屍人荘の殺人 ニュース

<インタビュー>神木隆之介、浜辺美波&中村倫也と謎に挑むワトソン役 撮影前にメールで相談も… 「屍人荘の殺人」主要キャスト3人が明かす撮影秘話

映画「屍人荘の殺人」に出演する(左から)浜辺美波さん、神木隆之介さん、中村倫也さん
映画「屍人荘の殺人」に出演する(左から)浜辺美波さん、神木隆之介さん、中村倫也さん

 俳優の神木隆之介さんが主演し、浜辺美波さん、中村倫也さんが共演する映画「屍人荘(しじんそう)の殺人」(木村ひさし監督)が12月13日から公開される。映画は、神木さん演じる、ミステリー小説オタクなのに全く推理が当たらない万年助手“ワトソン”の葉村譲が、山奥で想像を絶する異常事態に巻き込まれる姿を描いたミステリーエンターテインメント。浜辺さんは葉村らを山奥に誘う謎の美人女子大生探偵・剣崎比留子、中村さんは葉村が所属するミステリー愛好会の会長・明智恭介を演じる。3人に、共演したそれぞれの印象や役作りのエピソードなどを聞いた。

 ◇“雲竜型”の演出足され「びっくりしていた」(浜辺さん)

 映画は、2018年の「このミステリーがすごい!」(このミス)で1位に選ばれた今村昌弘さんの同名デビュー小説が原作。神紅大学のミステリー愛好会に所属する葉村譲と明智恭介。ある日、2人の前に謎の美人女子大生探偵・剣崎比留子が現れ、ロックフェス研究会の合宿への参加を持ちかける。3人は山奥にたたずむペンションへと向かい、そこで葉村らは想像を絶する異常事態に巻き込まれ……というストーリー。

 原作を読み、「シリアスでSFっぽい部分もありつつ現実味もある作品なので『どういうテンションで演じたらいいんだろう』と悩んでいました」と神木さん。ただ、その思いは台本を読んで一変。「コメディー感が若干、漂っていたんです(笑い)。現場に行ったらさらにコメディーになっていて、自分の中でのギャップを修正するのが大変でした」と振り返る。もともと原作が好きだったという浜辺さんは「すごくクセが強い変わった女の子なので、演じるのが楽しみでした」と喜び、中村さんも「キャラが強い人がたくさん出てくる中で、明智という役を2人と密な関係性の中で演じられることにワクワクしていました」と撮影前の興奮を語る。

 中村さんが言うように、今作はキャラの強い人物が続々登場する。中でも強烈なインパクトを放つのは、フリフリファッションでときには変顔や白目を披露する比留子と、低音ボイスで一気にまくしたてる自称探偵の明智だ。そんな強烈キャラの役作りを聞くと、「キャラクターに沿って、延長線上の振り切った演出をつけてもらったので、やりにくいということはなかったです」と浜辺さん。ただ、自身で一度比留子を作ったものの、さらに現場で演出が足されていったといい、「毎回想像を超える追加をされるのでびっくりしていました。相撲が好きなキャラとか、(土俵入りの)雲竜型とか」と笑う。

 一方、中村さんが演じる明智は一気呵成(いっきかせい)に早口でしゃべる姿が独特だ。「一直線に一つのものが好きな人って、好きなことになると、ついていけなくなるぐらいの頭の展開力があったり、それに伴って口が連動したりする傾向がある」と中村さんは演技の背景を明かし、「バーッとしゃべったときに葉村がどうついてくるかで、2人の関係性や歴史が見えると思いました。あと、今回はジェットコースターみたいに息をつかせずやらなきゃいけないと思ったので、“暴風”みたいにいけたらいいかな、と」と工夫を語る。

 ◇撮影3日前にメールで相談

 そんな2人の個性的なキャラクターに挟まれた葉村を演じる神木さんは、強烈な2人との温度差を示すため、「一般常識と言われるものを絶対に持つ、ということをすごく大事にしていました」と語る。神木さんといえば、これまでも「TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ 」や「桐島、部活やめるってよ」などで個性的な周囲に比べるとおとなしい、どこか弱々しい役を演じてきたが、今作では「本当に『どういう性格なんだろう』というのが分からなくて」と悩んだ。特に、劇中で比留子が葉村を“ワトソン役”にしようと迫る理由が分からず、悩んだ神木さんは浜辺さんにメールで相談したという。

