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<映画紹介>「惡の華」伊藤健太郎と玉城ティナが主従関係を熱演 暗黒の思春期を容赦なく描写

映画「惡の華」の一場面 (C)押見修造/講談社 (C)2019映画『惡の華』製作委員会(C)押見修造/講談社 (C)2019映画『惡の華』製作委員会
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 押見修造さんの累計発行部数300万部のマンガを実写映画化した「惡の華」(井口昇監督)が、9月27日からTOHOシネマズ日比谷(東京都千代田区)ほかで公開される。ボードレールの詩集「悪の華」を心の友とする男子中学生の鬱屈した日々を衝撃的に描き出した。伊藤健太郎さんと玉城ティナさんが主従関係のある男女を熱演し、思春期の純情と暗黒面がバチバチと衝突し合う。

 山々に囲まれた地方都市。閉塞(へいそく)感のある町で、中学2年生の春日高男(伊藤さん)は、息苦しい日々をやり過ごしていた。心のよりどころは、ボードレールの詩集「悪の華」。ある日の放課後、憧れのクラスメート、佐伯奈々子(秋田汐梨さん)の体操着を見付け、衝動的に持ち帰ってしまう。それを目撃したクラスの問題児・仲村佐和(玉城さん)は、秘密にする代わりに春日と契約を結び、主従関係をスタートさせる……というストーリー。

出典:YouTube
(C)押見修造/講談社 (C)2019映画『惡の華』製作委員会
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 撮影当時、21歳だった伊藤さんと玉城さんが中学生を熱演。佐伯役は、オーディションで約300人の中から選ばれた秋田さんが16歳で堂々とした芝居を見せる。今回初の映像化となった高校時代のパートもあり、飯豊まりえさんが演じる春日の友人、常磐文も登場する。ほかに鶴見辰吾さん、坂井真紀さん、高橋和也さん、黒沢あすかさん、松本若菜さんらが出演している。

 高校生の春日が中学時代を振り返るところから始まる。窮屈な教室で居心地の悪そうな春日。物語は思春期らしい出来心から展開していく。これまたクラスで浮いている仲村によって、「クソムシが!」と罵倒されながらグイグイと暗部をえぐり出されていく。狂気じみたやり取りがどうなっていくのか、その行方にかなりハラハラする。と同時に、2人の力強い芝居に圧倒される。少しずつ仲村やマドンナ佐伯の別の面も見え始め、予想のつかない展開に……。思春期の閉塞感と、世界の向こう側へ行きたい願望が疾走していく。青春キラキラムービーが多い中での野心作となった。

 井口監督が、自作の「覚悟はいいかそこの女子。」(2018年)に出演した伊藤さんを主役に抜てきした。脚本は、劇場版アニメ「心が叫びたがってるんだ。」(2015年)などで知られる岡田麿里さんが担当した。主題歌はロックバンド「リーガルリリー」の「ハナヒカリ」。(キョーコ/フリーライター)

(C)押見修造/講談社 (C)2019映画『惡の華』製作委員会
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<インタビュー>伊藤健太郎 映画「惡の華」春日役は「挑戦」だった ブレークの実感は…

映画「惡の華」で主人公・春日高男役を演じる伊藤健太郎さん
映画「惡の華」で主人公・春日高男役を演じる伊藤健太郎さん

 映画「惡の華」(井口昇監督、9月27日公開)で主演を務めている伊藤健太郎さん。映画は鬱屈とした思春期を過ごす少年少女の暗黒面を描いた作品で、伊藤さんはクラスの問題児、仲村佐和(玉城ティナさん)と主従関係を結び、支配されていく主人公・春日高男を演じている。春日役は「挑戦だなと思った」という伊藤さんに、役作りや仲村役・玉城さんとの共演について聞くと共に、活躍中の現状についての実感などを聞いた。

 ◇春日役は「挑戦」 “ブルマ嗅ぎ”は「どういう感覚なんだ?」

 映画は、押見修造さんの人気マンガを実写化。ボードレールの詩集「惡の華」を心のよりどころに息苦しい毎日を過ごす春日(伊藤さん)は、放課後の教室で憧れのクラスメートの佐伯奈々子(秋田汐梨さん)の体操着を見つけ、つかみ取ったままその場を離れる。やがて春日は、その一部始終を見ていた仲村から、それを秘密にする代わりにある“契約”を持ちかけられる……というストーリー。

