町田くんの世界 ニュース

<インタビュー>石井裕也監督&池松壮亮「見ると必ず優しい人になれます!」 主演の新人2人がもたらす相乗効果とは?

映画「町田くんの世界」を手がけた石井裕也監督(右)とキャストの池松壮亮さん
映画「町田くんの世界」を手がけた石井裕也監督(右)とキャストの池松壮亮さん

 「舟を編む」(2013年)や「映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ」(17年)などの作品で知られる石井裕也監督が、主演に演技経験がほぼゼロの新人俳優2人を起用して撮り上げた「町田くんの世界」。新人をバックアップするのは、9人の主演クラスの俳優たちだ。そのうちの一人、池松壮亮さんと石井監督が対談。今作を手がけることになった感想や、出演する際に心掛けたこと、また、主演の細田佳央太(かなた)さんと関水渚さん起用の理由や共演の感想を聞いた。

 ◇町田くんのような人は「いるべきだ」

 「若者のみずみずしさ、走っている姿とか、そういう青春の躍動みたいなことは、どうしても撮りたいと思いました。肉体を撮りたいと思ったのは初めてかもしれないです。それは(動いていない)マンガが原作だったからかもしれない」

 石井監督がそう語る映画「町田くんの世界」は、安藤ゆきさんが2015年から18年にかけてマンガ誌「別冊マーガレット」(集英社)で連載したマンガが原作。勉強も運動も苦手で要領も悪い。しかし人間愛だけは人一倍強い16歳の高校生、町田一(細田さん)が、それまで体験したことのない恋愛という感情に向き合う中で成長していく過程が描かれている。

 1983年生まれの石井監督は、映像化に当たって、人生で初めて少女マンガを読んだという。感想は「30歳を過ぎて、人を好きになるとか、人に優しくするとか、そういうことを丁寧に掘り下げるように描いているものを読み込むことなんかなかったので、刺激的だった。というか、新しい感覚をもたらされた気分になりました。簡単にいうと感動したんです」と本音を漏らす。半面、「現実世界に町田くんという人間を定着させるのはなかなか難しい試みだと思った」のも事実だ。しかし、「こういう人がいてもいいと思ったし、いるべきだ」という思いから監督を引き受けた。

 ◇「必要とされないキャラクター」を演じる池松

 「石井さんが少女マンガを手がけると聞いて、ものすごくうれしかったし、わくわくしました」と語る池松さん。学生時代から石井監督の作品を追いかけ、「次は何をやるのか勝手に楽しみにしていた」という池松さんにとっては、少女マンガが原作ということによって劇場に足を運ぶ観客の「間口がものすごく広く」なり、「普段、石井さんの映画を見ない人たちも、この映画にアクセスしようとする」ことに素直に喜びを感じた。

 その池松さんが演じる吉高洋平は、出版社に勤務し、ゴシップ記事を書く、石井監督の言葉を借りれば、「人間の悪意のかたまりしか見ていない」、いわば町田くんとは対極にいる男だ。池松さんは、その吉高の立ち位置を「町田くんが外の世界に向かったとき、その外の世界と町田くんの世界をつなぐ役割」と説明する。

 池松さんによると、「普段、2人の恋愛を描くことがゴール」である少女マンガの世界において、吉高のような存在は「必要とされないキャラクター」だ。しかし今作は、町田くんの恋愛話以上に、生きること、その過程で悩むこと、さらに、人間そのものを愛することをうたう人間賛歌。そこで池松さんは、“悪意のかたまりしか見ていない”吉高が、「まっさらな心の町田くんを信じることができなければ、その先にいるお客さんも(町田くんを)信じられない。その点において、ものすごく重要な役割をいただいた」との思いで演じていったという。

 ◇作品にいい作用を及ぼす2人の新人

 町田くんを演じた細田さんと、町田くんと深く関わっていくクラスメート、猪原奈々役の関水さんは、1000人もの応募者の中からオーディションで選ばれた。起用の理由を石井監督は、「人を好きになることがどういうことなのか分からないというキャラクターで、でも、分からないことがあるからこの世界は素晴らしいというテーマもあって、そういう映画を作るに当たって、本当に右も左も分からない人がいい、生々しい苦悩をしてくれる人の方が面白くなると思ったからです」と説明する。

 実際、2人と一緒にカメラの前に立った池松さんは、「僕ら、普段からお芝居を生業(なりわい)としている職業俳優には絶対できないようなことを2人とも平然としますし(笑い)、ものすごく面白いですよ。面白いし、僕らにも新しい感覚が生まれるし、いつも以上に気を抜けませんでした」と明かす。というのは、観客の視点が「絶対的にこっち(池松さん自身)に来る」ことが予想できるからだ。それが池松さんには「面白くもあり、刺激にもなり」、また「映画にもいい作用を及ぼすのではないかと思います」と話す。

