶる」製作委員会

劇場公開延期でNetflix配信に

「泣きたい私は猫をかぶる」の一場面(C)2020 「泣きたい私は猫をかぶる」製作委員会
「泣きたい私は猫をかぶる」の一場面(C)2020 「泣きたい私は猫をかぶる」製作委員会

 劇場版アニメ「ペンギン・ハイウェイ」などで知られるスタジオコロリドが手がけるアニメ「泣きたい私は猫をかぶる」が、Netflixで6月18日から全世界独占配信されることが4月30日、分かった。同作は6月5日に公開予定だったが、新型コロナウイルス感染症の影響で公開が延期されたことが発表されており、劇場公開ではなく、Netflixで配信されることになった。

 関係者は「作品が予定通り劇場で公開できなくなっていく現実に直面しました。失われていく日常の中で改めて気づかされました。映画に込められた多くの人たちの夢や熱意に。お客さんに観てもらえる劇場という場所のすてきさに。それでも今自分たちができることは、作品を世に出すこと、作り続けることだと考えます。映画『泣きたい私は猫をかぶる』は、インターネット配信で作品を届けることを決めました。世界が混迷している今こそ、エンターテインメントが必要だと信じて.……」とコメントを寄せている。

 ◇志田未来さんのコメント

 この度、劇場公開から Netflix独占で配信されることが決定いたしました。さまざまな作品が公開延期を決めている中、今作を楽しみに待ってくださっている皆様に無事にお届けできることが決まり、安心とうれしさでいっぱいです。外に出ることも難しく制限が多い生活の中、楽しい気持ちになれることの一つがエンターテインメントだと思います。そして、映画は見てくださる方がいて、本当の完成だと思っています。お届けする形は変わってしまいましたが、一人でも多くの方に観ていただきたいです。最後に、今作は人の温かさや相手を想(おも)う気持ちがたくさん詰まった作品なので、皆様の心に少しでも癒やしをお届けできたらうれしいです。

 ◇花江夏樹さんのコメント

 この度、「泣きたい私は猫をかぶる」が劇場公開ではなく、Netflix での配信となりました。映画館で見られないのは残念ですが、家の中にいる事ことが多い今の状況の中、配信という形で皆様にお届け出来できるのはいいことなのではないかと思います。「泣き猫」は人と人の想いの大切さ、気持ちを伝えたり、一歩前に踏み出す勇気を感じる作品です。大切な人を思い浮かべながら、幅広い世代の方に見ていただきたいそんなすてきな作品です。配信をお楽しみに!

 ◇佐藤順一監督のコメント

 「泣きたい私は猫をかぶる」は、タイトルにもあるようにお面をつけて猫に変身したり、猫だけが住んでいる猫島なんていうファンタジー要素もありますが、実はとても身近で日常の中に普通にある感情を描く物語です。主人公のムゲ、クラスメートや家族、さらには猫島の猫たちなど、映画の中のキャラクターと出会うことで、自然と自分や周りの人のことをふと考え、親しいはずの人の知らない部分や本当の心に想いをはせる……。そんな体験をしていただける映画になっているはずです。すてきな音楽やヨルシカさんの素晴らしい歌とともに、作品にこめた大切なものは配信でも届けることができると信じています。ぜひ、この機会に何度でもご覧いただければうれしいです。

 ◇柴山智隆監督のコメント

 現在、多くの映画関係者の皆様が新型コロナウイルスによる影響を受けていることと思います。延期を決めたものの今も公開のめどが立っていない作品、撮影がストップしている実写の撮影現場も少なからずあるそうです。予定通りの公開が難しいと知らされた時、この映画を必要としてくださる方々へ何としても届けたい、と思いを強くしました。Netflix で配信させていただけることに感謝をしております。世界中の方々と同時に公開の瞬間を迎えられることが今は楽しみです。そして「泣き猫」が皆さんの日々の暮らしの一助になれたなら光栄です。一人でも多くの方にこの映画が届くことを願うばかりです。

「泣きたい私は猫をかぶる公開延期

劇場版アニメ「泣きたい私は猫をかぶる」のビジュアル(C) 2020 「泣きたい私は猫をかぶる」製作委員会
劇場版アニメ「泣きたい私は猫をかぶる」のビジュアル(C) 2020 「泣きたい私は猫をかぶる」製作委員会

 劇場版アニメ「ペンギン・ハイウェイ」などで知られるスタジオコロリドが手がける劇場版アニメ「泣きたい私は猫をかぶる」の公開が、予定していた6月5日から延期されることが4月27日、分かった。新型コロナウイルス感染症の影響で延期される。今後の公開日は、決定次第、発表される。

【動画】ヨルシカ主題歌「花に亡霊」MV公開 花江夏樹「思わず涙が…」

出典:YouTube

 劇場版アニメ「ペンギン・ハイウェイ」などで知られるスタジオコロリドが手がける劇場版アニメ「泣きたい私は猫をかぶる」(6月5日公開)の人気バンド「ヨルシカ」が手がける主題歌「花に亡霊」のミュージックビデオ(MV)が4月22日、公開された。MVについて、日之出賢人の声優を務める花江夏樹さんは「歌詞が作品とリンクしていて思わず涙がこぼれてしまいますね。(主人公の)ムゲが大人になっていく姿とだんだん力強くなっていく音が重なって引き込まれてしまいました」と語っている。

