宮本から君へ ニュース

<インタビュー>池松壮亮 宮本を演じているときは「傲慢でした」 演技のためなら抜歯もいとわず…

映画「宮本から君へ」について語った池松壮亮さん
映画「宮本から君へ」について語った池松壮亮さん

 映画「宮本から君へ」(真利子哲也監督、9月27日公開)で、主人公の宮本浩を演じた俳優の池松壮亮さん。2018年4月期に放送されたドラマ版からの続投だ。「(宮本に)どっぷりつかってやって来たので、作品が出来上がってとにかくほっとしました」と安堵(あんど)の表情を浮かべる池松さんに、話を聞いた。

 ◇「僕から社会性を抜くと」宮本になる?

 原作は、マンガ家の新井英樹さんが1990年代前半に発表し、多くの若者を魅了した同名マンガ。ドラマ版は、文具メーカー「マルキタ」に入社した宮本が、営業マンとして奮闘する姿を描いた、いわば「サラリーマン編」だった。映画は、宮本と蒼井優さん演じる中野靖子の愛の試練を軸に展開していく。

 「僕から社会性というものをすべて抜くとこうなるのかもしれない」と池松さんは演じた宮本について語る。自身としては「普段はクールにしている(笑い)」というが、「割と表裏がある人間」で、「昔からあきらめが悪い」性分だという。宮本を演じているときの自分は、「僕の中にあった小さなものが増幅してしまった」ように感じ、「相当、傲慢でした」と苦笑交じりに明かす。撮影から1年弱がたった今、「クールダウンして、通常の池松モードに戻っているところ(笑い)」だという。

 ◇「半端なものにはしたくなかった」

 池松さんが宮本と“出会った”のは、今から約7年前の、22歳のときだった。信頼する2人のスタッフから、「池松君がやった(演じた)ほうがいい気がする」と原作を読むことを勧められた。読んでみたところ、「すごく衝撃を受け」、それ以来、映像化への思いを温めてきた。そして、2018年にドラマが実現。同年9月末から約1カ月にわたる映画の撮影がスタートした。

 池松さんは撮影を振り返り、「スタッフ、キャストを含め、ものすごく原作を愛している人たちが集まっていたんです。そういった人たちが、原作を読んだときに受けた衝撃をそれぞれ、どれくらい映画に込められるかというところで、撮影中はだいぶ苦労しました」と打ち明ける。完成した映画を見て、原作を超えられたとは無論、「思っていない」という。しかし、「『宮本から君へ』を扱っておいて、それを超えようとしないことは一番ダメなこと。途中で投げ出したり、半端なものを上げたりすることだけはしたくなかった」と語る言葉に、宮本という役に池松さんが注いだ熱量の大きさがうかがいしれる。

 ◇宮本はいろんな人の痛みを背負ってあげていた

 毎回、演じるキャラクターが持つ芯と自分自身を融合させることに心を砕いているという池松さん。そんな中で、今回、特に意識したのは「痛み」だった。それも、肉体的な痛みだけでなく「心の痛み」だ。「そういうものを受けた宮本が、ちゃんと、その瞬間、瞬間に傷ついていく。そういうものは必ず映画に映る」と信じていた池松さんは、「あのマンガの宮本は、いろんな人の痛みを背負ってあげていた気がするんです。そういうことをちゃんと登場人物として、僕がある程度2時間でやらないといけないと思っていました」と語る。

 役作りでは、歯を抜くことすら考えた。「伝説的なマンガですから、これだけ原作というものを意識したことは正直なかったですし、本当にいいものになるなら、歯を3本くらいささげてもいいと思っていた」という。もっともそれは、原作者の新井さんと共演の蒼井さんに「必死で止められた」ことで、実行されなかったが……。