 ボードレールを愛する文学少年だったが、仲村に支配されていく中で徐々にアイデンティティーが崩壊していく春日を演じる伊藤さん。原作や台本を読み、「春日は、今まで僕が演じてきた役とはまったく違った人間だったので、これは挑戦だな、と思いました。ワクワクもしましたし、シンプルにうれしかったです」と喜びを語る。

 劇中では、憧れのクラスメートの体操着を嗅ぎ、仲村には罵倒、翻弄(ほんろう)される春日を熱演。伊藤さんは台本を読んで「一発目に思ったのは、『ブルマの匂い嗅ぐんだ』と(笑い)。経験がないので、どうやって嗅ぐんだ……とか、いろいろ想像しました。ブルマを嗅ぐってどういう感覚なんだ? と」と笑う。ただ、「抵抗はなかった」といい、「やったことがないことだし、面白いだろうな、と。映像になったとき、どういうふうに受け取られるのかと考えて、面白かったです」と楽しんでいたという。

 春日になりきるため、撮影では動きや姿勢を大事にした。「監督からもリクエストがあったので、ちょっと猫背にしてみたり、歩幅を狭くしてみたり、走り方を変にしてみたり……そういうのが今回は特に大事だと思ったので、意識していました」と伊藤さん。撮影前は、春日と同年代の後輩と会い、動作などを観察したといい「ちょっと春日っぽい子だったので、しゃべっている感じとか、歩いている感じとかを見て、なるほどな、と。あと、街を歩いている学生を見てみたりしました」と役作りについて明かす。撮影中は食事やアルコールも制限し、中学生の春日に近づけたという。

 共演経験がある玉城さんが仲村役と知り、「これは間違いないと思いました」と伊藤さん。「仲村はめちゃくちゃ重要な人物なので、誰がやるんだろうと思っていて。玉城ティナさんです、と聞いて、僕の中では『来たな』と。本読みでは完全に仲村で。仲村(役)に対する不安要素は、玉城さんが演じることを知って、消えました」と絶大な信頼を寄せる。「現場に入っていてもどんどん仲村になっていって、すてきでした。ビンタ(される)シーンも、お互いに知っているので、なんの躊躇(ちゅうちょ)もなく思いっきりぶん殴ってきて(笑い)。僕としてもありがたかったです」と語る。

出典:YouTube
メーク:神川成ニ(Crollar)/スタイリスト:高橋毅(Decoration)
メーク:神川成ニ(Crollar)/スタイリスト:高橋毅(Decoration)

 ◇今後は「新しいことをやってみたい」

 連続ドラマ「今日から俺は!!」(日本テレビ系)の伊藤真司役で話題を集め、今作で主演、「紅茶花伝 ロイヤルミルクティー」などCMにも多数出演しているなど、現在活躍中の伊藤さん。ただ、自身では活躍しているという実感は「あまりないですね」という。「たとえば、出演しているCMが流れていても、自分と思ってみていない、というか……。街で声をかけられても、違和感がすごい。『なんで僕にこんなに声をかけてくれるんだろう』と。実感はあまりないですが、うれしいなとかありがたいなと思います」と心境を明かす。

 声をかけられる機会は増えたが、「でも、やっぱり実感は湧かない。これから先がどうなろうと、たぶん実感は湧かないと思うんです。こういう仕事をしているからと言っても、別に(いつもと)同じだしなと思っちゃうし。その感覚がこれから変わることはないと思います。(周囲の声も)完全に気にならないと言ったらうそになりますが、あまり気にはならないですね」と率直な思いを明かす。

 今後の“野望”について聞くと「いろいろやりたいです。役もそうですし、面白い人でありたい」と伊藤さん。「芝居がベースで軸ですけど、そこから派生する何か……たとえば、今はラジオをやったり、映画の紹介番組のMCをやったり、いろいろなことをやらせていただいているんです。やってみないと分からないし、いろいろやってみたいと最近、すごく感じています。『新しいことをやってみたい』という気持ちがあります」と意欲的だ。
 
 「役者って、脚本があって、製作の方々がいて……と、一をどれだけ大きくできるか、一からどれだけ数を増やせるか、という仕事なんです。でも、ゼロから一、という作業にもすごく興味がある。何か、新しいことがやれたら面白いかなと興味があります」と語る伊藤さん。今後も伊藤さんの“挑戦”は注目を集めそうだ。