 ヨルシカは、ボカロPであり、コンポーザーとしても活動中のn-buna(ナブナ)さんが女性シンガーのsuis(スイ)さんを迎えて結成したバンドで、2017年から活動を開始した。MVは、これまでヨルシカのMVを手がけてきたぽぷりか氏がディレクターを務め、劇中のシーンを使って構成されており、今回初公開となる場面も登場する。ムゲと日之出が手をつなぐ場面や浴衣姿でのキスシーン、物語の鍵となる場面も描かれている。

 花江さんは「泣き猫の雰囲気にとても合った音と切なくもすっと入ってくる歌声がとてもすてきだと思いました」とコメント。ムゲ役の志田未来さんは「自分に素直になれない気持ちや抑え込んでしまっている気持ちをゆっくりと解放してくれるようなヨルシカさんの美しい歌声と、はかなくも抑揚のあるメロディーがとてもすてきな曲だと思いました。私自身、学生時代のあの夏を思い出して甘酸っぱい気持ちになりました」と語っている。

 ディレクターを務めたぽぷりか氏は「映画本編とは違ったヨルシカのMVらしい空気感が出るようにという意図のもと編集しており、表現豊かなムゲの表情や仕草と、後ろ姿ばかりであまり表情の読めない日之出君が何を考えているのか、イメージしながら見ていただけるとうれしいです」とコメントしている。

劇場版アニメ「泣きたい私は猫をかぶる」主題歌「花に亡霊」のMVの一場面 (C) 2020 「泣きたい私は猫をかぶる」製作委員会
劇場版アニメ「泣きたい私は猫をかぶる」主題歌「花に亡霊」のMVの一場面 (C) 2020 「泣きたい私は猫をかぶる」製作委員会
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ヨルシカ「夜行」が挿入歌に MV再生回数300万超の話題曲

劇場版アニメ「泣きたい私は猫をかぶる」の一場面(C) 2020 「泣きたい私は猫をかぶる」製作委員会
劇場版アニメ「泣きたい私は猫をかぶる」の一場面(C) 2020 「泣きたい私は猫をかぶる」製作委員会

 劇場版アニメ「ペンギン・ハイウェイ」などで知られるスタジオコロリドが手がける劇場版アニメ「泣きたい私は猫をかぶる」(6月5日公開)の挿入歌が、人気バンド「ヨルシカ」の「夜行」に決定したことが4月10日、分かった。「夜行」は、3月4日にリリースされ、ミュージックビデオ(MV)はスタジオコロリドが制作。MVの再生回数は、YouTubeで300万回を突破している。「ヨルシカ」は、劇場版アニメの主題歌「花に亡霊」も担当する。

 「夜行」は、佐藤順一監督と柴山智隆監督が、「ヨルシカ」のn-buna(ナブナ)さん、suis(スイ)さんと、映画の世界観について直接語り合い、イメージを共有した上で生み出されたという。

 佐藤監督は、「『夜行』はヨルシカさんに完成途中の作品を見てもらって作ってもらいました。日之出が主人公・ムゲの本当の気持ちを知った場面なので、普通はかなりしっとりした曲になるところですが、ヨルシカさんの曲ならば、ややリズムのあるちょっと切ない系の曲もよいのではと試していただくことに。曲を初めて聞いた時、言葉が意味を超えて心の風景を描くように紡がれたヨルシカさんらしい楽曲ができたと感じてうれしかったです。ムゲや日之出の感情と組み合わさることでさらなる広がりがイメージできました」と語っている。

 柴山監督は、「音響監督でもある佐藤監督からは、『作品に寄り添いすぎなくても大丈夫』というようなお話があったと記憶しています。『夜行』が届いて、初めて映像に合わせて曲を聴いたときにはイメージがふわっと広がっていくような感覚があって驚きました。日之出の心情を大切にしていただきつつも、次々と浮かんでくる情景が心地よくて、その日から毎日のように聴いています」とコメントを寄せている。

追加キャストに寿美菜子、小野賢章

劇場版アニメ「泣きたい私は猫をかぶる」の一場面(C) 2020 「泣きたい私は猫をかぶる」製作委員会
劇場版アニメ「泣きたい私は猫をかぶる」の一場面(C) 2020 「泣きたい私は猫をかぶる」製作委員会

 劇場版アニメ「ペンギン・ハイウェイ」などで知られるスタジオコロリドが手がける劇場版アニメ「泣きたい私は猫をかぶる」(6月5日公開)に声優として寿美菜子さん、小野賢章さん、千葉進歩さん、川澄綾子さん、大原さやかさん、浪川大輔さんが出演する。

 寿さんは主人公のムゲの友人、深瀬頼子、小野さんはムゲが思いを寄せる日之出の友人の伊佐美正道、千葉さんはムゲの父親の笹木洋治、川澄さんはムゲの父親の恋人で血のつながりのないムゲと生活を共にする水谷薫、大原さんはムゲの実母・斎藤美紀、浪川さんは日之出の家が営む焼き物の工房で働く青年・坂口智也をそれぞれ演じる。