 ◇2019年、最も必要な映画

 これから見る人にメッセージを求めると、池松さんが「まずは町田くんに出会ってほしいですね。その先のことは、(映画を)見てから一緒に話しましょうという感じです」と言えば、石井監督は、「この映画に全部込めているので……」と返答に困りながらも、「ものすごく元気な、楽しい映画です。それぐらいしか言うことないけどなあ」と頭を抱えた。見かねた池松さんが「2019年、世界にとって最も必要な映画だと僕は思います」と宣言すると、石井監督が「ありました、メッセージ」と頭を上げ、「これを見ると必ず優しい人になれます!」と締めくくった。

 映画は、勉強も運動も苦手で要領も悪く、しかし、分け隔てなく人を愛することができる心優しい高校生、町田くんが、人嫌いのクラスメートの猪原さんに出会い、初めて知る感情と向き合う中で、悩み、迷い、成長していく姿を描く。町田くんを新人の細田さん、猪原さんをやはり新人の関水さんが演じ、2人を岩田剛典さん、高畑充希さん、前田敦子さん、太賀さん、池松壮亮さん、戸田恵梨香さん、佐藤浩市さん、北村有起哉さん、松嶋菜々子さんという主演クラスの俳優9人が支え、心温まるストーリーが展開していく。

 (取材・文・撮影/りんたいこ)

<公開記念舞台あいさつ>岩田剛典、兄貴分EXILE AKIRAの結婚に喜び 「奇跡のような組み合わせ」

映画「町田くんの世界」の公開記念舞台あいさつに登場した岩田剛典さん
映画「町田くんの世界」の公開記念舞台あいさつに登場した岩田剛典さん

 ダンス・ボーカルグループ「EXILE」「三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE」の岩田剛典さんが6月8日、東京都内で開催された映画「町田くんの世界」(石井裕也監督)の公開記念舞台あいさつに登場。MCを務めた太賀さんから、映画にちなんで「実際に起きた奇跡のような出来事」を聞かれた岩田さんは、「最近うれしかったのは、同じグループの兄貴分のAKIRAさんがご結婚されて、まさかお相手がアジアのスーパースターの林志玲(リン・チーリン)さんという、奇跡のような組み合わせで……」と6日にAKIRAさんが林志玲さんとの結婚を発表したことを挙げ、「本当にうれしくて自分のことのように思っています」と喜びを明かした。

 映画は、2015~18年にマンガ誌「別冊マーガレット」(集英社)で連載され、「第20回手塚治虫文化賞」の新生賞を受賞した安藤ゆきさんの同名マンガが原作。運動も勉強も苦手で、見た目も普通な町田くんは、困った人のことは絶対に見過ごさず、接した人みんなの世界を変えてしまう不思議な力が……? そんな優しさにあふれていた“町田くんの世界”がひっくり返る出来事が起き……というストーリー。

 舞台あいさつにはダブル主演を務めた細田佳央太(かなた)さんと関水渚さん、高畑充希さん、前田敦子さん、池松壮亮さん、松嶋菜々子さん、石井監督も出席。今作が映画初主演となった細田さんは「たくさんの方々に見ていただけるのはわくわくしているけど、正直まだ公開したという実感が湧いてない状態です」と心境を明かしつつ、「上映場所が限られてはいるんですけど、全世界の人がこの映画を見るような奇跡が起きたらうれしいなと思っています」と笑顔で語った。

<公開記念舞台あいさつ>前田敦子、第1子にデレデレ 「私の子でこんな可愛い子が…」

映画「町田くんの世界」の公開記念舞台あいさつに登場した前田敦子さん
映画「町田くんの世界」の公開記念舞台あいさつに登場した前田敦子さん

 女優の前田敦子さんが6月8日、東京都内で開催された映画「町田くんの世界」(石井裕也監督)の公開記念舞台あいさつに高畑充希さんらと登場。今年3月に第1子男児を出産した前田さんは、MCを務めた太賀さんから「実際に起きた奇跡のような出来事」を聞かれると、出産翌日に高畑さんが子供に会いに来たことに触れ「みっちゃん(高畑さん)が我が子に会いに来てくれたときは、まだ生まれたばかりで顔がぱんぱんだったんですね。でも、今はすごい目が大きくて。私の子でこんなに可愛い子が生まれるなんて、奇跡だ、って」と我が子にデレデレ。続けて「のろけです……失礼しました」と照れ笑いを浮かべ、周囲を笑わせていた。

 高畑さんは、「あっちゃん(前田さん)が出産した次の日に、赤子に会いに行ったんですよね」と明かし、「私の中で、あっちゃんって19歳ぐらいで止まっていて。あっちゃんのおなかから人間が出てくるなんて奇跡だと思いました(笑い)。震えちゃうような感動がありました、『人間が出てくるんだ』と。すごくうれしくて、それは奇跡だなと思いました」と振り返って感慨深げに語った。

 舞台あいさつにはダブル主演を務める細田佳央太(かなた)さんと関水渚さん、ダンス・ボーカルグループ「EXILE」「三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE」の岩田剛典さん、池松壮亮さん、松嶋菜々子さん、石井監督も出席。MCをキャストの太賀さんが務めた。