<インタビュー>玉城ティナ 映画「惡の華」“強烈キャラ”演じる喜び語る

映画「惡の華」に仲村佐和役で出演している玉城ティナさん
映画「惡の華」に仲村佐和役で出演している玉城ティナさん

 映画「惡の華」(井口昇監督、9月27日公開)でヒロイン・仲村佐和役を演じている玉城ティナさん。映画は鬱屈とした思春期を過ごす少年少女の暗黒面を描いた作品で、仲村は主演の伊藤健太郎さん演じる春日高男と主従関係を結ぶクラスの問題児。「クソムシが」など罵倒するせりふが頻出する強烈なキャラクターだが、玉城さんは「嫌われるキャラクターにはしたくなかった」という。玉城さんに仲村役への思いや役作りについて聞くと共に、個性的なキャラクターを演じることへの思いを聞いた。

 ◇仲村を「嫌われキャラにはしたくなかった」

 映画は、押見修造さんの人気マンガを実写化。ボードレールの詩集「惡の華」を心のよりどころに息苦しい毎日を過ごす春日(伊藤さん)は、放課後の教室で憧れのクラスメートの佐伯奈々子(秋田汐梨さん)の体操着を見つけ、つかみ取ったままその場を離れる。やがて春日は、その一部始終を見ていた仲村から、それを秘密にする代わりに、ある“契約”を持ちかけられる……というストーリー。

 「プレッシャーはそこまでなく、好きな作品だったので『面白そうだな』という気持ちの方が強かったです」と撮影前の心境を明かす玉城さん。伊藤さんとは過去に共演経験があったため、「春日との関係性が大事だなとものすごく思っていたので、伊藤さんとだったら大丈夫だなと。伊藤さんでよかったなと思いました」と話す。ただ、演じるのは過激な言葉を口にする、独特の世界を確立している仲村という強烈なキャラクター。玉城さんは「原作を読み返してみたら、彼女の確立されたキャラクターがそこにあったので、(キャラを)立てながらも、負けないようにしないといけないなと思いました」と語る。

 劇中では「クソムシが」「ど変態野郎」など、原作同様、過激な罵倒せりふが頻出する。ただ、玉城さんはそんな仲村役を楽しんだようで、「仲村のせりふって、口にすると面白いんですよね。なかなか普段は言えないし(笑い)。それを映画の中で言えるなんて面白いなと」と笑顔で語る。とはいえ、過激一辺倒ではなく、猫なで声や無邪気な表情も見せるなど、オンとオフの差が激しいのも仲村の特徴だ。玉城さんは「急に猫なで声になったりドスが効いていたり、話の中でテンションがすごく変わるので、イントネーションや声のトーンは一貫していなくていいのかなと最初から決めていました」という。

 クセが強すぎるキャラだが、玉城さんは「仲村を嫌われるキャラクターにはしたくなかった」と語る。「可愛らしさやちゃめっ気は、ものすごく大事にしていました。だからこそ、対比が生まれるので。できるだけ可愛らしくいられるところは可愛らしくしたり……」といい、演じる際は、細かい体の動きや仕草、姿勢まで意識した。「首のかしげ方やポーズで仲村らしさが出たらいいなと思っていました。一本の線で立っている感じではないようにしたくて、体を傾けるというか、正対しないように心がけていました。ちょっとした違和感が出るといいな、と。仲村は、人と話しているときも目を見ていないんですよね。お芝居としての対話で、ここまで人のことを考えなかったのは初めてですね(笑い)」と振り返る。

出典:YouTube
ヘアメーク :今井貴子/スタイリスト:松居瑠里
ヘアメーク :今井貴子/スタイリスト:松居瑠里

 ◇個性的なキャラのオファーは「すごくうれしい」

 玉城さんは、仲村というキャラクターはエキセントリックな行動に目がいくが、その内面に「人間らしさ」を感じたという。「アウトプットの仕方に鋭さがあるだけで、根っこのところは、ものすごくピュアで人間らしいと思いました。人からどう思われるかという次元を超えた女の子というか、世界に対して常にファイティングポーズをとっている女の子というか」と話す。玉城さんは、そんな仲村を「うらやましい」ともいう。「生きづらさをのみ込まない強さみたいなものがある。弱いととらえられるかもしれないけど、立ち向かうという意味では逃げていない。それはうらやましいというか、あるべき姿だなと思います」と語る。

