前田建設ファンタジー営業部 ニュース
GWにオンライン無料上映 マジンガーZの格納庫“建設”に挑んだ実話を映画化
俳優の高杉真宙さん主演の映画「前田建設ファンタジー営業部」(英勉監督)のオンライン無料上映会がゴールデンウイークの5月3~6日に実施されることが4月24日、明らかになった。5月6日午後3時から、脚本の上田誠さんが代表を務める「ヨーロッパ企画」の公式YouTubeチャンネルで、キャストの高杉さんや岸井ゆきのさんらが参加する生実況イベントも配信する。
同作は1月31日に公開されたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で「作品を映画館でご覧いただくことができなくなりました」といい、「製作委員会で協議を重ねた結果、GWをご自宅で過ごす皆様に少しでも楽しんでいただきたく、期間限定のオンライン無料上映を実施することを決定いたしました」と経緯を説明している。
オンライン無料上映会は、映画公式サイトから応募して参加する。募集人数は1000人で、応募者多数の場合は抽選となる。応募期間は4月24日午前5時~同月29日。
高杉さんは「熱く夢があり元気になれるお話。今だからこそ見ていただきたい映画になっています。そしてそんな映画を今回、生実況させていただけるということで、皆さんと一緒に映画を見る時間を共有できるというのは初めてのことなので、少しでも皆さんの楽しみにつながっていただければうれしいです!」とコメントを寄せている。
前田建設工業は、アニメやマンガ、ゲームといった空想の世界に存在する建造物を実際に建設する際の工期、工費を検討するプロジェクトを展開。広報活動として始まったプロジェクトで、2003年に第1弾として「マジンガーZ」の出撃シーンで目にする地下格納庫兼プールの工期、工費などを検証し、ウェブ連載として公開した。映画は同プロジェクトに挑んだサラリーマンたちの熱き戦いを描く。
出演者、スタッフのコメントは以下の通り。
◇小木博明さんのコメント
この映画を見ていただいたら、夢や、やる気があふれてきてしまいます。こんな時期だから、慌てて外に出ないでくださいね。
◇上地雄輔さんのコメント
この作品は笑って泣けてホッとする作品になってます。ぜひ今、自分の中でモヤモヤやフラストレーションがたまってる方は、スッキリしてすてきなゴールデンウイークを迎えてほしいと思います!
◇岸井ゆきのさんのコメント
本当にあった前田建設“ファンタジー”営業部! 普段見ることのできない作り途中のトンネルのシーンがお気に入りです。今、建っているものすべてに、想像して、計算して、実際に建てた人たちがいて、そこには常にアツイ思いがある。熱量を感じられる作品です!
◇本多力さんのコメント
とにかく熱が人から人へ伝播(でんぱ)していく作品です。撮影現場も映画同様エネルギーにあふれていました。毎日もどかしい時間が続いていますが、おうちでこの映画を見ていただいて、少しでも皆さんの日々の活力や楽しみにつながったらうれしいです!
◇町田啓太さんのコメント
おうち時間にこの映画を! ぜひたくさん笑って気晴らしにしてください! ゆっくり楽しんでもらえることを願っています。
◇六角精児さんのコメント
なかなか希望の持てない今日この頃ですが、この映画が少しでも皆様の明日への活力になることを願うばかりです。
◇上田誠さんのコメント
今こそ脳内に、いろいろなものをおっ立てる時代がやってきたのではないかと思います。マジンガーZの格納庫なんか、おっ立ててみるのも面白いのではないでしょうか。おうちで見てください。あなたの脳を、大脳新皮質をこえ、辺縁系(へんえんけい)の下、脳幹まで掘削し、ジャッキアップの夢をありありとお見せします。
<公開記念舞台あいさつ>高杉真宙、上地雄輔&おぎやはぎ小木のダメ出しにタジタジ 「本当につまんねえやつじゃん」
俳優の高杉真宙さんが2月1日、東京都内で行われた主演映画「前田建設ファンタジー営業部」(英勉=はなぶさ・つとむ=監督)の公開記念舞台あいさつに、共演の上地雄輔さんらと登場した。オタク的な熱量でプロジェクトを実現していくという本作の内容にちなみ、「オタクな部分」を聞かれた高杉さんは「ゲームとマンガとアニメが好きです」と告白し、さらにMCから特に好きなジャンルを聞かれると「なんでも好きですね」とさらりと回答。すかさず、隣に立つ上地さんから「そこファンタジー系でいいだろ! (映画タイトルが)“ファンタジー営業部”! 今(MCから)パス来てんだから!」とダメ出しされると、苦笑いで「ファンタジー系です」と答え直していた。