<インタビュー>いきなり主演 “超新人”が触れた演技の世界 細田佳央太「謎の高揚感」、関水渚「リハで号泣」…

映画「町田くんの世界」で主演を務めた細田佳央太さん(左)と関水渚さん
映画「町田くんの世界」で主演を務めた細田佳央太さん(左)と関水渚さん

 「第37回日本アカデミー賞」で最優秀作品賞などを受賞した映画「舟を編む」の石井裕也監督がメガホンをとり、安藤ゆきさんの同名マンガを実写化した映画「町田くんの世界」。同作の主演にオーディションで抜てきされたのが、新人の細田佳央太(かなた)さん(17)と関水渚さん(21)だ。共に映画デビュー作で、演技経験がほとんどないまま、撮影に挑んだ2人が触れた演技の世界とは? 岩田剛典さん、高畑充希さん、前田敦子さん、太賀さん、池松壮亮さんらと共演し、「本当にすてきな役者さんばかりで、支えてもらった部分が多かった」と振り返る細田さんと関水さんに話を聞いた。

 ◇町田くん・細田佳央太「僕が生きてきた中で使えるものは、何もなかった」

 「町田くんの世界」は、運動も勉強も苦手で、見た目も普通ながら、困った人のことは絶対に見過ごさず、接した人みんなの世界を変えてしまう不思議な力を持つ町田くんが、これまで知ることのなかった“分からない感情”に出会い、その感情に全力で向き合う姿を描く。細田さんは完成した映画の印象を、「何かに本気に向き合ったり、全力で取り組むって、周囲に引かれがちなんですけど、本当はそうじゃなくて。町田くんのような姿勢こそが一番、かっこいいし、すごくすてきなことなんだなって感じました」と明かす。

 無自覚ながら、人を愛し、人から愛される物静かなメガネ男子の町田くんを、原作マンガと遜色ないビジュアルとひたむきさで再現してみせた細田さん。役作りの軸となったのは、町田くんの「全世界を家族のように思う、優しさ」。細田さん自身「僕が生きてきた中で使えるものは、何もなかった」というが、オーディションでの細田さんの印象を「一人だけ異彩を放っていて、理屈でも経験でもない、作品に人生をささげられる人だと感じました」と語っていた石井監督らの支えもあり、最後まで演じ切ることができたという。

 演技経験ほぼゼロということもあってか、「まだまだ全然足りてない部分しかない」としながらも、撮影ではうれしい体験も。週刊誌記者役で出演している池松さんとの共演シーンで、細田さんは「二人でぶつかり合うシーンは一番印象に残っていて。そこで生まれて初めて『芝居ってこんなにも楽しいものなんだ』って思ったんですね。お芝居をしている最中はもちろん、カットがかかって、カメラ位置を変えている時もにやけが止まらない、謎の高揚感があったんです」と声を弾ませる。

 更に「とにかく『町田くんの世界』が自分の俳優としての基盤になったので、そこで学んだことを基にもっといろいろな作品に出て、役と出会って、新しいことを吸収して成長していきたいです。どの役もできるように、を一番に考えているので。憧れの俳優さんは持たないようにしているんですけど、でも池松さんのようなすごい俳優になれるよう頑張りたいなって思っています」と力を込める。

 ◇「自己嫌悪」の塊のようなヒロイン好演 関水渚「厳しさも楽しさの一部」

 町田くんのクラスメートで町田くんとは対照的な人嫌いのヒロイン・猪原奈々を演じたのが関水さんだ。北島直明プロデューサーは、関水さんについて「演技経験もテクニックも何もないはずなのに、不思議な魅力というか華やかさというか、とてつもない伸び代を感じ、彼女に懸けてみようと思いました」とコメント。その通り「自己嫌悪」の塊のようなヒロインを好演してみせた。

 撮影では石井監督から「振り切ってお芝居をしなくてはいけないってずっと言われていた」という関水さん。「でも、本当にお芝居をやったことがなかったので、恐る恐るになってしまって。監督は何でも分かっているからバレてしまって、『もっとできるでしょう』って言われるんですけど、それでもやっぱりできなくて……」と苦笑い。

 「リハーサルをやらせていただいた時も、思いっきり笑う、舞う、踊るっていうのを、私一人できなくて号泣してしまったり。その時は本当につらかったですね」としみじみと振り返る。

 そんな映画デビュー作で味わったつらさや涙も、関水さんにとってはいい思い出。今では「ここまでハマったものがないっていうくらいお芝居にハマってしまっている」といい、「なんだかすごく楽しいんですね。知らなかった自分の一面を知るのも楽しいし、役の子のことをどんどんと知っていくのも楽しい。ごはん食べる時、何から箸を付けるんだろうとか、朝起きたら何をするんだろうって、自分の生活に入ってくる感じ。そうやって役のことを考えている時間が楽しいし、あとは監督が厳しく指導してくれるのも、普段の生活で怒られるってそうそうあるものじゃないから、それも多分楽しさの一部なんだろうな」と話している。