 今作で強烈な仲村役を演じたが、7月公開の「Diner ダイナー」(蜷川実花監督)でも、ダイナー(食堂)に売られ、ウエートレス姿ではかなくうちひしがれる少女を熱演。宙づりにされたり、水浸しになったり……とハードな役を演じきり存在感を示した。個性的で“普通”ではない役が続いていることについて、玉城さんは「今年は結構ハードぞろいですね(笑い)。めっちゃ普通の役はそんなにないかもしれない」と苦笑する。だが、そういった役を演じることは、気持ちも「上がりますね」と歓迎しており、「自分の中では、そういう強烈なキャラクターを演じる女優として名前が挙がるのは、すごくうれしいです」とほほ笑む。

 「Diner ダイナー」のときはウエートレス姿が話題を集めたが、「エゴサーチすると『太もも』ってすごく言われているけど(笑い)、そういうのもラッキーだな、と思います。ニーハイにしてよかったな、と。それがみんなのアンテナに引っかかっているんだなと思うとうれしいです」と前向きだ。今作の仲村役についても、「私のビジュアルが生かされやすいんじゃないかなと。パンフレットにも『目が印象的』とか書いてありますけど、仲村も(特徴は)やっぱり目だったり、表情の作り方だったりする。それが今回は利用できたんじゃないかと思います」ととらえている。

 以前には、自身のSNSで、今作について「私はもう一生ここにいて、何者にもなれないのかもしれないと絶望していた時代にこの映画に出合えていたら」と投稿していた玉城さん。話題作への出演が続く大活躍の現状だが、改めて胸中を聞くと「この仕事って面白くて、自分が自分のものだけじゃないんだなということに気づかされるし、自分を飛び越えていろんな人の頭の中で勝手に動いてくれる面白みが感じられるので、この仕事ができてよかったなと思います。でも、何者かになれたかと言われたら……なっていないような気がしますね、まだ。なれる日が来るかは、分からないですが」と赤裸々に思いを明かす。

 では、「何者か」になれたと実感できるのは、どんなときなのだろうか。最後にそう聞いてみると、「欲深いので、できるだけ、できるだけ、ですね」といい、「別に満足感というものを得てもいいんですけど……あえて、得ていないんでしょうね」とほほ笑む。あくまで現状に満足せず、前進あるのみと考えている玉城さんの今後のさらなる活躍に期待したい。

玉城ティナ 高校生の恋の悩み相談に「悶々としているくらいなら言っちゃった方が…」

映画「惡の華」の公開直前思春期お悩み相談イベントに登場した伊藤健太郎さん(左)と玉城ティナさん
映画「惡の華」の公開直前思春期お悩み相談イベントに登場した伊藤健太郎さん(左)と玉城ティナさん

 モデルで女優の玉城ティナさんが9月17日、東京都内で開かれた映画「惡の華」(井口昇監督、9月27日公開)公開直前思春期お悩み相談イベントに登場。女子高生の「片思い中だけど、身長が悩みで告白できない」という悩みを聞いた玉城さんは、「大事なのは、相手から見てどう魅力的かだと思う。好きで悶々(もんもん)としているくらいなら言っちゃった方がいいと思う」とストレートな言葉で背中を押していた。

 イベントには、今作の主演を務める俳優の伊藤健太郎さんも出席。恋愛相談の流れで理想のタイプを聞かれた玉城さんは「社会人なので、仕事に対する姿勢……」と話すと、聞いていた伊藤さんが「もっとさ……。ちょっとリアルすぎ」と苦笑い。すると玉城さんは「価値観が合う人。自分がやっていることに自信を持っている人かな」と答えた。

 また高校生向けイベントにちなみ、それぞれどんな学生だったかという話題になり、伊藤さんが「仲いい4人ぐらいの仲間でいつも一緒にふざけてた。結構(世間を)なめてたし、ひねくれ者だった」と振り返ると、玉城さんは「高校から上京して、ちゃんと“高校デビューした感じ”ですかね(笑い)。今考えるとギャルっぽいというか、若い感じを楽しんでいました」明かした。