 「そうしたら『ちょっと考えさせてください』と言われて。で、『お人柄じゃないですかね』という答えが返ってきたので、じゃあ、お人よしのキャラにしよう、と。すごく詳しい答えが返ってきたんですが、要約すると『お人よし』(笑い)。だから明智を支えられるし、いろんな人をフォローできる……助手としてはかなりハイスペックな人間だと思ってもらえたらいいなと。すべてみーちゃん(浜辺さん)のおかげです」。相談は「撮影3日前ぐらいに」したといい、浜辺さんも「会ったことないときに(相談が)来ました」と思い出して笑う。

 ◇神木隆之介は「ワンダーボーイ」(中村さん)

 そんな仲の良さが漂う3人に、それぞれの印象を聞いてみた。神木さんとは今作が初共演となる浜辺さんは、神木さんについて「天才系の、自分にも他人にも厳しいような……芸歴が長いからこそこだわりが強い、クセが強い方なんじゃないかなと思っていたんですけど」と事前のイメージを明かし、「最初に会った時から、お兄ちゃんっぽくて。よく笑うし、全然厳しくないし、むしろ現場を盛り上げてくれて……すごく意外で、180度印象が変わりました。ほどよく面白いところがあって、とても自然体な方だなと思いました」と語る。

 一方、映画「3月のライオン」で神木さんと共演経験がある中村さんは、神木さんを「一言で言うなら“ワンダーボーイ”」と表現。「面白いです。深く見ていくと、本当にいいやつで。一見素朴で人当たりがよく、誰に対しても分け隔てなく接する面もあれば、たまにすごく頑固者でこだわりが強いんじゃないかな、という面が垣間見える。もっと知りたくなるし気になるけど、でも、知りすぎるのもはばかられる……という、神秘的な存在でいてほしい願望もあって。だからワンダーボーイです」と中村さん。浜辺さんも「分かる分かる」と笑いながら同意する。

 そんな声に苦笑しつつ、神木さんは中村さんについて「普段もお芝居のときも、困ったときには助けてくれる。人の心の小さな動きを察知する“察知力”がすごいんです。僕らがいつもと違う色の感情だったときに、すぐにフォローしてくれる。『3月のライオン』のときからすごく優しいお兄ちゃんだと思っていました」と語る。

 また、浜辺さんについては「しっかりしているけど年相応のツボだったり、テンションだったり。好きなものの話になると『にこー』じゃなくて『にぱー』と笑う感じだったり、すごく可愛らしい。でも、お芝居になると力強く、真っすぐ貫くような目で見る。すごくパワーを持っている方なんだなと思いました」と神木さん。ただ、最後に「すごく頑張り屋さんなんで、今後の体調面とかが心配」と気遣いも。続けて「もっと食べてほしいと思います(笑い)」と冗談めかしつつ語り、“お兄ちゃん”らしい一面を見せていた。

<初日舞台あいさつ>浜辺美波、“腰強打”事件明かす「お風呂の途中で…」

映画「屍人荘の殺人」の初日舞台あいさつに登場した浜辺美波さん
映画「屍人荘の殺人」の初日舞台あいさつに登場した浜辺美波さん

 女優の浜辺美波さんが12月13日、東京都内で行われた映画「屍人荘(しじんそう)の殺人」(木村ひさし監督)の初日舞台あいさつに登場。映画の内容にちなみ、「令和元年に起こった自身の大事件」を聞かれた浜辺さんは、「腰」と書いたフリップを見せ、「お風呂の途中で急な用事があって。タオルでちゃんと水を切らずに家の中を走ったんです。そうしたらアニメみたいに腰から転んで、それからちょっと腰が調子が悪くて……」というエピソードを披露。「先日、体育座りでずっといる、という仕事があって、そこで完全に(腰を)やってしまいまして。礼をすると『ピキッ』ってするんです」と苦笑いで明かしていた。

 主演の神木隆之介さん、共演の中村倫也さんらと登場した浜辺さんは、中村さんから「治してないの?」と心配されると、「治らないんですよね……」とぽつり。続けて「病院とかは?」と聞かれると「行ってないです」と即答し、神木さんから「ダメじゃん! 病院行こうよ」と突っ込まれ、周囲を笑わせていた。

 また、浜辺さんはこの1年について「この映画の撮影から始まって、この映画で終わる、ということだと、やっぱりこの2人(神木さん、中村さん)をはじめとする皆さんにたくさん笑わかされた年かな、と思います」と振り返り、「苦笑いも含め、笑いました。楽しい1年でした」と笑顔で語った。舞台あいさつには木村監督と、MCとして池田鉄洋さんも出席した。
 