 女優として今後「やりたいことはたくさんある」という関水さんは「もう一回、石井監督の作品に出たい」と笑顔を見せる。「朝ドラ(NHK連続テレビ小説)や連続ドラマにも出たいなって今は思っていて。そう思わせてくれたのが『まんぷく』。見ていて本当に面白くて、安藤サクラさんはもちろん、ほかのキャストの皆さんもすてきで、朝から温かい気持ちになったので。台本を読んでいてすごく面白かったんだろうなって思ったら、私もやりたいなって気持ちが大きくなっていた。だからいつか、『まんぷく』のような作品にも出会えたらなって思っています」と目を輝かせていた。

(C)安藤ゆき/集英社 (C)2019 映画「町田くんの世界」製作委員会
(C)安藤ゆき/集英社 (C)2019 映画「町田くんの世界」製作委員会
(C)安藤ゆき/集英社 (C)2019 映画「町田くんの世界」製作委員会
(C)安藤ゆき/集英社 (C)2019 映画「町田くんの世界」製作委員会
(C)安藤ゆき/集英社 (C)2019 映画「町田くんの世界」製作委員会
(C)安藤ゆき/集英社 (C)2019 映画「町田くんの世界」製作委員会
(C)安藤ゆき/集英社 (C)2019 映画「町田くんの世界」製作委員会
(C)安藤ゆき/集英社 (C)2019 映画「町田くんの世界」製作委員会
(C)安藤ゆき/集英社 (C)2019 映画「町田くんの世界」製作委員会
(C)安藤ゆき/集英社 (C)2019 映画「町田くんの世界」製作委員会
(C)安藤ゆき/集英社 (C)2019 映画「町田くんの世界」製作委員会
(C)安藤ゆき/集英社 (C)2019 映画「町田くんの世界」製作委員会
(C)安藤ゆき/集英社 (C)2019 映画「町田くんの世界」製作委員会
(C)安藤ゆき/集英社 (C)2019 映画「町田くんの世界」製作委員会
(C)安藤ゆき/集英社 (C)2019 映画「町田くんの世界」製作委員会
(C)安藤ゆき/集英社 (C)2019 映画「町田くんの世界」製作委員会
(C)安藤ゆき/集英社 (C)2019 映画「町田くんの世界」製作委員会
(C)安藤ゆき/集英社 (C)2019 映画「町田くんの世界」製作委員会
(C)安藤ゆき/集英社 (C)2019 映画「町田くんの世界」製作委員会
(C)安藤ゆき/集英社 (C)2019 映画「町田くんの世界」製作委員会

<映画紹介>「町田くんの世界」不器用な男子が恋に目覚め… 岩田剛典、戸田恵梨香ら主役級が高校生役で超新人を取り囲む

映画「町田くんの世界」の一場面 (C)安藤ゆき/集英社 (C)2019 映画「町田くんの世界」製作委員会
映画「町田くんの世界」の一場面 (C)安藤ゆき/集英社 (C)2019 映画「町田くんの世界」製作委員会

 「舟を編む」(2013年)などで知られる石井裕也監督の新作「町田くんの世界」が、6月7日から丸の内ピカデリー(東京都中央区)ほかで公開される。勉強も運動も苦手だけど、人を愛する才能に長けた男子高校生が、恋を知り、自分と向き合い、周囲に影響を与えるさまをコミカルに映し出す。1000人を超えるオーディションで選ばれた新人の細田佳央太さんと関水渚さんを、池松壮亮さん、岩田剛典さん、前田敦子さん、高畑充希さん、太賀さん、戸田恵梨香さん、佐藤浩市さん、北村有起哉さん、松嶋菜々子さんら主役級俳優陣が包んでパワフルに展開する。

 原作は15~18年にマンガ誌「別冊マーガレット」(集英社)で連載され、16年に手塚治虫文化賞新生賞受賞を受賞した安藤ゆきさんの同名マンガ。

出典:YouTube
(C)安藤ゆき/集英社 (C)2019 映画「町田くんの世界」製作委員会
(C)安藤ゆき/集英社 (C)2019 映画「町田くんの世界」製作委員会
(C)安藤ゆき/集英社 (C)2019 映画「町田くんの世界」製作委員会
(C)安藤ゆき/集英社 (C)2019 映画「町田くんの世界」製作委員会
(C)安藤ゆき/集英社 (C)2019 映画「町田くんの世界」製作委員会
(C)安藤ゆき/集英社 (C)2019 映画「町田くんの世界」製作委員会
(C)安藤ゆき/集英社 (C)2019 映画「町田くんの世界」製作委員会
(C)安藤ゆき/集英社 (C)2019 映画「町田くんの世界」製作委員会