舞台あいさつには、岸井ゆきのさん、本多力さん、六角精児さん、お笑いコンビ「おぎやはぎ」の小木博明さん、英監督も出席。舞台あいさつでは、高杉さんらが映画で会社員役を演じていることにちなみ、「もしサラリーマンだったら何をしたいか」というテーマについてトークを展開。答える順番が高杉さんに回ってくると、小木さんから「高杉君の話はどうせつまんないしやめよう」といじられるも、高杉さんは「一応しゃべらせてくださいよ」と“抵抗”し、「人見知りですけど、営業部やって(働いて)みたいなと思って。営業部で、人見知りが治るかなと思って……」と回答。話し終えると上地さんから「本当につまんねえやつじゃん! 終わり?」と突っ込まれ、タジタジになる場面もあった。
また、過去の仕事の話になり、テレアポのアルバイトをしていたという上地さんは「すごく(電話の相手と)仲良くなって、家に行ったりしたこともあった」というエピソードを披露。仕事の内容は、ある商品への問い合わせ対応だったといい、「俺も『分かりますー』って(問い合わせ内容に)同調しちゃって、そのご夫婦と長電話になっちゃって……。それで一緒にご飯食べたりして」と明かし、登壇者を驚かせていた。
「宇宙戦艦ヤマト」のデスラー総統が“隠れキャラ”で登場 「マジンガーZ」原作者・永井豪も
俳優の高杉真宙さん主演の映画「前田建設ファンタジー営業部」(英勉監督、1月31日公開)に、アニメ「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」のデスラー総統が“隠れキャラ”として登場することが31日、明らかになった。デスラー総統の後ろ姿を捉えた場面カットも公開された。また、もう一人の隠れキャラとして、人気アニメ「マジンガーZ」の原作者である永井豪さんが登場することも分かった。
総合建設会社・前田建設工業(東京都千代田区)は、アニメやマンガ、ゲームといった空想の世界に存在する建造物を実際に建設する時の工期、工費を検討するプロジェクトを展開。広報活動として始まったプロジェクトで、2003年に第1弾として「マジンガーZ」の出撃シーンで目にする地下格納庫兼プールの工期、工費などを検証し、ウェブ連載として公開した。映画は同プロジェクトに挑んだサラリーマンたちの熱き戦いを描く。
永井さんは、映画出演にあたり、新調したスーツを着て、気合十分で撮影に参加したといい、「自然な演技ができてよかったです。どこに出てくるかお楽しみに!」とコメントを寄せている。
<映画紹介>「前田建設ファンタジー営業部」マジンガーZの格納庫建設に挑んだ実話を映画化 大人たちの胸熱な戦い
一見無意味なことに本気で取り組んだサラリーマンたちを描く映画「前田建設ファンタジー営業部」(英勉監督)が、1月31日から新宿バルト9(東京都新宿区)で公開される。総合建設会社・前田建設工業(東京都千代田区)のファンタジー営業部の実話を基にした物語。1970年代を中心に人気を集めた永井豪さん原作のロボットアニメ「マジンガーZ」に登場するマジンガーZの地下格納庫兼プールを造ったらどうなるのか。そんな突拍子もないプロジェクトに挑んだサラリーマンたちは……。
前田建設工業広報グループの上司アサガワの「うちの技術で、マジンガーの格納庫を作ろう!」という一言から始まる。舞台となる2003年は、バブル経済崩壊を経て、建設業界が先行きに不安を抱えている状況だった。そんな中でアサガワが考え出したのが、アニメやマンガの世界をブルーオーシャン(新市場)として、そこからの発注を受け、実現を目指して検討する……という体裁のプロジェクトだった。
ただし、実物としては作らない。実物を作るのと全く同じように取り組み、設計図と見積書を完成させ、“心の中に建設する”という途方もないプロジェクトに挑む。
俳優の高杉真宙さんが、広報グループの冷静な若手社員ドイを演じ、熱血上司アサガワ役でお笑いコンビ「おぎやはぎ」の小木博明さんが出演。プロジェクトに挑む個性豊かな広報グループのメンバーを上地雄輔さん、岸井ゆきのさん、本多力さんが演じている。2013年に「前田建設ファンタジー営業部」の舞台版を手がけた「ヨーロッパ企画」の上田誠さんが脚本を担当した。