玉城ティナ「惡の華」仲村さん役に自信 ほかの演者なら「嫉妬」 原作者も「恋をしました」と絶賛

映画「惡の華」の直前試写イベントにスペシャルゲストとして登場した玉城ティナさん
映画「惡の華」の直前試写イベントにスペシャルゲストとして登場した玉城ティナさん

 モデルで女優の玉城ティナさんが9月15日、東京都内で行われた映画「惡の華」(井口昇監督、27日公開)の直前試写イベントにスペシャルゲストとして登場。同作は押見修造さんの異色マンガが原作で、「クソムシが」などという言葉を吐き問題児の仲村佐和を演じた玉城さんは「強烈なキャラをやれてうれしく思います。もし、ほかの方が演じていたら嫉妬したと思う。そういう風に思える作品に出合えてよかったです。見たことがない邦画(作品)になった」と自信をのぞかせた。

 玉城さんは「マンガの仲村さんのイメージがあって、私が演じることで実写ならではのプラスになればいいなと思っていた。プレッシャーというより、どうやって新しい仲村さんを作れるかなって考えていました」と語った。

 イベントには玉城さんのほか、原作の押見さん、井口監督も出席。映画を見たという押見さんは、仲村さんを演じた玉城さんについて「恋をしました」「(原作と)全くズレがありませんでした。というより、マンガの方がだめじゃんと思ったぐらい」と、玉城さんが創り上げた仲村さんを絶賛した。

 玉城さんは、主演映画「地獄少女」(白石晃士監督、11月15日公開)で地獄少女・閻魔(えんま)あいを演じることも引き合いに出しながら、「普通の役もやれるんですよ」と語り、苦笑いも見せていた。イベントの司会は映画評論家の町山智浩さんが務めた。

秋田汐梨「惡の華」原作者&監督が絶賛 期待の美少女 喜怒哀楽を繊細に表現…

映画「惡の華」に出演している秋田汐梨さん (C)押見修造/講談社 (C)2019映画『惡の華』製作委員会
映画「惡の華」に出演している秋田汐梨さん (C)押見修造/講談社 (C)2019映画『惡の華』製作委員会

 押見修造さんのマンガを実写化した映画「惡の華」(井口昇監督、9月27日公開)で主人公が片思いをするクラスのマドンナ・佐伯奈々子を演じる秋田汐梨さんの姿を収めた場面写真が公開された。雨にぬれながら泣く姿や怒りのあまり右肩を掻きむしる姿、病院の待合室で静かに涙を流す姿などが写し出され、撮影当時15歳ながら喜怒哀楽を繊細に表現した秋田さんの印象を、原作者の押見さんは「本物だけが持つ迫力みたいなものを感じました」と明かしている。

 (C)押見修造/講談社 (C)2019映画『惡の華』製作委員会
(C)押見修造/講談社 (C)2019映画『惡の華』製作委員会
 (C)押見修造/講談社 (C)2019映画『惡の華』製作委員会
(C)押見修造/講談社 (C)2019映画『惡の華』製作委員会


 秋田さんは2003年3月19日生まれ、京都府出身の16歳。今年1月期に放送された連続ドラマ「3年A組-今から皆さんは、人質です-」(日本テレビ系)、3月公開の映画「L・DK ひとつ屋根の下、『スキ』がふたつ。」、5月公開の「映画 賭ケグルイ」にも出演。また、女性ファッション誌「Seventeen(セブンティーン)」(集英社)の専属モデルとしても活躍する、次世代を担う期待の美少女だ。

 「惡の華」でメガホンをとった井口監督は、オーディションで奈々子役を射止めた秋田さんについて、「候補の中でもスバ抜けて演技力があった。皆さんかわいい演技はできるものの、ちょっと怖い、ダークな芝居ができる子は秋田さんしかいなかった」と絶賛。主人公・春日高男役の伊藤健太郎さんは「例えセリフであっても『ガッカリした』と言われた時はリアルに傷つくくらい胸に刺さった」と共演シーンを振り返っている。

 (C)押見修造/講談社 (C)2019映画『惡の華』製作委員会
(C)押見修造/講談社 (C)2019映画『惡の華』製作委員会

伊藤健太郎「惡の華」で驚愕の役作り 制服姿、体操着、裸の場面写真解禁

映画「惡の華」の場面写真 (C)押見修造/講談社 (C)2019映画『惡の華』製作委員会
映画「惡の華」の場面写真 (C)押見修造/講談社 (C)2019映画『惡の華』製作委員会

