海獣の子供 キャスト

海獣の子供キャスト

安海琉花:芦田愛菜
空:浦上晟周
海:石橋陽彩
安海正明:稲垣吾郎
安海加奈子:蒼井優
ハンドボール部の先生:渡辺徹
デデ:富司純子
アングラード:森崎ウィン
ジム:田中泯

芦田愛菜、石橋陽彩、窪塚愛流が声優キャストに

劇場版アニメ「海獣の子供」で声優を務める(上段左から)石橋陽彩さん、芦田愛菜さん、窪塚愛流さん (C)2019 五十嵐大介・小学館/「海獣の子供」製作委員会 芦田さん写真:PHOTO HASEGAWA SATOSHI
劇場版アニメ「海獣の子供」で声優を務める(上段左から)石橋陽彩さん、芦田愛菜さん、窪塚愛流さん (C)2019 五十嵐大介・小学館/「海獣の子供」製作委員会 芦田さん写真:PHOTO HASEGAWA SATOSHI

 声優として、女優の芦田愛菜さん、劇場版アニメ「リメンバー・ミー」の日本語吹き替え版で主人公ミゲルを演じた石橋陽彩(ひいろ)さん、俳優の窪塚洋介さんの息子の窪塚愛流(あいる)さんが出演する。芦田さんは主人公・安海琉花、石橋さんは琉花と共に物語の鍵を握る2人の兄弟の弟・海、窪塚さんは兄・空をそれぞれ演じる。

 ◇芦田さんのコメント

 「命のはじまりってどこにあるのだろう。自分の存在意義って何だろう。」と、同じ14歳の琉花と一緒に考えたり、知りたいと思いながら演じさせていただきました。「自分の気持ちを誰かにわかってもらいたいのに、上手く言葉にして思いをぶつけられない」という彼女のもどかしさにも、すごく共感できました。渡辺監督のこだわり、五十嵐先生の思いを現場でたくさん伺いました。ひとつひとつのシーンごとに立ち止まって、そしてキャラクターと向き合いながら、声を通して作品を一緒に作らせていただけたことをとてもうれしく思っています。

 ◇石橋さんのコメント

 この映画の第一印象は、海や街並みの色がとてもきれいで繊細に描かれているので「リアル」を感じました。映画の世界に引き込まれるほどのブルーを皆さんにも見てほしいです。そして、僕が演じた「海」は、うれしいことも、悲しいことも、ありのままに表現する少年なので、僕も声変わりの今をありのままに受け入れて役に入り込むことができたと思います。「海」の息づかいはシーンごとにこだわりがあるのでそちらもぜひ注目してほしいです。芦田さん、窪塚さんとの初共演も楽しみです!

 ◇窪塚さんのコメント

 僕と歳が近い魅力的な「空」の役になりきり初めての声優に挑戦したい!ということと、父が「海獣の子供」のマンガがとても好きだということで、コレはやるしかない!と思い挑戦しました。出演が決まり、とてもうれしく、ワクワクしています。自分はまだこの仕事を始めたばかりで、声優は初めてということもありうまくできるか不安もありますが、今まで練習してきた事を全ていかし、監督さんや、原作者の五十嵐大介さんが思う「空」になりきりたいと思っています。

声優キャストに稲垣吾郎、蒼井優、渡辺徹、富司純子

劇場版アニメ「海獣の子供」で声優を務める(上段左から)富司純子さん、稲垣吾郎さん、蒼井優さん、渡辺徹さん (C)2019 五十嵐大介・小学館/「海獣の子供」製作委員会
劇場版アニメ「海獣の子供」で声優を務める(上段左から)富司純子さん、稲垣吾郎さん、蒼井優さん、渡辺徹さん (C)2019 五十嵐大介・小学館/「海獣の子供」製作委員会

 声優として、稲垣吾郎さん、蒼井優さん、渡辺徹さん、富司純子さんが出演する。稲垣さんは主人公・琉花の父親で水族館に勤務する安海正明、蒼井さんは娘とも夫とも関係がうまくいかない琉花の母親・安海加奈子、渡辺さんは琉花が所属するハンドボール部の先生、富司さんは世界中を航海しながらジュゴンに育てられた兄弟の海と空を見守る不思議な人物、デデをそれぞれ演じる。

 ◇稲垣さんのコメント

 この映画は、誰にとっても分かりやすい、単純明快なエンターテインメント作品というわけではありません。大人が見ても考えさせられるような深遠さがあり、子どもが見たら理屈を超えたところで、感じるものがちゃんとある作品になっています。僕も幼少の頃に見て「僕にはまだまだ分からない部分があるな」と思った映画でも、いまだに、一つのシーンやキャラクターの声が鮮明に脳裏に残っている作品があったりします。この映画も、いまの子どもたちにとってそういう作品の一つになってくれたらいいなと思っています。

