劇場版に沢村一樹&志尊淳が参戦! 田中圭らと“五角関係”に 8月23日公開

昨年4月期に放送され話題となった俳優の田中圭さん主演の連続ドラマ「おっさんずラブ」(テレビ朝日系)の劇場版に、俳優の沢村一樹さんと志尊淳さんが出演することが4月22日、分かった。また、劇場版のタイトルが「劇場版 おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~」に決定したことも発表された。8月23日公開。
沢村さんと志尊さんは、劇場版でおっさん同士の恋愛にさらなる嵐を巻き起こす新キャストとして参戦。劇場版は「前代未聞の五角関係“おっさんのラブ・バトルロワイアル”が開幕」し、熱い恋の火花を散らすという。沢村さんは、天空不動産で新たに発足したプロジェクトチームのリーダーで春田創一(田中さん)たちの前に立ちふさがる強敵・狸穴迅(まみあな・じん)、志尊さんは春田が所属する天空不動産第二営業所に配属されたキラキラネームの陽気な新入社員・山田正義(ジャスティス)を演じる。
◇田中圭さんのコメント
連続ドラマが終わってから1年ぶりにキャスト、スタッフが集まり映画を撮影していますが、培ってきたチームワークが、全てのシーンに生かされていると感じるほど全てが見どころだと思います。現場はとても楽しいです! 沢村さん演じる狸穴とは、営業所と本社でぶつかり合いますが、沢村さんの大きな瞳に吸い込まれながら楽しく撮影をしています。志尊くんは早くも東京第二営業所の仲間みたいな感じで一つのシーンを皆で作る時も参加してくれるので、新キャストのような感覚は既にないです(笑い)。
ドラマの時は三角関係がどうなるのか? というのが大きなテーマだったと思うのですが、映画はスケールアップして五角関係になっています。爆破あり、笑いあり、涙あり、そしてアクションありのスペクタクル超大作! となっていますので、ぜひ劇場でお待ちしております。
◇吉田鋼太郎さんのコメント
沢村さんは役柄上もお芝居上も「最強のライバル現る!」と感じる方です。実際に存在感がすごくて目を見るとたじろいでしまう感じがします。とても洒脱(しゃだつ)でとてもオシャレな方ですし、俺の立場がいよいよ危うくなってきたなと感じていまして、負けるもんかと思いながら演じさせていただいています。
志尊くんは、ドラマにも出演していたんじゃないか? と思うくらい現場になじんでくれていますし、これからもずっといてほしいと思うぐらいの存在です。映画の公開を楽しみにしていただいているお客様がたくさんいらっしゃると思います。僕たちも撮影に入ることをすごく楽しみにしていました。その半面、連続ドラマよりも面白いものにしたいという気持ちがありましたので、どんな作品になるだろう? どんな台本が上がってくるんだろう? と少し心配していたのですが、台本はすごく面白いし、ものすごく良いチームワークでやはり「おっさんずラブ」の世界はすごいなと思いながら日々撮影しております。必ず楽しんでいただける作品になると思います。
◇林遣都さんのコメント
ドラマの後にさまざまなことが起きて映画のストーリーにつながっていくのですが、牧はドラマの最後から変化しているんです。その変化のきっかけになるのが、沢村さんが演じる狸穴さんです。僕も連続ドラマから入った時、その前の単発ドラマでみんなのチームワークができあがっていて不安もありましたので、志尊くんの気持ちはよく分かりました。でも(田中)圭くんが先頭となってみんなを引っ張ってくれていますし、気持ちの面で通じ合えているように思います。
映画版はスケールアップして、天空不動産の人たちにさまざまなことが降りかかるのですが、届けたいものは変わっていないと思います。人と人との物語や、大切な人たちの存在、愛することの喜びが映画でより強く深く届けられると思っています。楽しみにしていただきたいです。
◇沢村一樹さんのコメント
現場では皆さんの人間関係や人間関係を超えたラブみたいなものができあがっているとすごく感じました。今回は仲間というよりは、少し敵対するような役柄ですので、皆さんの輪の中にずっと入っていられないのが残念なのですが、楽しく演じさせてもらっています。
視聴者の一人としてこのドラマを見ていた時から、「おっさんずラブ」はラブがテーマの作品だと思っていました。それは性別も年齢も超えた、人としての思いやりも超えた愛情のような「純愛の物語」だと思っています。今回の劇場版では、僕と志尊くんが新たに参加したことで関係性も複雑に絡み合っていきますが、その分、愛情や人を愛する気持ちがより伝わる作品になっていると思います。気合十分です!
◇志尊淳さんのコメント
普段の皆さんの関係性が作品に色濃く反映されていると感じる現場です。今回映画から参加させていただくということで、チームの皆さんの空気感に早くなじめるように心掛けました。(田中)圭さんが率先してコミュニケーションをとって引っ張ってくださいますので、安心して付いていかせていただいています。
役柄としてはテンションを高くキープすること、また現場で感じる生の空気感を真っすぐ受け取って発信するということを意識し大切にしています。僕もいち視聴者として、ファンとして見させていただいていたこの作品に参加することができ、皆さんと同じ時間をお芝居で共有することができてとても幸せです。そして、映画ではさらに皆さんのことが好きになる素晴らしい姿を見ていただけると思います。すこしでも力になれるように一生懸命演じさせていただきます。楽しみにしていてください。