 俳優の伊藤健太郎さんが主演を務める、映画「惡の華」(井口昇監督、9月27日公開)の場面写真が8月20日、解禁された。伊藤さんは撮影当時21歳、身長179センチの高身長で、がっしりとした体格。今作では中学生の少年を演じており、制服姿や体操着などを着用し、心身ともに中学生になりきった驚愕(きょうがく)の役作りをした姿が写し出されている。

 役作りにあたり、自身の学生時代を思い返していたという伊藤さん。当時の鬱屈とした感情を取り戻すため、心身ともに学生時代に戻らなければならないと考え、撮影前の減量に加えて、撮影期間中はお酒を断ったという。

 井口監督は、撮影前の演技指導について「中学生の心を忘れないように、ホテルに帰っても中学生っぽいことばかり考えていてくれと言いました。あと、身長が170センチ台なんですけど、『なるべく猫背にして、150センチ台に見える芝居をしてください』、『好きな食べ物はハンバーグ!みたいな人の芝居をしてください』と言いました」と明かしている。

 井口監督の言葉を受け、伊藤さんは撮影後のホテルで、翌日の撮影で黒板に書く「俺はクソ」「変態は私です」などの言葉が詰まった文章を、机の上にあったメモ帳に何枚も書きなぐり、そのまま寝落ち。メモを散らかしたまま放置して、現場に向かったという。ホテルに戻ってくると、書き殴った紙が机の上にきちんと置かれており、「きっと清掃係がそうしてくれたのでしょうが、これを見て『ヤバイ人』だと思われただろうな、と思って恥ずかしくなった」という。

(C)押見修造/講談社 (C)2019映画『惡の華』製作委員会
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<完成披露舞台あいさつ>伊藤健太郎、ブルマ嗅ぎ、罵倒され…変態性開花? 「分かってしまう部分あった」

映画「惡の華」の完成披露舞台あいさつに登場した伊藤健太郎さん
映画「惡の華」の完成披露舞台あいさつに登場した伊藤健太郎さん

 俳優の伊藤健太郎さんが8月8日に東京都内で開催された主演映画「惡の華」(井口昇監督、9月27日公開)の完成披露舞台あいさつに出席した。劇中で同級生のブルマの匂いを嗅いだり、玉城ティナさん演じる仲村から罵倒されたりと、ボコボコにされる少年・春日を演じた伊藤さんだが、司会から「変態性は開花した?」と聞かれると、「撮影期間は確かに、開花しなかったわけではない」と告白。「ああ、変態ってこういうことなのかなって分かってしまう部分がありました。仲村にいろいろ言われるじゃないですか。普段はM的な要素はないんですが、ちょっとやられたというか」と明かしつつ、「今はないですよ!」と撮影期間はどっぷりと春日役につかったことを語っていた。

 憧れの同級生のブルマの匂いを嗅ぐシーンもあり、伊藤さんは「ブルマを嗅いだんですが、あれはなかなかねえ」と述懐した。玉城さんから「慣れてたじゃん! 日常茶飯事なのかと思った」といじられると、伊藤さんは「バカ言ってんじゃないよ!」とタジタジ。「台本を読んだときはどうしようかと思った。嗅いだこともないし。監督からは『ブルマの繊維、分子、すべてを吸い取ってくれ』と言われて。あそこはクランクインのファーストカットだった。『監督、何を言っているんだろう』と思ったけれど、あれをやった瞬間に『春日ってこういうことなんだ』と分かった」と撮影初日に役をしっかりつかんだと明かしていた。

<トークイベント>原作者が“ブルマ嗅ぐ”伊藤健太郎に太鼓判「いい嗅ぎっぷり」

映画「惡の華」のトークイベントに登場した井口昇監督(左)と押見修造さん
映画「惡の華」のトークイベントに登場した井口昇監督(左)と押見修造さん

 押見修造さんのマンガを、俳優の伊藤健太郎さん主演で実写化した映画「惡の華」(井口昇監督、9月27日公開)のトークイベントが7月30日に東京都内で開催され、井口監督と押見さんが出席した。主人公の春日高男を演じた伊藤さんについて、井口監督は「ブルマの匂いを嗅ぐシーンを、クランクインして最初に撮った」と明かすと、押見さんは「すごくいい嗅ぎっぷりでした」と大満足の表情で太鼓判を押していた。