 ◇蒼井さんのコメント

 とにかく画(え)がきれいで、ページを開くだけで海の底に連れて行ってくれる原作が大好きでした。ずっと前からこの世界をスクリーンで見たい!と本当に思っていたので、今回お話をいただいたときには、絶対やりたい!と即答させていただきました。「鉄コン筋クリート」の「シロ」という少年役から出発して、13年後の「海獣の子供」ではお母さん役。STUDIO4℃作品に戻って来られて素直にうれしいです。収録に当たり本編映像を少し見たのですが、原作を読んでいた時に自分の頭の中で思っていた以上の“色”にあふれていて、想像をはるかに超えてすごいことになっていました。生きていることにもう一度ワクワクできる作品なので、たくさんの人に見ていただきたいです。

 ◇渡辺さんのコメント

 とてもきれいな絵とともに、命のことを深く感じることができる大人版のおとぎ話のような作品だと思いました。中学2年生の、ガラスのような繊細さと人間としての不安定さを持ったヒロインに教師としてどう向き合うのか。優しく言い含めるのか、厳しく突き放すことで向き合う優しさが良いのか、子育ての永遠のテーマでもありますが、自分自身の経験も反映しながら役作りを考えました。

 ◇富司さんのコメント

 「海獣の子供」のお話をいただいて映像を拝見しましたら、水族館や海の描写がとってもきれいで、水族館に一緒に遊びに行く孫にぜひ見てもらいたいと思い、お引き受けしました。「サマーウォーズ」以来の声のお仕事で、今回演じたデデは、世界中の海や神秘、生命、宇宙のすべての命が生まれる秘密みたいなものを追求していく強い信念を持った女性でとても魅力的でした。詩的で哲学的なせりふが多く、普通の話し言葉とは違っていたので緊張して挑みましたが、私の魂を声としてデデに注ぐことができたと思っています。

窪塚愛流が変声期で出演辞退 代役に浦上晟周 森崎ウィン、田中泯も

劇場版アニメ「海獣の子供」に声優として出演する(上段左から)田中泯さん、浦上晟周さん、森崎ウィンさん (C)2019 五十嵐大介・小学館/「海獣の子供」製作委員会
劇場版アニメ「海獣の子供」に声優として出演する(上段左から)田中泯さん、浦上晟周さん、森崎ウィンさん (C)2019 五十嵐大介・小学館/「海獣の子供」製作委員会

 少年・空役の声優として出演予定だった窪塚愛流(あいる)さんが変声期により出演を辞退し、俳優の浦上晟周(せいしゅう)さんが空の声優を務める。また、声優として俳優の森崎ウィンさん、田中泯さんが出演することも発表された。浦上さんと森崎さんは、今回が劇場版アニメの声優初挑戦となる。

 森崎さんは、海と空という2人の少年の謎を追う天才海洋学者・アングラード、田中さんは、アングラードのかつての相棒で海と空を保護している海洋生物学者・ジムをそれぞれ演じる。

 浦上さん、森崎さん、田中さんのコメントは以下の通り。

 ◇浦上晟周さんのコメント

 原作のマンガを読み終えたとき、自分の周りの世界が、少し違って見えました。僕にとってアニメの声を演じさせていただくのは初めての経験でした。最初は不安が大きかったですが、声を吹き込ませていただく過程はすごく楽しかったです。「空」が醸し出す雰囲気は異質で、せりふのテンポやリズムも独特です。渡辺監督といろいろお話をさせていただきながら、大人びているしゃべり方と、時折見せる少年らしさのバランスを意識しました。映画館を出たときに、周りの世界が少し違って見えるような作品になったらうれしいです。

 ◇森崎ウィンさんのコメント

 アニメーションの声優は初挑戦ということで、収録用の映像を何度も見返して本番に臨みました。「レディ・プレイヤー1」では、自分で演じたキャラクターの吹き替え版だったので、感情をつかみやすかったのですが、アニメーションの場合は、「絵の中にいるキャラクターと一緒に呼吸をしなくてはいけない」と感じました。今回でいうとアングラードと僕、二人で一人という感覚で、その息がピタっ!とはまった瞬間はすごく気持ちがよかったです。それから、「一枚一枚絵を作ってくださった方との呼吸でもある」ということも感じました。僕とアングラードとアニメーターさんとのフィルムの中での共演をぜひ見届けてください。

 ◇田中泯さんのコメント

 オファーをいただき、海獣の子供の原作本が届き、一息で読みました。「参加せよ!」と何処(どこ)からか聞こえる気がしたのです。好奇心の脈動に震える僕に安堵(あんど)したのでした。収録については、大きなヘッドホンからの自分の声に包まれて言葉を出す、まさしく声もカラダなのだ、と思い、演じることの面白さと際どさを同時に感じるお仕事でした。水の星・地球、緑のふるさと・地球、ヒトのふるさとは何処!