 宮本は、人一倍正義感が強く、愚直なまでにそれを貫いていく。自分の思いを遂げるためなら土下座をするのも、激情のあまり鼻水を垂らしたりすることもいとわない。そんな宮本について、池松さんは「僕はこうはなれない。もっともっと社会に順応して生きてきたし、もっともっと目をふさいで生きてきた気もするし。自分の心をだまして進んできたような気もするし……」と羨望(せんぼう)のまなざしを向ける。その一方で、「真っ当さだけを貫いて生きていくというのは相当大変でしょうし、だからこそ、みんなが憧れるのでしょうし、嫌いになるだろうし……」と複雑な心境ものぞかせる。池松さん自身、宮本には「愛憎入り混じった」感情を抱いているという。

 ◇原作者の言葉に「救われた」

 池松さんによると、原作者の新井さんは、原作を書き上げてからこのかた、原作がどんなに称賛されても「ずっと罪の意識があった」と話しているという。「そういうものから、自分の子供のような年齢の(池松さんと蒼井さんの)2人が救済してくれた。(新井さんは)そういうふうにおっしゃっていて、それには僕もものすごく救われました」と感無量の様子を見せるも、「と同時に、僕に罪の意識が移って、どうしようかなという気持ちがあるんです」と苦笑する。

 ちなみに、池松さんいわく新井さんは、「ものすごくいい人で、誰に対してもフラットな方」で、それが分かると、「みんながびっくりするぐらい、いろんなことを頼み始めるんです(笑い)。(映画に)出てくれとか、題字を書いてくれとか(笑い)」。実際、ドラマにも映画にも、新井さんは宮本の父親役で出演している。

 ◇令和という「新しい時代へのプレゼント」

 今回の映画は、ドラマの後日談となるが、池松さんは「原作を知らない人、読んだことがない人、ドラマを見ていない人も、ゼロから見られるように作っているつもりですし、おそらく、見られると思います」と太鼓判を押す。そして「ドラマは(宮本の)サラリーマン編でしたが、今回は、宮本が靖子と出会ってからの話で、宮本がものすごく大きな壁にぶち当たるという、ドラマよりももっと人生を感じる内容になっていると思います」とアピールする。

 その上で、「『宮本から君へ』の『君へ』というのは、つまり(観客の)皆さんのことで、例えば、朝起きることとか、家事とか、子育てとか、会社勤めとか、なんでもいいんですけど、日々生きることに対して、もう少し頑張ってみようと思っている方。あるいは何も見つからずに、もやもやしている方。社会全体の閉塞(へいそく)感もそうですし、最近の『静観だ』『忖度(そんたく)だ』とか、そういった時代を積み重ねることで、もやっとしてしまったものに対して、宮本にも何かできることがあるんじゃないか。そういう気持ちを込めた、社会や個人、新しい時代へのプレゼントのような映画になっていると思います」と語る。そして「時間があったらぜひ見に来てください」と呼びかけた。

 (取材・文・撮影/りんたいこ)

<映画紹介>「宮本から君へ」池松壮亮が恋人役蒼井優のために闘う! 迫真の決闘シーンで痛みを体感

映画「宮本から君へ」のビジュアル (C)2019「宮本から君へ」製作委員会
映画「宮本から君へ」のビジュアル (C)2019「宮本から君へ」製作委員会

 俳優の池松壮亮さん主演の映画「宮本から君へ」(真利子哲也監督)が角川シネマ有楽町(東京都千代田区)ほかで公開される。2018年4月期放送のドラマに続く映像化。ドラマでは、池松さん演じる文具メーカーの新入社員、宮本浩が、得意先や上司からの反発や叱咤(しった)を受けながら成長する営業マンの姿が描かれた。映画は、ドラマにも登場した蒼井優さん演じる中野靖子との愛と試練を描き、ひと味違う作風に仕上がっている。

 文具メーカー「マルキタ」の営業マン、宮本浩(池松さん)は正義感が強く自分を曲げられない不器用な男。それでも、会社の先輩・神保(松山ケンイチさん)の仕事仲間の中野靖子(蒼井優さん)と恋に落ち、ひと時の幸福な時間が訪れる。ところが、ある出来事で、2人の間に大きな試練が立ちはだかる……。共演に井浦新さん、佐藤二朗さんら。