 映画は、2018年の「このミステリーがすごい!」(このミス)で1位に選ばれた今村昌弘さんの同名デビュー小説が原作。神紅大学のミステリー愛好会に所属する葉村譲(神木さん)と明智恭介(中村さん)の前に、ある日、謎の美人女子大生探偵・剣崎比留子(浜辺さん)が現れ、ロックフェス研究会の合宿への参加を持ちかける。3人は山奥にたたずむペンションへと向かい、そこで葉村らは想像を絶する異常事態に巻き込まれ……というストーリー。

<映画紹介>「屍人荘の殺人」想定外の展開に仰天! 神木隆之介主演のミステリー 中村倫也と浜辺美波の迷(?)推理も

映画「屍人荘の殺人」のビジュアル(C)2019「屍人荘の殺人」製作委員会
映画「屍人荘の殺人」のビジュアル(C)2019「屍人荘の殺人」製作委員会

 俳優の神木隆之介さん主演の映画「屍人荘(しじんそう)の殺人」(木村ひさし監督)が、12月13日からTOHOシネマズ日比谷(東京都千代田区)ほかで公開される。山奥のペンションで起こる連続殺人事件。その解明に乗りだす大学生の素人探偵が、名(迷)推理を働かせながら事件を解決……と思っていたら、想定外の展開に仰天させられた。

 神紅大学のミステリー愛好会の葉村譲(神木さん)と明智恭介(中村倫也さん)は、学内の事件を推理する、自称「ワトソン」と「ホームズ」。2人の前に、剣崎比留子(浜辺美波さん)という女子大生が現れ、ロックフェス研究会の合宿への参加をもちかける。実はその研究会には部員宛てに謎の脅迫状が届き、去年の参加者には行方知れずになった女子部員がいた。剣崎の話に興味を持った2人は、剣崎と共に合宿場所のペンションへと向かうが……。

(C)2019「屍人荘の殺人」製作委員会
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 ほかに葉山奨之さん、矢本悠馬さん、佐久間由衣さん、古川雄輝さん、柄本時生さんらが出演する。「このミステリーがすごい!」や「週刊文春ミステリーベス10」などで1位に選ばれた今村昌弘さんの同名デビュー作を、ドラマ「99.9-刑事専門弁護士-」(2016年、2018年)や映画「任侠学園」(2019年)の木村監督が映画化した。

 え、こんな奇想天外な話だったの?と正直あぜんとした。物語はあくまでミステリーで、推理ものとしても楽しめる。半面、ホラーめいていて、正攻法で描くと残酷になる描写も、木村監督ならではの外した表現で回避している。くせ者ぞろいの登場人物は皆うさん臭く、その中で誰が生き残り、誰が真犯人なのか、最後まで気を抜けない。

 中村さんが演じる、アクの強い明智に押され気味の葉村を、神木さんが出しゃばらず、引っ込み過ぎず絶妙の塩梅(あんばい)で表現。浜辺さんは、きりりとした表情で名推理を働かせたと思うと、カフェで「そんなにいっぺんに入れなくても……」と思うほどの量のスパゲティを口に入れたり、ひらめいた時に相撲の雲竜型の土俵入りを披露したりと、可愛いながらもエキセントリックな女子大生になり切っていた。(りんたいこ/フリーライター)

(C)2019「屍人荘の殺人」製作委員会
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頭脳集団集結の「クイズ王試写会」開催 神木隆之介からクイズの挑戦状も

映画「屍人荘の殺人」のイベント「クイズ王試写会」の様子 (C)2019「屍人荘の殺人」製作委員会
映画「屍人荘の殺人」のイベント「クイズ王試写会」の様子 (C)2019「屍人荘の殺人」製作委員会

 2018年の「このミステリーがすごい!」(このミス)で1位にも選ばれた今村昌弘さんのミステリー小説を、俳優の神木隆之介さん主演で実写映画化する「屍人荘の殺人」(木村ひさし監督、12月13日公開)のイベント「クイズ王試写会」が行われた。イベントには、有名クイズ番組の優勝経験者や、東京大学、京都大学、一橋大学などのクイズ研究会のメンバーやOBたちなど“頭脳集団”が集結。原作者の今村さんと共に、トリックや謎に関するトークを繰り広げた。