上司のむちゃぶりとも思える難題に、最初は全く乗り気がしない広報グループの面々が、徐々に「マジンガーZ」の世界、そして地下格納庫兼プールの“実現”にのめり込んでいく様子がコミカルかつドラマチックに描かれる。
プロジェクトは架空世界ながら、建設工程はかなりリアルだ。アニメ「マジンガーZ」の出撃シーンを研究しながら、「出撃の時にこぼれた水はどうするのか」と本気で考え、アニメ本編の作画の揺れに苦悩する本気の大人たちが、とても格好良く見えてくる。
ダムやトンネル、発電所など数々の大プロジェクトに携わってきた前田建設工業や、プロジェクトに協力する建設会社の技術の数々も詳細に描かれ、「建設ってすごい」と驚かされた。技術者として登場する掘削オタクのヤマダ役の町田啓太さん、ダムオタクのフワ役の六角精児さんの好演も光る。
「マジンガーZ」の出撃シーンで目にした地下格納庫兼プールは、どのような形で“再現”されるのか。そして、一体どれだけの金と時間が必要なのか。一大プロジェクトの全貌に、胸が熱くなった。(岡本温子/MANTAN)
<完成披露上映会>高杉真宙 坊主頭が似合う? おぎやはぎ小木の“適当返し”に苦笑
俳優の高杉真宙さんが1月15日、主演映画「前田建設ファンタジー営業部」(英勉監督、1月31日公開)の完成披露上映会に出席した。登場人物たちが無謀なプロジェクトに向かってチャレンジする映画の内容にちなみ、“チャレンジしてみたいこと”を聞かれ「坊主(頭)にしたい」と告白した。
イベントには、上地雄輔さん、岸井ゆきのさん、本多力さん、六角精児さん、「おぎやはぎ」小木博明さん、英監督も出席。小木さんから「(坊主頭)似合うもんね。少林寺とか」と適当な返しをされた高杉さんは、「そうですね。少林寺とか、やりたいですね」と苦笑い。にぎやかなトークを繰り広げるメンバーを見た上地さんは「このみんなで海外の映画祭に行きたい」と抱負を語っていた。
誰かが話すと誰かが突っ込むなど、笑顔の絶えない舞台あいさつとなったが、上地さんは「みんな鬼のように人見知りで、全然しゃべらなかった」と撮影序盤は静かな現場だったといい、「本当に、マジでしゃべらないんだから、こんなにみんながしゃべるなんて夢にも思わない。シーンとしてた! だからちょっかい出して」と振り返ると、小木さんは「全部、間に入ってくれた。明るい雰囲気を作ってくれたのは、このおバカタレント。一人おバカがいてくれて良かったですよ」と微妙な褒め言葉をお見舞い。上地さんは「上げて下げるのはやめてください!」と語り、会場の爆笑を誘っていた。
映画「前田建設ファンタジー営業部」 マジンガーZの格納庫はいくらでできる? 建設会社の実話から生まれた話題作が来年1月公開
アニメやマンガ、ゲームといった空想の世界に存在する建造物を実際に建設する時の工期や工費を建設会社が実際に検討した実話を元にした映画「前田建設ファンタジー営業部」(英勉監督)が、2020年1月31日に公開されることが分かった。同日公開されたポスターは、主演の高杉真宙さんをセンターに、「取引先よ、これが見積書だ」というキャッチコピーをバックにして、これから挑むマジンガーZの格納庫の見積書作成という無理難題に果敢に立ち向かっていく、サラリーマンたちの熱い情熱を感じさせるビジュアルになっている。
映画の舞台は、2003年、バブル崩壊後の建設業界。ある日、アニメ「マジンガーZ」の出撃シーンで目にする地下格納庫兼プールを、「『現状の技術および材料で建設するとしたらどうなるのか?』とマジンガーZが格納されている光子力研究所の所長・弓教授から発注を受けた」という設定で検証するウェブ連載をしよう!」と、広報グループ長が提案する。広報グループの若手社員、土井航(高杉さん)は、いやいやながらプロジェクトに携わっていくうちに、社内外の技術者たちの熱意、架空のものに対してどこまでも真剣に向き合う姿を目の当たりにして、意味のないことだと思っていた業務に本気で取り組んでいくというストーリー。
総合建設会社の前田建設工業(東京都千代田区)の実話が原作で、脚本は「夜は短し歩けよ乙女」などのヨーロッパ企画代表の上田誠さん。共演として、上地雄輔さん、岸井ゆきのさん、本多力さん、「おぎやはぎ」の小木博明さん、町田啓太さん、六角精児さんも出演する。