(C) 2020 「泣きたい私は猫をかぶる」製作委員会
(C) 2020 「泣きたい私は猫をかぶる」製作委員会
(C) 2020 「泣きたい私は猫をかぶる」製作委員会
(C) 2020 「泣きたい私は猫をかぶる」製作委員会

追加キャストに山寺宏一、おぎやはぎ小木 主題歌はヨルシカ

「泣きたい私は猫をかぶる」のビジュアル(C)2020 「泣きたい私は猫をかぶる」製作委員会
「泣きたい私は猫をかぶる」のビジュアル(C)2020 「泣きたい私は猫をかぶる」製作委員会

 アニメ「ペンギン・ハイウェイ」などで知られるスタジオコロリドが手がける劇場版アニメ「泣きたい私は猫をかぶる」(6月5日公開)に声優として山寺宏一さん、お笑いコンビ「おぎやはぎ」の小木博明さんが出演する。山寺さんは主人公・ムゲを“猫世界”に導き、物語の鍵を握る猫店主、小木さんはムゲの学校の担任・楠木先生をそれぞれ演じる。バンド「ヨルシカ」が書き下ろした「花に亡霊」が主題歌に決まったことも発表された。

(C)2020 「泣きたい私は猫をかぶる」製作委員会
(C)2020 「泣きたい私は猫をかぶる」製作委員会

 山寺さんは「作品の内容を知る前に、主演が志田未来さんと花江夏樹君だと聞き、共演できることをうれしく思いました。花江君は嫉妬するほどの活躍を見せている事務所の後輩。志田さんは『女王の教室』から注目していた大好きな女優さんで、この作品においてもその天才ぶりを発揮していて、ますますファンになりました」とコメント。

 小木さんは「僕をキャスティングしてくれるスタッフの気がしれないと思いました(笑い)。前回、アフレコした時は海外作品だったので、現場に海外スタッフが多く、イントネーションとか通訳を介してやったのでその時はリラックスしてできましたが、今回は日本のアニメーションだったから日本のスタッフがたくさんいて緊張しました」と話している。

スタジオコロリドの劇場版アニメ第2弾「泣きたい私は猫をかぶる」が6月5日公開 岡田麿里が脚本 声優に志田未来、花江夏樹

劇場版アニメ「泣きたい私は猫をかぶる」のティザービジュアル (C) 2020 「泣きたい私は猫をかぶる」製作委員会
劇場版アニメ「泣きたい私は猫をかぶる」のティザービジュアル (C) 2020 「泣きたい私は猫をかぶる」製作委員会

 劇場版アニメ「ペンギン・ハイウェイ」を制作したスタジオコロリドの劇場版アニメ第2弾となるオリジナル作品「泣きたい私は猫をかぶる」が、6月5日に公開される。同作は、アニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。(あの花)」などで知られる岡田麿里さんが脚本を手がける。2人の主人公の声優を、女優の志田未来さん、声優の花江夏樹さんが担当することも発表された。

 「泣きたい私は猫をかぶる」は、愛知県常滑市が舞台。クラスメートから「ムゲ(無限大謎人間)」というあだ名で呼ばれる中学2年生の笹木美代は、思いを寄せるクラスメートの日之出賢人に果敢にアタックするも相手にされない。そんなある日、猫に変身できる不思議なお面を手にしたムゲは、猫になって日之出へ会いに行く……というストーリー。志田さんがムゲ、花江さんが日之出をそれぞれ演じる。

 「ケロロ軍曹」シリーズなどの佐藤順一さん、スタジオジブリで「千と千尋の神隠し」の制作に携わった柴山智隆さんが監督を務める。

 ◇佐藤順一監督のコメント

 もし猫だったらもっと楽に生きられるかもしれない。周りに合わせて自分の心にふたをしたり元気なふりをしたり、笑顔をはりつけたりしなくていいから。うまくやれなくて波立つ心を絶えず隠して陽気にふるまう少女を志田未来さん、波立つ心を自ら押さえつける少年を花江夏樹さんが、自然さとヒリヒリした痛みが同居する二人を鮮やかに演じてくれました。

 ◇柴山智隆監督のコメント

 「ムゲと日之出と猫たちを、煙突の立ち並ぶこの街にありありと描きたい。まだ見ぬ“となりの世界”も」。佐藤監督をはじめ、信頼できるスタッフと試行錯誤しながら少しずつ積み上げていく作業は面白く、スリリングな毎日でした。ムゲたちが生きる世界と時間を少しでも身近に感じていただけたらうれしいです。

 ◇岡田麿里さんのコメント

 佐藤監督の匠(たくみ)の技と、柴山監督の作品への深い愛情、スタッフひとりひとりの日々の情熱により、どこか懐かしい作品が生まれました。主人公のムゲというあだ名は、無限大謎人間の略です。謎の多い状況のなか、謎と思われているムゲの成長を、劇場でご覧いただけたら幸いです。

(C) 2020 「泣きたい私は猫をかぶる」製作委員会
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