 町田一(細田さん)は勉強も運動もできず、要領も悪く、携帯電話も持っていない地味な高校生。温かい家族と暮らし、人を愛する才能だけはズバ抜けていた。ある日、授業中にけがをして保健室を訪れると、そこでサボっていた猪原奈々(関水さん)と出会う。不在だった先生の代わりに手当てしてもらった町田くんは、人嫌いの彼女に心を奪われ……というストーリー。

 細田さんはこれまで登場人物の幼少期役はあったものの、これが映画初主演。関水さんは17年にCMデビューをしたばかりの新人だ。2人共、「主演は新人で」とは決めていなかった石井監督のハートをつかみ、異例の大抜てきをされた。同じ高校生の役を、岩田さん、高畑さん、前田さん、太賀さんが演じ、リズム感のある芝居で楽しませてくれる。

 メガネ男子の町田くんは、とにかく一生懸命。全ての人が好きだが、まだ恋を知らなかった。彼の善行と、不器用な日常、そして愛すべき性格がテンポ良く語られていき、冒頭からワクワクする。

 純朴そうな風貌の町田くんと、野性味のある美少女、猪原さんが恋に落ちる瞬間を、不器用男子の視点で見せてくれ、ニヤリとさせられる。その後、恋という、生まれて初めての感情に出合った町田くんが、頭をかきむしり、翻弄(ほんろう)されていき、疲れた大人や友達、周りをどんどん巻き込んでいく。予想のつかない展開、ラストまでパワフルで、スクリーンから目が離せない。

 石井監督にとって、初めての少女マンガ原作。新人俳優と主演級俳優とのコラボレーションを、緊張感を持って35ミリフィルムで撮り上げた。町田くんの遅過ぎる走りっぶりがあまりにも面白い。原作にある「50メートルが12秒4」を実写化するため、細田さんは訓練を積んだそう。主題歌は、平井堅さん書き下ろしの「いてもたっても」。(キョーコ/フリーライター)

(C)安藤ゆき/集英社 (C)2019 映画「町田くんの世界」製作委員会
(C)安藤ゆき/集英社 (C)2019 映画「町田くんの世界」製作委員会
(C)安藤ゆき/集英社 (C)2019 映画「町田くんの世界」製作委員会
(C)安藤ゆき/集英社 (C)2019 映画「町田くんの世界」製作委員会
(C)安藤ゆき/集英社 (C)2019 映画「町田くんの世界」製作委員会
(C)安藤ゆき/集英社 (C)2019 映画「町田くんの世界」製作委員会
(C)安藤ゆき/集英社 (C)2019 映画「町田くんの世界」製作委員会
(C)安藤ゆき/集英社 (C)2019 映画「町田くんの世界」製作委員会
(C)安藤ゆき/集英社 (C)2019 映画「町田くんの世界」製作委員会
(C)安藤ゆき/集英社 (C)2019 映画「町田くんの世界」製作委員会
(C)安藤ゆき/集英社 (C)2019 映画「町田くんの世界」製作委員会
(C)安藤ゆき/集英社 (C)2019 映画「町田くんの世界」製作委員会

<動画>前田敦子が高畑充希に「あ?」 全速力で駆け抜ける岩田剛典も

出典:YouTube

 新人の細田佳央太(かなた)さんと関水渚さんが主演を務める映画「町田くんの世界」(石井裕也監督、6月7日公開)の15秒のスポット映像が6月1日、公開された。映像は「ラストの衝撃に劇場騒然」というナレーションからスタート。太賀さんが「えっ」と驚いている様子や、廊下を全速力で駆け抜ける岩田剛典さん、また高畑充希さんが「そっすか」と話すと、怒り顔の前田敦子さんが「あ?」と話す場面などが収録されている。

 最後には、「分かりません!」と叫ぶ関水さんに対し、池松壮亮さんが「分からないのが恋ってやつか!」と興奮気味に納得する姿、細田さんと関水さんが風船で飛んでしまうシーンが登場する。

映画「町田くんの世界」の1シーン(C)安藤ゆき/集英社 (C)2019 映画「町田くんの世界」製作委員会
映画「町田くんの世界」の1シーン(C)安藤ゆき/集英社 (C)2019 映画「町田くんの世界」製作委員会

土屋アンナ、岩田剛典に容赦なくダメ出し カメラマン役で映画「町田くんの世界」出演

映画「町田くんの世界」にカメラマン役で出演している土屋アンナさん (C)安藤ゆき/集英社 (C)2019 映画「町田くんの世界」製作委員会
映画「町田くんの世界」にカメラマン役で出演している土屋アンナさん (C)安藤ゆき/集英社 (C)2019 映画「町田くんの世界」製作委員会

 モデルでタレントの土屋アンナさんが、安藤ゆきさんの同名マンガを実写化する映画「町田くんの世界」(石井裕也監督、6月7日公開)に出演している。成績優秀、スポーツ万能、容姿端麗で読者モデルの仕事をしている高校生・氷室雄(岩田剛典さん)に容赦なくダメ出しするカメラマン役で登場する。