出典:YouTube


 1990年代前半に多くの若者を魅了した新井英樹さんの同名マンガを、「ディストラクション・ベイビーズ」(2016年)の真利子監督が、ドラマに続いて脚色、映画化した。

 宮本はどこまでも真っすぐで真っ当。その猪突(ちょとつ)猛進ぶりは、時に周囲には暴走と映る。それでも自分の考えを曲げない宮本は、ある意味、現代における絶滅危惧種だ。だからこそ、彼の言動は見ているこちらの心をざわつかせ、最後にはエールを送りたくなる。もう一人の主役、靖子は決して男にもたれかからない、とても強い女性。彼女のたくましさや潔さには、大いに心を揺さぶられた。

 ドラマ版も、宮本が奮闘する姿は痛々しかった。でも「仕方ないヤツだなあ」と苦笑できるだけのゆとりはあった。ところが今作は、肉体的にも精神的にも相当痛い。とりわけ宮本と、一ノ瀬ワタルさん演じる拓馬の非常階段での決(血)闘シーンは、スタント無しだったというだけに迫真性は十分。宮本の痛みをもろに体感し、何度も顔をしかめた。その部分は覚悟を持って見てほしい。(りんたいこ/フリーライター)

(C)2019「宮本から君へ」製作委員会
(C)2019「宮本から君へ」製作委員会
(C)2019「宮本から君へ」製作委員会
(C)2019「宮本から君へ」製作委員会
(C)2019「宮本から君へ」製作委員会
(C)2019「宮本から君へ」製作委員会
(C)2019「宮本から君へ」製作委員会
(C)2019「宮本から君へ」製作委員会
(C)2019「宮本から君へ」製作委員会
(C)2019「宮本から君へ」製作委員会
(C)2019「宮本から君へ」製作委員会
(C)2019「宮本から君へ」製作委員会
(C)2019「宮本から君へ」製作委員会
(C)2019「宮本から君へ」製作委員会
(C)2019「宮本から君へ」製作委員会
(C)2019「宮本から君へ」製作委員会
(C)2019「宮本から君へ」製作委員会
(C)2019「宮本から君へ」製作委員会

池松壮亮が宙づりに… 緊迫の決闘シーン収録 映画版90秒予告が公開

出典:YouTube

 俳優の池松壮亮さんの主演映画「宮本から君へ」(真利子哲也監督、9月27日公開)の90秒予告映像が9月21日、公開された。宮本浩(池松さん)と中野靖子(蒼井優さん)の幸せそうな姿のほか、宮本と拓馬(一ノ瀬ワタルさん)の非常階段の決闘シーンが収められており、宮本が非常階段で宙づりになる姿や、血だらけの前歯がない状態で「俺の人生、バラ色だからよ!」と叫ぶ姿などが収録されている。

 決闘シーンの撮影は、池松さんと一ノ瀬さんが実在する高層マンションの非常階段でスタントなしで挑んだといい、緊迫感あふれるシーンに仕上がっている。また、90秒予告ではロックバンド「Hi-STANDARD」の横山健さんがギターを担当し、ロックバンド「エレファントカシマシ」の宮本浩次さんが歌う主題歌「Do you remember?」が流れる。

