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主演に松下奈緒&ディーン・フジオカ 全編せりふなしの物語に挑戦

松下奈緒さん、ディーン・フジオカさんが主演を務める映画「エンジェルサイン」の場面カット (C)「エンジェルサイン」製作委員会
松下奈緒さん、ディーン・フジオカさんが主演を務める映画「エンジェルサイン」の場面カット (C)「エンジェルサイン」製作委員会

 人気マンガ「シティーハンター」「キャッツ・アイ」などで知られるマンガ家の北条司さんが実写映画の総監督に初挑戦する映画「エンジェルサイン」の主演を女優の松下奈緒さん、俳優のディーン・フジオカさんが務める。全編を通してせりふを用いず、映像と音楽のみでストーリーが展開していく作品で、松下さんがチェリストのアイカ、フジオカさんはアイカの恋人でピアニストのタカヤを演じる。

 映画は、セリフを使わない短編「サイレントマンガ」を募集するマンガオーディション「サイレントマンガオーディション」のアジア・ヨーロッパの受賞作品を実写化。北条さんが描き下ろしたオリジナルの「プロローグ」と「エピローグ」を加えて構成された長編オムニバス作となる。

 チェリストのアイカとピアニストのタカヤは、恋人同士で「いつか二人の音楽で、世界中の人々を感動させたい……」と、夢を追いかけていた。しかし、タカヤは「エンジェルサイン」というチェロとピアノの二重奏曲を作り上げた直後、帰らぬ人となってしまう……という展開。

 松下さん、フジオカさんのコメントは以下の通り。

 ◇松下奈緒さんのコメント

 初めて台本をいただき、まず驚いたのはせりふが一言もなく、絵コンテだったことです。しかも、その絵コンテは北条先生が描き下ろされた絵コンテでしたのでとても感激しました。サイレントムービーもチェロ演奏も初めての経験でしたので、撮影はとても濃厚に感じました。せりふがないのでディーンさんとその場に合ったせりふでお芝居をしていたので、とても良い緊張感がありました。言葉や文化が違っていても、主人公と同じ気持ちになれる。そう改めて感じられた撮影現場でした。美しい音楽も合わせて楽しんでいただけたらうれしいです。

 ◇ディーン・フジオカさんのコメント

 北条先生はサングラスがすごく似合うと思いました。あんなにディレクターズチェアに座って、サングラスが似合う監督はウォン・カーウァイか北条先生じゃないでしょうか(笑い)。そういうハードボイルドなビジュアルから想像できない柔らかさがあって、本当に現場は自由でした。僕の世代の男の子だったら、冴羽リョウみたいな男になりたいというボーイズドリームは、皆持っていたと思うので、北条先生の作品の一部に参加させていただけるとのことで、すごく光栄です。

(C)「エンジェルサイン」製作委員会
(C)「エンジェルサイン」製作委員会

北条司「シティーハンター」作者が実写映画総監督に初挑戦 「映画製作はとても新鮮」

映画「エンジェルサイン」で実写映画の総監督に初挑戦する北条司さん
映画「エンジェルサイン」で実写映画の総監督に初挑戦する北条司さん

 人気マンガ「シティーハンター」「キャッツ・アイ」などで知られるマンガ家の北条司さんが、実写映画「エンジェルサイン」で総監督を務める。北条さんが実写映画の総監督を務めるのは、今回が初めて。同作では、マンガオーディション「サイレントマンガオーディション」に寄せられたストーリー数編に、北条さんが手がけたオリジナルストーリーを加えた「愛のものがたり」が描かれる。

 「サイレントマンガオーディション」は、マンガ誌「週刊少年ジャンプ」(集英社)の5代目編集長を務め、北条さんと「キャッツ・アイ」「シティーハンター」を作り上げた堀江信彦さんが設立したノース・スターズ・ピクチャーズが主催するマンガオーディション。マンガの「演出力」を審査する賞として、セリフを使わない短編「サイレントマンガ」を募集し、これまでに14回開催されている。北条さんは第1回から審査員を務めてきた。

 ノース・スターズ・ピクチャーズには、北条さんや、「北斗の拳」の原哲夫さん、「よろしくメカドック」の次原隆二さんといったマンガ家が参画。今回の映画では、堀江さんの思いに共感した北条さんが総監督を務めることになったという。

 北条さんは、「マンガを描くのとは違い、映画製作はとても新鮮です。気を引き締め、粛々と臨んでいきたいと思っています」とコメントを寄せている。