 映画は、伊藤さん演じる主人公の春日、玉城ティナさん演じる仲村ら、鬱屈とした思春期を過ごす少年少女の暗黒面を描く。春日が憧れの女子の体操着の匂いを嗅いだり、仲村が「クソムシ」と春日を罵倒したりと、原作に描かれた衝撃的なシーンの数々が、実写となってお目見えする。

 春日役の伊藤さんについて、井口監督は「春日は暗いだけじゃない。愛くるしさがあったほうがいいと思った」と抜てきの理由を語った。押見さんは「見ていて憎たらしいというか、『コイツは!』と思うけれど、自分のことのように可愛い。中学生に見えたので、すごいなと思った」とにっこり。

 また、クラスの問題児で強烈な印象を与えるヒロイン、仲村役を演じた玉城ティナさんについて、押見さんが「仲村さん、完璧です!」と大絶賛。「完全に恋をしてしまった。観客として見ても、仲村さんが好きだ!と思った。今日また映画を見て、恋をし直してしまったという感じ。ヤバイですね」と熱っぽく語った。

 さらに井口監督が「グッときた仲村さんのシーンは?」と聞くと、押見さんは「仲村さんはありすぎる。ほぼ全部と言っても過言ではない」といい、「教室をめちゃめちゃにするシーンで、髪の毛の間から見える目も大好き。仲村さんの目はすごい。半開きから全開まで、全部バッチリ」と熱弁していた。

 原作は、2009~2014年にマンガ誌「別冊少年マガジン」(講談社)で連載され、累計発行部数300万部を記録。「マンガ大賞2012」にもノミネートされた押見さんの異色マンガ。中学2年の春日は、ボードレールの詩集「惡の華」を心のよりどころに、息苦しい毎日をなんとかやり過ごしていた。ある放課後、春日は教室で憧れのクラスメートの佐伯奈々子の体操着を見つける。衝動のままに春日は体操着をつかみ、その場から逃げ出してしまう。その一部始終を目撃した仲村は、そのことを秘密にする代わりに、春日にある“契約”を持ちかける。こうして仲村と春日の悪夢のような主従関係が始まる……というストーリー。映画の脚本は、アニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」や「心が叫びたがってるんだ。」などの岡田麿里さんが手がけている。

伊藤健太郎が屋上でパンツ脱がされ… 玉城ティナは衝撃発言連呼 映画「惡の華」予告&本ビジュアル公開

出典:YouTube

 押見修造さんのマンガを、俳優の伊藤健太郎さん主演で実写化した映画「惡の華」(井口昇監督、9月27日公開)の予告編と本ビジュアルが7月29日、解禁された。予告編では、伊藤さん演じる主人公・春日高男が屋外でパンツを脱がされる場面や、玉城ティナさん演じる仲村佐和が春日に「ド変態野郎」などと、衝撃的なせりふを連呼する様子などが映し出されている。

 本ビジュアルには、伊藤さんとメガネ姿の玉城さんらの姿が収められ、「僕は変態なんかじゃ…ない」「クソムシが」といったコピーが書かれている。

映画「惡の華」の本ビジュアル (C)押見修造/講談社 (C)2019映画『惡の華』製作委員会
映画「惡の華」の本ビジュアル (C)押見修造/講談社 (C)2019映画『惡の華』製作委員会

伊藤健太郎、秘密基地で本燃やす… 22歳誕生日に主演映画「惡の華」新場面写真公開

俳優の伊藤健太郎さん主演の映画「惡の華」の一場面(C)押見修造/講談社 (C)2019映画「惡の華」製作委員会
俳優の伊藤健太郎さん主演の映画「惡の華」の一場面(C)押見修造/講談社 (C)2019映画「惡の華」製作委員会

 俳優の伊藤健太郎さんが主演を務める映画「惡の華」(井口昇監督、9月27日公開)の新場面写真が6月30日、公開された。同日は、伊藤さんの22歳の誕生日で、誕生日を記念して公開。公開された写真には、段ボールをつぎはぎして建てた秘密基地の中で、主人公・春日高男(伊藤さん)が取りつかれたような表情で本を燃やし、その背後には女性用の下着がつられているという“カオスな状況”が写し出されている。

 伊藤さんは、映画の撮影について「正直なこと言うときついこともたくさんあったけど、“春日高男”が好きで、“惡の華”という作品がものすごく大好きで、最後の方には終わりたくないという気持ちが強くなっていました」と振り返っている。