 併せて、同作を鑑賞した実業家の堀江貴文さん、「ZAZEN BOYS」の向井秀徳さんから寄せられたコメントも公開された。

 ◇堀江貴文さんのコメント

 新井英樹が描くのは本当の人間の表も裏も泥臭い部分も感情もすべて乗っけた話だ。

 ヒロインを蒼井優にしたのも宮本を池松壮亮が演じるのも見事としか言いようがない。

 宮本と中野靖子のラブシーンをあれだけ演じられるのはすごすぎる。
 
 原作を知っているのに涙があふれてくる。

 ◇向井秀徳さんのコメント

 歯止めが効かないのよ、決着はつかないのよ、純情は。

 分かっちゃいるけど止められねえ。

 「もういいよ、宮本」オレは言う。

 「うーるーせ~!!」

 だったら一言だけ言わせてくれ、あんまり人に言ったことないけどな。

 「がんばれ! 宮本!」

<完成披露舞台あいさつ>蒼井優 結婚会見後、初めての公の場 観客からの祝福の声に幸せそうな笑顔

映画「宮本から君へ」の完成披露舞台あいさつに登場した蒼井優さん
映画「宮本から君へ」の完成披露舞台あいさつに登場した蒼井優さん

 女優の蒼井優さんが8月22日、東京都内で行われた俳優の池松壮亮さんの主演映画「宮本から君へ」(真利子哲也監督、9月27日公開)の完成披露舞台あいさつに登場。6月5日の結婚会見後、初めて公の場に姿を現した蒼井さんに、観客から「おめでとう!」と祝福の声が上がり、拍手が巻き起こると、蒼井さんは「ありがとうございます」と幸せそうな笑顔で応えていた。

 ヒロインの靖子を演じた蒼井さんは、今作について「本当に、生半可な気持ちでは立ち向かえない作品でした。とにかく、すごい熱量の作品だったから、私たちもすごい熱量でこの作品に挑まなきゃいけなくて、ボロボロになりながら、みんなで挑んだと思っています。平成の終わりに、私たちの熱量が見た方にほんの少しでも伝わってくれればいいなって思います」と語った。

 池松さんは、役作りで歯を抜こうとしたエピソードを披露。「これだけの人生のバイブルになってきた伝説のマンガを映画化するってことは、何かをささげなきゃいけないんじゃないかという変なモードになってしまい、(原作の)新井英樹先生のおうちに伺った時に、『やってもいいよって言ってくれるかな』と思って『歯を抜く』って言ったんですけど、すぐに止められましたね。それでもモヤモヤして、別の作品で蒼井さんと共演した時に相談したら、またすぐに止められまして」と語った。

 蒼井さんからは「歯は大事だよ。駄作になったらどうするの?」と止められたことを明かすと、会場は笑いに包まれた。池松さんは「母親に止められてるような気分になりまして。妙な説得力がありました。素晴らしい女優さんですから、その説得力たるや。『あ、ダメなんだな、歯抜いちゃ』ってなりましたから」と続け、「何か踏みとどまりたいことがある方は、蒼井さんに止めてもらったほうがいいと思いますね」とちゃめっ気たっぷりに語った。

出典:YouTube

池松壮亮と一ノ瀬ワタル“非常階段決闘”シーン 宮本浩次&横山健の主題歌公開

出典:YouTube

 俳優の池松壮亮さんの主演映画「宮本から君へ」(真利子哲也監督、9月27日公開)の本予告映像が8月12日、公開された。「Hi-STANDARD」の横山健さんがギターを担当し、ロックバンド「エレファントカシマシ」の宮本浩次さんが歌う主題歌「Do you remember?」をバックに、宮本浩(池松さん)と中野靖子(蒼井優さん)の幸せそうな姿のほか、宮本と拓馬(一ノ瀬ワタルさん)の非常階段の決闘シーンの一部などが収められている。

 決闘の撮影は、池松さんと一ノ瀬さんが、実在する高層マンションの非常階段で、スタントなしで挑んだといい、緊迫感あふれるシーンになっている。

(C)2019「宮本から君へ」製作委員会
(C)2019「宮本から君へ」製作委員会
(C)2019「宮本から君へ」製作委員会
(C)2019「宮本から君へ」製作委員会