 劇中では、眉間(みけん)にしわを寄せながら「それじゃない」「もっと考えて」「ダメ」などと、岩田さんのポージングに対して、次々と注文を付け、迫力のあるダメ出しをする土屋さんの姿も見どころとなっている。

 そのほか、関水渚さん演じる主人公の一人・猪原奈々の母親で、不倫をして業界から干されてしまった元アナウンサー役として笛木優子さん、池松壮亮さん扮(ふん)する週刊誌の記者に不倫現場を激写されてしまう女優役で佐田真由美さんが出演。それぞれ本作で描かれる“悪意に満ちた世界”を体現するキャラクターとなっている。

(C)安藤ゆき/集英社 (C)2019 映画「町田くんの世界」製作委員会
(C)安藤ゆき/集英社 (C)2019 映画「町田くんの世界」製作委員会
(C)安藤ゆき/集英社 (C)2019 映画「町田くんの世界」製作委員会
(C)安藤ゆき/集英社 (C)2019 映画「町田くんの世界」製作委員会

<ジャパンプレミア>高畑充希、食べ過ぎで「顔が満月に…」 新人時代の失敗明かす

映画「町田くんの世界」のジャパンプレミアに登場した高畑充希さん
映画「町田くんの世界」のジャパンプレミアに登場した高畑充希さん

 女優の高畑充希さんが5月7日、東京都内で開催された、映画「町田くんの世界」(石井裕也監督、6月7日公開)のジャパンプレミアイベントに、ダブル主演を務める新人の細田佳央太(ほそだ・かなた)さんと関水渚さんと共に登場。高畑さんが14歳の新人時代の失敗談を明かし、新人2人にアドバイスを送った。

 高畑さんは「初めて映画に出たとき、沖縄ロケで食べ過ぎて、ファーストシーンと最後でつながらなくなりました。(食べ過ぎた)結果、顔が満月になって……。人が変わったみたいになって、反省しました」と苦笑い。「地方ロケでおいしい物が多いから、気をつけてください」と話して笑わせていた。

<ジャパンプレミア>岩田剛典、大遅刻で“スライディング土下座” 新人時代の失敗告白

映画「町田くんの世界」のジャパンプレミアに登場した岩田剛典さん
映画「町田くんの世界」のジャパンプレミアに登場した岩田剛典さん

 ダンス・ボーカルグループ「EXILE」「三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE」の岩田剛典さんが5月7日、東京都内で開催された映画「町田くんの世界」(石井裕也監督、6月7日公開)のジャパンプレミアに登場。今作は新人の細田佳央太(ほそだ・かなた)さんと関水渚さんがダブル主演を務めており、岩田さんは「クランクイン前、石井さんから『とにかく2人を芝居でめちゃくちゃにしてくれ』と言われ、別の意味でプレッシャーを受け、現場は緊張感がありました」と明かした。

 また、新人時代の失敗談を聞かれた岩田さんは「初めての舞台のゲネプロの日に、大遅刻をしたことがあって、そのままスライディング土下座しちゃいました……」と告白。「その日は生きている心地がしなかった」と苦笑いで振り返り、細田さんと関水さんに「遅刻とか、だめだと思います」とアドバイスを送っていた。

 イベントには岩田さん、細田さん、関水さんのほか、キャストの高畑充希さん、太賀さん、池松壮亮さん、北村有起哉さん、石井監督が出席。映画の見どころについて、細田さんは「とにかく一生懸命やりました。エネルギーの強さを感じてください」、関水さんは「初めてのお芝居だったので、とにかく一生懸命お芝居をしました。心が温かくなる作品です」と初々しくアピールしていた。

「面食らった」「クセになる」 岩田剛典、前田敦子らコメント入り特別映像

出典:YouTube

 新人の細田佳央太(かなた)さんと関水渚さんが主演を務め、安藤ゆきさんの同名マンガを実写化する映画「町田くんの世界」(石井裕也監督、6月7日公開)の特別映像が公開された。映像は、作品について岩田剛典さんが「本当に面食らった」と話し、前田敦子さんが「クセになる映画だと思います」と語るなど、出演者のコメントが次々と紹介される内容になっている。

高畑充希&前田敦子の制服カット公開 池松壮亮のシーンも

映画「町田くんの世界」のシーンカット (C)安藤ゆき/集英社 (C)2019 映画「町田くんの世界」製作委員会
映画「町田くんの世界」のシーンカット (C)安藤ゆき/集英社 (C)2019 映画「町田くんの世界」製作委員会

 新人の細田佳央太(かなた)さんと関水渚さんが主演を務め、安藤ゆきさんの同名マンガを実写化する映画「町田くんの世界」(石井裕也監督、6月7日公開)の場面写真が公開された。同作では、2010年10~12月に放送された学園ドラマ「Q10(キュート)」(日本テレビ系)に出演した高畑充希さん、前田敦子さん、池松壮亮さんが再共演。今回公開された場面写真は、制服を着た主人公・町田くん(細田さん)の後輩・高嶋さくら役の高畑さん、町田くんの同級生・栄りら役の前田さんが登場するシーン、週刊誌記者の吉高洋平役の池松さんが登場するシーンなど。