伊藤健太郎が体操着をクンクン、半裸で絶叫! 玉城ティナは「クソムシが」 実写映画「惡の華」の特報公開

映画「惡の華」のビジュアル (C)押見修造/講談社 (C)2019映画『惡の華』製作委員会
映画「惡の華」のビジュアル (C)押見修造/講談社 (C)2019映画『惡の華』製作委員会

 押見修造さんのマンガを俳優の伊藤健太郎さん主演で実写化した映画「惡の華」(井口昇監督)の公開日が9月27日に決定。6月11日、特報、ティザービジュアルが公開された。特報には、伊藤さん演じる主人公・春日高男が体操着を目をつむって嗅ぐ姿や、玉城ティナさん演じる仲村佐和が「うっせー、クソムシが」と吐き捨てる姿が収録されている。

出典:YouTube


 特報は、仲村が春日に「見てたんだよ」「私と契約しよ」「自分はド変態野郎だって認めな」と話す場面や、2人が深夜の教室を破壊するシーン、春日が大雨の中、上半身裸で絶叫する姿などが収録されている。特報には、秋田汐梨さんが演じる佐伯奈々子、飯豊まりえさんが演じる常磐文も登場する。

 ティザービジュアルは2種類で、春日の姿をあしらい「僕は変態なんかじゃ…ない」というコピーが書かれたものと、仲村の姿に「クソムシが」というコピーが書かれたものとなっている。

 映画の全キャストも発表された。鶴見辰吾さんがどんどん変態性が開花していく春日を心配しつつも見守る父親役、坂井真紀さんが春日の母親役、高橋和也さんが娘との距離をうまくとれない仲村の父親役、黒沢あすかさんが離れて暮らす仲村の母親役、佐々木すみ江さんが仲村の祖母役、松本若菜さんが佐伯の母親役で出演。クラスメート役で北川美穂さん、佐久本宝さん、田中偉登さんも出演する。

(C)押見修造/講談社 (C)2019映画『惡の華』製作委員会
(C)押見修造/講談社 (C)2019映画『惡の華』製作委員会
(C)押見修造/講談社 (C)2019映画『惡の華』製作委員会
(C)押見修造/講談社 (C)2019映画『惡の華』製作委員会

「惡の華」実写映画で伊藤健太郎が主演 玉城ティナ、飯豊まりえ、秋田汐梨も出演

(C)押見修造/講談社 (C)2019映画「惡の華」製作委員会
(C)押見修造/講談社 (C)2019映画「惡の華」製作委員会

 俳優の伊藤健太郎さんが、押見修造さんのマンガを実写化した映画「惡の華」(井口昇監督)で主演を務めることが12月5日、明らかになった。伊藤さんのほか、玉城ティナさん、飯豊まりえさん、秋田汐梨さんが出演することも発表された。伊藤さんは主人公の春日高男、玉城さんはクラスの問題児の仲村佐和、飯豊さんは文学が好きなことをきっかけに春日と交流を深める常磐文(ときわ・あや)、秋田さんは春日が片思いをするクラスのマドンナ・佐伯奈々子を演じる。

 原作は2009~14年にマンガ誌「別冊少年マガジン」(講談社)で連載され、累計発行部数300万部を記録し、「マンガ大賞2012」にもノミネートされた押見さんの異色マンガ。2013年にはテレビアニメ化、16年には舞台化された。

 高校生の春日は、同じクラスの人気者の文が本屋で詩集「惡の華」を読んでいるのを目撃する。かつて「惡の華」に憧れを抱く内向的な文学少年だった春日は、中学時代を思い出していた。山々に囲まれた地で閉塞感のある日々に息苦しさを感じていた春日は、中学2年のある日、教室でクラスのマドンナ、奈々子の体操着を見つける。誰もいない放課後、胸が高揚した春日は人の気配を感じてとっさに体操着をつかみ逃げ出してしまう。後日、その一部始終をクラスの変わり者、佐和に見られていたことが発覚。「秘密をばらさない代わりに私と契約しよう」と佐和と春日の奇妙な共犯関係が始まる。

 佐和の命令が日々エスカレートしていくと同時に、春日は「惡の華」への憧れと同じような魅力を佐和にも感じていく。ところがある日、町の夏祭りで起きた事件が2人の関係を決定的に変えてしまう……というストーリー。映画は2019年秋に公開予定。