宮本浩次、Hi-STANDARD横山健と初コラボ 映画「宮本から君へ」主題歌

映画「宮本から君へ」の主題歌「Do you remember?」を歌う宮本浩次さん(右)とギターを担当した横山健さん 撮影:佐内正史
映画「宮本から君へ」の主題歌「Do you remember?」を歌う宮本浩次さん(右)とギターを担当した横山健さん 撮影:佐内正史

 俳優の池松壮亮さんの主演映画「宮本から君へ」(真利子哲也監督、9月27日公開)の主題歌をロックバンド「エレファントカシマシ」の宮本浩次さんが担当することが7月30日、明らかになった。宮本さんはソロとして映画の主題歌を担当し、「Hi-STANDARD」の横山健さんがギターを担当する。宮本さんと横山さんがコラボするのは今回が初めて。

 映画化にあたり、真利子監督から主題歌制作の依頼を受けた宮本さんが、主題歌「Do you remember?」を書き下ろした。同曲の魅力を最大限に引き出すために、横山さんのギターが必要だと確信した宮本さんが、自ら横山さんにオファー。宮本さんの熱意と本気を感じた横山さんが快諾したことで今回のコラボが実現したという。「KEN BAND」のJun Grayさんがベース、「ソウル・フラワー・ユニオン」のJah-Rahさんがドラムを担当している。

 また、同作のポスタービジュアルも公開された。宮本と靖子が笑顔で寄り添ったビジュアルで、「負けてたまるか」といったキャッチコピーが添えられている。

 ◇宮本浩次さんのコメント

 ――真利子監督からオファーを受けて、「Do you remember?」はどんな気持ちで書き下ろしたのでしょうか?

 真利子さんは、寡黙なんだけれども、体は冗舌で、どんな歌を作ってほしいか、彼を見ればいつでも一発で分かる! 映画「宮本から君へ」の初めての打ち合わせで、真利子さんと話したときから、メロディーが鳴りだした。真利子さんとオレはそういう意味では相性がいいと思います。

 ――今回、横山健さんを迎えた理由を教えてください。

 最高のロックギタリストだから。かつて、(野外フェスの)メトロックでまるで往年のハードロックのような重くて豪快なギター、時にデリケートで繊細なギターを縦横無尽に奏でながら、ピュアで真っすぐな声で歌っている男がいた。それが誰あろう横山健だった。唯一無二の存在感で本当にカッコよかった!

 ――横山健さん、Jun Grayさん、Jah-Rahさんと4人でのリハーサルとレコーディングをした感想を教えてください。

 ロックっていつだって最強な気持ちにさせてくれる。先日もリハーサルで、4人で音を出して、帰るとき、自然に胸を張って歩いていた。1人でこっそり肩で風を切って歩いていた。ロックはロマンチックで最強。この4人で音を出すとその感覚がよみがえります。最強です。

 ――「Do you remember?」は映画「宮本から君へ」で流れますが、ご覧になる方々へメッセージをお願いします。

 考えうる、最強のメンバーが経験値と自信を背景にしつつ、驚くほどピュアに音に向かっている。そして最強のロックが鳴っていると自負しています。映画ともども愛されてほしい。

 ◇横山健さんのコメント

 僕は「エレファントカシマシ」のデビュー時からのファンだと公言しています。バンドとして好きなのはもちろんですが、シンガーの宮本浩次さんの存在感は唯一無二です。それは皆さんもご存じでしょう。その宮本さんのソロへの参加依頼があったときの自分の気持ち、エレカシのデビュー当時18歳だった自分に教えてやりたいです。化け物のようなシンガーに必要とされる人生ってそう多くはないと思うんです。「長く、ブレずにやってみるもんだなあ!」と思いました。

 レコーディングは順調そのものでした。なにしろ宮本さんが書いてきた曲が素晴らしい。しかし僕はそれは何倍にも増幅させる心意気でやりました。宮本さんに必要とされた喜びを爆発させながら、聴く方々に「横山健と組まなきゃこうはならないよね」と感じさせるべく、身も心もよじって取り組みました。出来栄えは言いません。一回聴いてみてください。お願いです。聴いてみてください。聴いてもらえば必ず特別なものを感じるはずです。もしなにも感じない方がいらっしゃったら、「あなたの感覚、にごってるよ」と僕は言えます。