 イベントでは、「いつもどのように作品の中のトリックや謎を考えているか」という話題になり、今村さんは「最終的には、自分で苦しんでひねり出すんですが、画用紙にいろいろと書き出して、あれでもない、これでもないと考えたりします。その中で、名作を読んで、こういうのをやってみたいな、というところにも影響を受けます。自分の作りたいものをはっきりと認識するのが大切です。今回も『“密室”がやりたい、でも、やりつくされている、どうしよう?』というところからスタートしました」と明かした。

 さらに、サプライズで主演の神木さんからの「クイズの挑戦状VTR」が流され、会場は大盛り上がり。神木さんが本作で、自称ホームズ(明智)とコンビを組むワトソン(葉村)を演じることから「コナン・ドイルのシャーロックホームズシリーズでシャーロックとホームズが初めて出会う場所はどこでしょうか」というクイズが出題された。

 この難問に対して、クイズが全て読み上げられる前に、「聖バーソロミュー病院!」とすぐに回答が上がった。さらには、このディティールまで答えるなど、クイズ王たちの知識の広さと深さに今村さんも驚かされた様子だった。

 最後には、今村さんが「映画『屍人荘の殺人』を純粋に楽しんでほしいです。そこを入り口に小説も楽しんでもらえたらなと思っていますし、小説で楽しんでもらえるようにするのが小説家としての自分の役割だと思っています」と語り、盛況の中、イベントは終了した。

(C)2019「屍人荘の殺人」製作委員会
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<ハロウィーンイベント>浜辺美波、映画で雲竜型の土俵入り 監督の要求に「必殺技かと…」

映画「屍人荘の殺人」のハロウィーンイベントに魔女の仮装で登場した浜辺美波さん
映画「屍人荘の殺人」のハロウィーンイベントに魔女の仮装で登場した浜辺美波さん

 女優の浜辺美波さんが10月30日、東京都内で行われた映画「屍人荘(しじんそう)の殺人」(木村ひさし監督、12月13日公開)のハロウィーンイベントに、魔女のコスプレ姿で登場。主演の神木隆之介さんはシャーロック・ホームズ風、中村倫也さんもワトソン風と、キャストらが思い思いの仮装姿でランウエーショーを行った。

 イベントでは、現場で木村監督が数多くの演出を足すという話題に中村さんが「一番数が多かったのは浜辺さん」と話すと、浜辺さんは「一番驚いたのは雲竜型っていう土俵入りの型があって。それをやってくださいと動画を見せられた」と明かし、「(雲竜型を)知らなかったので必殺技かなと思った(笑い)。びっくりしましたし、初号で見て本当に使うんだって」と目を丸くしながら話していた。

 この日のイベントには、葉山奨之さん、山田杏奈さん、大関れいかさん、福本莉子さん、塚地武雅さん、ふせえりさん、木村監督も仮装姿で登場した。

【動画】主題歌はPerfumeの新曲「再生」 最新予告編も公開

出典:YouTube

 2018年の「このミステリーがすごい!」(このミス)で1位にも選ばれた今村昌弘さんのミステリー小説を、俳優の神木隆之介さん主演で実写映画化する「屍人荘の殺人」(木村ひさし監督、12月13日公開)の主題歌を、3人組ユニット「Perfume(パフューム)」が担当することが10月9日、分かった。主題歌は、書き下ろしの新曲「再生」。同時に「再生」をバックに、神木さん、浜辺美波さん、中村倫也さんらが謎解きする最新予告編も公開された。

 ◇「Perfume」のコメント

 ――オファーをいただいた時の感想は。

 「屍人荘の殺人」の主題歌を担当させていただくことになり、この映画のための楽曲を書き下ろしていただきました。3人組によるすごく面白そうな物語。同じく3人組である私たちに主題歌のオファーをしていただき、すごくうれしかったです。私たちの大好きな神木君が主演だったこともあり、二つ返事でOKしました(笑い)。(あ~ちゃん)

 ――映画を見ての感想は。

 シリアスそうなタイトルなので心構えして臨んだのですが、初っぱなから面白くて、3人で声を出して笑いながら見ていました!(のっち)

 物語が進むにつれて、どんどん世界にのめり込んでいきました。登場人物たちが面白くて個性的で、見終わった後も話が尽きませんでした。(かしゆか)

 ラストには「え、うそでしょ!?」と思うすごい衝撃が待っていて、ビックリしたのですが、そのストーリーの結末のおかげで、最後に流れる私たちの楽曲もより深く聞こえた気がします。(あ~ちゃん)