(C)安藤ゆき/集英社 (C)2019 映画「町田くんの世界」製作委員会
(C)安藤ゆき/集英社 (C)2019 映画「町田くんの世界」製作委員会
(C)安藤ゆき/集英社 (C)2019 映画「町田くんの世界」製作委員会
(C)安藤ゆき/集英社 (C)2019 映画「町田くんの世界」製作委員会
(C)安藤ゆき/集英社 (C)2019 映画「町田くんの世界」製作委員会
(C)安藤ゆき/集英社 (C)2019 映画「町田くんの世界」製作委員会

怒る岩田剛典、高畑充希は涙… 超新人主演の話題作の予告編

映画「町田くんの世界」の一場面 (C)安藤ゆき/集英社 (C)2019 映画「町田くんの世界」製作委員会
映画「町田くんの世界」の一場面 (C)安藤ゆき/集英社 (C)2019 映画「町田くんの世界」製作委員会

 新人の細田佳央太(かなた)さんと関水渚さんが主演を務め、安藤ゆきさんの同名マンガを実写化する映画「町田くんの世界」(石井裕也監督、6月7日公開)の予告編が4月1日、公開された。30秒間の予告編には、岩田剛典さん演じる氷室雄が、同級生の町田一(細田さん)に「必死こいて生きても意味ねえぞ!」と怒る姿や、涙を流す高嶋さくら(高畑充希さん)に町田が「さくらさんは大切な人だよ」と“イケメン発言”をするシーンなどが収められている。

出典:YouTube

 予告編には、町田から「栄さんは人が好き?」と聞かれた栄りら(前田さん)が、けげんな顔で「なんだその質問」と返す場面や、氷室と西野亮太(太賀さん)が廊下をダッシュするシーンなどが収められている。

 1000人超えのオーディションを勝ち抜き、主演に抜てきされた細田さんと関水さんのキャスト発表時のコメントも公開された。細田さんは「主人公の町田くんを演じると決まった時はすごくうれしかったです。と同時に、新人の自分が主演として撮影に臨むことに対し、プレッシャーと緊張が押し寄せてきました。そんないろんな感情が入り交じった中、現場に入りましたが、出演者・スタッフの皆さんにたくさん支えられ、皆さんの思いに負けないように食らいついて臨みました」と話した。

 町田のクラスメートでヒロインの猪原奈々を演じる関水さんは、「本当に驚きましたし、うれしかったですが、それを超えるほどのプレッシャーと不安がありました。撮影初日に、石井監督が『ビシっとしてないと負けちゃうよ!』と言ってくださって、いろいろなものに負けないように吹っ切れました」と振り返った。

(C)安藤ゆき/集英社 (C)2019 映画「町田くんの世界」製作委員会
(C)安藤ゆき/集英社 (C)2019 映画「町田くんの世界」製作委員会

平井堅「町田くんの世界」主題歌書き下ろし 本予告映像で初披露

映画「町田くんの世界」の主題歌を担当するシンガー・ソングライターの平井堅さん
映画「町田くんの世界」の主題歌を担当するシンガー・ソングライターの平井堅さん

 シンガー・ソングライターの平井堅さんが、映画「町田くんの世界」(石井裕也監督)の主題歌を担当する。主題歌は平井さんによる完全書き下ろしの「いてもたっても」で、この日公開された本予告映像で、主題歌が初披露された。映画の世界観に合わせて楽曲を書き下ろした平井さんは、「人はなぜ恋をするのか? 太古から我々が抱えてきたこのテーマを、こんなにみずみずしい視点で描けるなんて! 町田くんが見ている世界に音を付けられたら。そんなサントラ的感覚で書きました」とコメントしている。

 公開された本予告映像は、「この世界は悪意に満ちている」というテロップからスタート。地味で、メガネで、運動も、勉強もできない、とにかく取り得なし。でも、全人類が自分と家族と思えるほど、“人を愛する才能”だけはズバ抜けている町田くんの様子が描かれている。町田くんが、同級生の栄りら(前田さん)に「人が好き?」と質問すると、「なんだその質問」と返される場面などが収められている。

出典:YouTube

超豪華キャストに失神寸前!? 新人オーディション舞台裏に迫る特別映像公開

映画「町田くんの世界」に出演する(上段左から)細田佳央太さん、関水渚さん、(中段左から)岩田剛典さん、高畑充希さん、前田敦子さん、太賀さん、(下段左から)池松壮亮さん、戸田恵梨香さん、佐藤浩市さん、松嶋菜々子さん、北村有起哉さん(C)2019 映画「町田くんの世界」製作委員会
映画「町田くんの世界」に出演する(上段左から)細田佳央太さん、関水渚さん、(中段左から)岩田剛典さん、高畑充希さん、前田敦子さん、太賀さん、(下段左から)池松壮亮さん、戸田恵梨香さん、佐藤浩市さん、松嶋菜々子さん、北村有起哉さん(C)2019 映画「町田くんの世界」製作委員会