 ◇池松壮亮さんのコメント

 この曲と一緒なら、光の中を駆け抜けていけそうな、そんな気がします。宮本さん、ありがとうございます。あとはすべて引き受けます。エンドロールの音が鳴りやむ瞬間まで必ず届けます。あいつが街にやって来る。

 ◇真利子哲也監督のコメント

 言うまでもなく、初めから「宮本から君へ」の主題歌は宮本浩次さんで間違いないと信じていました。未完成のデモ音源を聞かせていただいた後、宮本さんは「監督と初めて顔を合わせたときにこっちだと思った」「『Do you remember?』という歌詞はその時から考えていた」とおっしゃって、最後に「ギターで横山健さんにお声かけするのはどうですか?」と。そのときは信じがたかったです。ただ、何も言うことはありません。だって、実現したら最高じゃないですか。完成した主題歌には、映画を見た人に持って帰ってもらいたい感情が爆発していました。映画と音楽が絶妙にシンクロする瞬間がたまらないです。「宮本から君へ」にこれ以上ないほどふさわしい渾身(こんしん)の主題歌に、真っ赤なバラの花束を!

(C)2019「宮本から君へ」製作委員会
(C)2019「宮本から君へ」製作委員会

池松壮亮:蒼井優と夜の路上で抱き合い… 映画版「宮本から君へ」場面写真解禁

映画「宮本から君へ」の場面写真 (C)2019「宮本から君へ」製作委員会
映画「宮本から君へ」の場面写真 (C)2019「宮本から君へ」製作委員会

 俳優の池松壮亮さん主演映画「宮本から君へ」(真利子哲也監督、9月27日公開)の場面写真が7月18日、解禁された。池松さん演じる主人公・宮本浩と、蒼井優さん演じる中野靖子が夜の路上で抱き合うシーンや、宮本が靖子の元彼・裕二(井浦新さん)と対峙(たいじ)するシーンなど、幸せの絶頂と絶望の淵(ふち)が写されている。

(C)2019「宮本から君へ」製作委員会
(C)2019「宮本から君へ」製作委員会
(C)2019「宮本から君へ」製作委員会
(C)2019「宮本から君へ」製作委員会
(C)2019「宮本から君へ」製作委員会
(C)2019「宮本から君へ」製作委員会
(C)2019「宮本から君へ」製作委員会
(C)2019「宮本から君へ」製作委員会
(C)2019「宮本から君へ」製作委員会
(C)2019「宮本から君へ」製作委員会

【動画】池松壮亮、蒼井優に「二人で結婚しよう!けっこん!けっこん!」と迫る 映画「宮本から君へ」特報解禁

映画「宮本から君へ」のビジュアル (C)2019「宮本から君へ」製作委員会
映画「宮本から君へ」のビジュアル (C)2019「宮本から君へ」製作委員会

 俳優の池松壮亮さん主演映画「宮本から君へ」(真利子哲也監督、9月27日公開)の特報が6月18日、解禁され、映像が初お披露目された。池松さん演じる主人公・宮本浩が、ヒロインの中野靖子役を女優の蒼井優さんに、「二人で結婚しよう! けっこん! けっこん!」と迫り、靖子から激しい剣幕(けんまく)で「やかましいっ!」と一喝されるシーンなど、熱量の高い映像に仕上がっている。

出典:YouTube



 また、“情熱だけは半端ない”宮本は、靖子の心にすみつく元恋人・裕二(井浦新さん)から「靖子が妊娠した。父親は俺かお前」と言われ衝撃を受けたり、靖子から強烈なビンタを食らう映像なども収められている。