 ――最後にメッセージを。

 曲のイメージや歌詞に込められた意味について、中田(ヤスタカ)さんからいつも以上にしっかりと教えてもらった上で歌わせていただいたので、特に力が入ったものができました。中田さんとしても、私たちとしても気に入っている楽曲です。

 ストーリーの展開が本当にすごい映画ですが、その展開に負けないくらいアップテンポで、元気で、ラストを優しく温かく包み込んでくれる、映画のラストにふさわしい曲になっていると思います。ぜひ映画館で見ていただけたらうれしいです。(あ~ちゃん)

 ◇神木隆之介さんのコメント

 この作品はタイトルだけ見るとおどろおどろしい感じがしてしまうので、主題歌がすごく大事だなと思っていました。この映画を代表する曲を歌ってくれるのはどんなアーティストだろうってずっと考えていた中、「Perfume」さんだと聞いて「すっごいおしゃれでステキ! やばいやばい! 楽しみ!」とはしゃいでしまいました。

 普段から「Perfume」さんと仲良くさせていただいているのですが、こうやって一緒にお仕事させていただくのは初めてで変な感じがします(笑い)。すごくすてきな曲を歌っていただいて、跳ぶほど喜んでいます!

 ◇浜辺美波さんのコメント

 すごくすてきな曲でした! つけていただいた「再生」というタイトル、この「屍人荘の殺人」の物語において、「どこが“再生”なんだろう?」「何が“再生”なんだろう?」って考えると、意味が深いなあ、いいなあと思いました。みんなで考えてもらえると、より楽しめる曲だと思います。

 ◇中村倫也さんのコメント

 映画を見るまで主題歌アーティストが誰か知らなかったので、映画を見る時に隣の席のリュウ(神木さん)に「主題歌って誰の曲?」と聞いたら、「内緒です!」とニヤニヤしながら言われました(笑い)。この映画のラストにこの曲が流れるのを聞いて、舞台でいう「幕がちゃんと下りた」というような感じがしましたね。

映画「屍人荘の殺人」の主題歌を担当する(左から)「Perfume」と、神木隆之介さん、浜辺美波さん、中村倫也さん(C)2019「屍人荘の殺人」製作委員会
映画「屍人荘の殺人」の主題歌を担当する(左から)「Perfume」と、神木隆之介さん、浜辺美波さん、中村倫也さん(C)2019「屍人荘の殺人」製作委員会
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【動画】 浜辺美波が神木隆之介に「キスさせてあげる」 予告映像公開 葉山奨之、矢本悠馬、佐久間由衣ら追加キャストも

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 2018年の「このミステリーがすごい!」(このミス)で1位にも選ばれた今村昌弘さんのミステリー小説を、俳優の神木隆之介さん主演で実写映画化する「屍人荘の殺人」(木村ひさし監督、12月13日公開)の予告映像が8月21日、公開された。予告映像では、ヒロインを演じる浜辺美波さんが、神木さんに向かって「やってくれたらキスさせてあげる」と話したり、浜辺さんが舌打ちする場面などが収録されている。また、葉山奨之さん、矢本悠馬さんら11人の追加キャストも発表された。

 今回発表された追加キャストは11人。“先輩のパシリ”の進藤歩役を葉山さん、“ホラー映画マニア”の重元充役を矢本さん、“ヒステリック女”の名張純江役を佐久間由衣さん、“スマホを落としただけ女”の静原美冬役を山田杏奈さん、“ゴマすり女”の下松孝子役を大関れいかさん、“場違い小娘”の星川麗花役を福本莉子さん、“関西のおっちゃん”の出目飛雄役を塚地武雅さん、“クレーマーおばちゃん”の高木凛役をふせえりさん、“執事中の執事”の菅野唯人役を池田鉄洋さん、“超絶チャラ男”の立浪波流也役を古川雄輝さん、“わがまま御曹司”の七宮兼光役を柄本時生さんが担当する。

 予告映像には、神木さん、浜辺さん、中村さんの姿のほか、今回の追加キャストも登場。映像のラストには、剣崎が「この死体、エレベーターの外に出してくれる?」と葉村に話し、「僕がですか!?」と驚く葉村に、「やってくれたらキスさせてあげる」と持ちかける。すると、葉村は「やります、やりまーす。失礼しまーす」と死体を移動させようとする……というコミカルなやりとりのシーンも収められている。