 新人の細田佳央太(かなた)さんと関水渚さんが主演に抜てきされた、安藤ゆきさんの同名マンガを実写化する映画「町田くんの世界」(石井裕也監督、6月7日公開)の特別映像が3月1日、公開された。1000人超が参加したという主演を選ぶオーディションの舞台裏を収録したもので、細田さんと関水さんが自己紹介する場面や、合格した後、豪華すぎるキャスト名を発表されたときの2人の様子などが収められている。

 「町田くんの世界」は、2015~18年にマンガ誌「別冊マーガレット」(集英社)で連載され、「第20回手塚治虫文化賞」の新生賞を受賞したマンガ。映画は、演技経験ほぼゼロという細田と関水さんを主演に抜てき。岩田剛典さん、高畑充希さん、前田敦子さん、太賀さん、池松壮亮さん、戸田恵梨香さん、佐藤浩市さん、北村有起哉さん、松嶋菜々子さんといった豪華俳優陣が脇を固める。

出典:YouTube


 公開された特別映像では、石井監督と北島直明プロデューサーから豪華共演者を告げられるたびに、チラ見、ため息、驚きを隠せない表情などを見せる細田さんの素のリアクションや、硬直状態からあまりのプレッシャーで泣き出してしまう関水さんの様子も収録。細田さんは、「かみ付いていくしかないぐらいの勢いでやろうと思います!」と意気込みを語っている。終盤には、本編映像の一部が初公開されている。

実写映画「町田くんの世界」主演に新人2人抜てき 岩田剛典、高畑充希、戸田恵梨香ら豪華キャストも

映画「町田くんの世界」に出演する(上段左から)細田佳央太さん、関水渚さん、(中段左から)岩田剛典さん、高畑充希さん、前田敦子さん、太賀さん、(下段左から)池松壮亮さん、戸田恵梨香さん、佐藤浩市さん、松嶋菜々子さん、北村有起哉さん(C)2019 映画「町田くんの世界」製作委員会
映画「町田くんの世界」に出演する(上段左から)細田佳央太さん、関水渚さん、(中段左から)岩田剛典さん、高畑充希さん、前田敦子さん、太賀さん、(下段左から)池松壮亮さん、戸田恵梨香さん、佐藤浩市さん、松嶋菜々子さん、北村有起哉さん(C)2019 映画「町田くんの世界」製作委員会

 「第37回日本アカデミー賞」で最優秀作品賞などを受賞した映画「舟を編む」の石井裕也監督がメガホンを取り、安藤ゆきさんの同名マンガを実写化する映画「町田くんの世界」の主演に、新人の細田佳央太(かなた)さん(17)と関水渚さん(20)が抜てきされたことが1月22日、分かった。「三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE」の岩田剛典さん、高畑充希さん、前田敦子さん、太賀さん、池松壮亮さん、戸田恵梨香さん、佐藤浩市さん、北村有起哉さん、松嶋菜々子さんといった“主役級”の豪華キャストの出演も発表された。

 「町田くんの世界」は、2015~18年にマンガ誌「別冊マーガレット」(集英社)で連載され、「第20回手塚治虫文化賞」の新生賞を受賞したマンガ。映画は、運動も勉強も苦手で、見た目も普通な町田くんは、困った人のことは絶対に見過ごさず、接した人みんなの世界を変えてしまう不思議な力が……!? そんな優しさにあふれていた“町田くんの世界”がひっくり返る出来事が起き……というストーリー。

 細田さんは主人公の町田一、関水さんはヒロインの猪原奈々、岩田さんは町田の同級生・氷室雄、高畑さんも同じく同級生の高嶋さくら、前田さんも同級生の栄りら、太賀さんも同級生の西野亮太を演じる。町田くんの世界に関わるキャラクター・吉高洋平を池松さん、吉高葵を戸田さん、日野を佐藤さん、町田の父・あゆたを北村さん、母・百香を松嶋さんが演じる。

 石井監督がマンガを実写化するのは初めて。映画は全編35ミリフィルムを使用して、昨年7~8月に撮影された。

 細田さんと関水さんの起用は、1000人を超えるオーディションを行い、石井監督自ら選考したという。石井監督は細田さんについて「一人だけ異彩を放っていて、理屈でも経験でもない、作品に人生を捧げられる人だと感じました。この人と組めば間違いないと16歳に思わせられました」とコメント。北島直明プロデューサーは関水さんについて「演技経験もテクニックも何もないはずなのに、不思議な魅力というか華やかさというか、とてつもない伸びしろを感じ、彼女に賭けてみようと思いました」と語っている。映画は6月7日公開。