(C)2019「宮本から君へ」製作委員会
(C)2019「宮本から君へ」製作委員会
(C)2019「宮本から君へ」製作委員会
(C)2019「宮本から君へ」製作委員会

「宮本から君へ」ドラマ版のキャストで映画化 池松壮亮「身も心もささげたつもり」 2019年秋公開

写真家・佐内正史さんが撮り下ろした映画「宮本から君へ」のビジュアル (C)2019「宮本から君へ」製作委員会
写真家・佐内正史さんが撮り下ろした映画「宮本から君へ」のビジュアル (C)2019「宮本から君へ」製作委員会

 俳優の池松壮亮さん主演の連続ドラマが昨年4月期に放送された、新井英樹さんの人気マンガ「宮本から君へ」が映画化され、今年秋に公開されることが1月10日、明らかになった。池松さんがドラマ版に続き主人公・宮本浩を演じ、ヒロインの中野靖子役を女優の蒼井優さんが続投。ドラマ版と同じく真利子哲也さんがメガホンをとり、脚本も担当する。

 「宮本から君へ」は、1990年代前半に多くの若者を魅了した新井さんの人気マンガ。文具メーカー「マルキタ」の新人社員で、恋と仕事に不器用な宮本浩が、営業マンとして、人間として成長していく青春ストーリー。ドラマ版では、宮本が営業マンとして奮闘する姿に焦点を置いたサラリーマン編が描かれた。

 映画は、宮本と靖子を中心に繰り広げられる“極限の人間賛歌”が描かれるエンターテインメント作品になるという。池松さん、蒼井さんのほか、松山ケンイチさん、柄本時生さん、星田英利さん、古舘寛治さんらドラマ版のキャストが再集結する。今後、映画版の新たなキャストが発表予定。映画の撮影は、昨年9月29日にクランクインし、10月30日にクランクアップした。

 ◇真利子監督のコメント

 はじめて「宮本から君へ」の映画化に声かけられたのは2012年の夏。十代の頃から読みふけっていた新井英樹さんの原作に、二つ返事で引き受けました。ただ覚悟を決めたところでなかなか実現に及ばず、気づけば6年がたちました。これだけ時間がかかったのは生半可な気持ちで映画化するような原作ではないからで、集まるべくして集まったキャストとスタッフの面々。特に池松くんと蒼井さんのこの映画に対する意気込みたるや並大抵ではなくて、その芝居はさることながら、それぞれ歩んできた役者としての人生が重なる奇跡をみたと思える現場でした。平成最後の夏の終わりに池松壮亮と蒼井優を中心に据えて「宮本から君へ」を撮影できたことが、この原作にとって最高の瞬間だったと断言できる映画になりました。

 ◇新井さんのコメント

 映画版『宮本から君へ』の最初の陣中見舞い

 ロケ現場となった王子・飛鳥山公園で池松くんとふたり、隠れタバコを喫(す)いに歩いていたときの会話

 ボク「『宮本から君へ』の映画では、オレ、ブン殴られたいんだよ」

 池松「俺もですよ」

 ドラマの「世界」を構築・けん引した宮本浩こと池松壮亮本人がそう言うか……と。ドラマ版で見た蒼井優さん扮(ふん)する中野靖子の輝きは驚きでした。全話通してもゲスト出演には思えない、違和感すら覚えるあの存在の力。写真家・佐内正史さんがドラマ版の打ち上げトークショーで放った名言「真利子には愛はあるけど情はない」(笑い)言い得て妙!! いや、真芯だ!! これ表現者として最強なんですよ!! この三人が原作の、ある意味本番パートで「自分こそが一番」と生命力バトルを繰り広げるってだけで胸が高鳴り「原作クソ喰らえ!!」と殴り倒されたがってるボクの夢をかなえてくれそうです!!

(C)2019「宮本から君へ」製作委員会
(C)2019「宮本から君へ」製作委員会
(C)2019「宮本から君へ」製作委員会
(C)2019「宮本から君へ」製作委員会