 神木さん、浜辺さん、中村さんの3人が登場する最新ビジュアルも公開された。また、「屍人荘の殺人」の公式ホームページ限定で、予告映像に神木さん、浜辺さん、中村さんが副音声として登場する「副音声付き予告動画」も公開されている。

映画「屍人荘の殺人」の新ビジュアル(C)2019「屍人荘の殺人」製作委員会
映画「屍人荘の殺人」の新ビジュアル(C)2019「屍人荘の殺人」製作委員会
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神木隆之介主演で「このミス」大賞作「屍人荘の殺人」が映画化 浜辺美波、中村倫也も出演

映画「屍人荘の殺人」に出演する(左から)神木隆之介さん、浜辺美波さん、中村倫也さん
映画「屍人荘の殺人」に出演する(左から)神木隆之介さん、浜辺美波さん、中村倫也さん

 2018年の「このミステリーがすごい!(このミス)」大賞にも選ばれた今村昌弘さんのミステリー小説「屍人荘の殺人」が、俳優の神木隆之介さん主演で実写映画化されることが12月6日、明らかになった。神木さんはミステリー愛好会に所属する大学生・葉村譲を演じる。また、女子大生探偵・剣崎比留子役で浜辺美波さん、ミステリー愛好会の会長・明智恭介役で中村倫也さんが出演することも発表された。

 「屍人荘の殺人」は今村さんのデビュー作で、「このミス」のほか「週刊文春ミステリーベスト10」「本格ミステリ・ベスト10」でも1位を獲得。「第18回本格ミステリ大賞」にも選出され、デビュー作としては史上初の4冠を達成した。

 ミステリー小説オタクの大学生・葉村譲(神木さん)は、強引に入部させられたミステリー愛好会の会長・明智恭介(中村さん)に振り回され、学内のささいな事件に首を突っ込んでは、逆に波風を立ててしまう日々を送る。そんな自称「ホームズとワトソン」の前に、同じ大学に通う剣崎比留子(浜辺さん)が現れる。彼女は警察からも信頼を得ている私立探偵で、葉村たちに音楽フェス研究会の夏合宿への参加を持ちかける。「今年の夏合宿で何かが起こる……」と比留子に届いた犯行予告に明智は興味津々。なぜ2人に声を掛けたのか、比留子はその理由を明かさないことを交換条件に、彼らとともに合宿地へと向かう。

 合宿地「紫湛荘」で葉村たちはフェス研メンバーたちと合流。昨年、参加者の一人が合宿後に自殺を遂げていたにもかかわらず、OBたちは気にもせず、女性陣を引き連れて意気揚々とフェスへと向かう。しかしフェス会場で彼らは、想像しえなかった事態に遭遇。なんとか紫湛荘に逃げ込み、立てこもりを余儀なくされる。そんな緊張と混乱の一夜を明かした彼らの前に現れたのは、密室で発見された、部員の一人の惨殺死体だった。しかもそれは連続殺人の幕開けに過ぎなかった……というストーリー。

 連続ドラマ「99.9 -刑事専門弁護士-」シリーズや「劇場版 ATARU」、「警部補 矢部謙三」シリーズを手がけた木村ひさし監督が手がけ、「TRICK」シリーズやドラマ「MR.BRAIN」「金田一少年の事件簿」などを手がけた蒔田光治さんが脚本を担当する。

 ◇木村ひさし監督のコメント

 かんばんは。木村ひさしです。

 「犯人は誰なのか」

 僕は普段、ミステリー作品を演出する時には、最後までお客様がそう思えるように考え撮影しています。

 原作をいただいた時に思ったことは、この作品はそれらには当てはまらないかもしれないということ。「屍人荘の殺人」で考えるべきことは「犯人は誰なのか」ではなく「犯人は何者なのか」。この作品が完成した時に、それが達成できていたら、この作品は間違いなく、僕の代表作になると思っています。神木さん、浜辺さん、中村さん。そして、スタッフと共に「犯人は何者なのか」、追求していきたいと思います。

 ◇原作・今村昌弘さんのコメント

 刊行以後各種のミステリーランキングや本屋大賞のノミネートなどで格別の評価をいただいた「屍人荘の殺人」ですが、まさかデビュー作が映画化になろうとは思いもよりませんでしたし、神木さん、浜辺さん、中村さんといったキャスト名を聞いた時は思わず耳を疑いました。また監督の木村さんや脚本の蒔田さんら名チームの手によって「屍人荘」がどんな進化を遂げるのか、今から楽しみでなりません。皆様よろしくお願いします。