七つの会議 あらすじ

七つの会議あらすじ

 映画「七つの会議」は、人気作家の池井戸潤さんの傑作小説「七つの会議」(集英社文庫)を実写映画化。狂言師の野村萬斎さんが主演を務める。映画は、連続ドラマ「半沢直樹」「ルーズヴェルト・ゲーム」「陸王」(いずれもTBS系)などの伊與田英徳さんがプロデューサーを担当し、福澤克雄さんが監督を務める。さらに、香川照之さん、及川光博さん、片岡愛之助さん、音尾琢真さん、立川談春さん、北大路欣也さんの出演も発表された。野村さんが池井戸さんの小説の実写化作品に出演するのは初めて。

 映画は都内にある中堅メーカー・東京建電が舞台で、野村さんは東京建電の営業1課の万年係長・八角民夫を演じる。野村さんがサラリーマン役に挑戦のするのは初めて。また、香川さんは社内で絶対的な存在である営業部長・北川誠、及川さんはうだつが上がらない営業2課の課長だったがパワハラ騒動後、営業1課の課長に抜てきされる原島万二、音尾さんは老舗のねじ製造工場「ねじ六」の4代目社長・三沢逸郎、立川さんは東京建電の下請け会社で、新進気鋭のねじ製造会社「トーメイテック」の社長・江木恒彦、北大路さんは御前様と呼ばれる東京建電の親会社「ゼノックス」の代表取締役社長・徳山郁夫を演じる。

 「結果がすべて」という考え方が今なお続く東京建電の営業1課の万年係長・八角民夫(野村さん)はどこの会社にもいそうな“ぐうたら社員”。トップセールスマンである課長の坂戸宣彦(片岡さん)からはその怠惰ぶりを叱責されるが、ノルマも最低限しかこなさず定例の営業会議では傍観しているのみ。絶対的な存在の営業部長・北川誠(香川さん)が進める結果主義の方針の下で部員が寝る間を惜しんで働く中、一人ひょうひょうと日々を送っていた。ある日突然、社内で起こった坂戸のパワハラ騒動。そして、下された異動処分。訴えた当事者は年上の部下、八角だった……というストーリー。映画は2019年2月1日公開。

「七つの会議」のあらすじは

<映画紹介>「七つの会議」池井戸作品の映画化で野村萬斎がぐうたら社員に 香川、愛之助らの演技合戦が見もの 2月1日公開

映画「七つの会議」のビジュアル (C)2019 映画「七つの会議」製作委員会
映画「七つの会議」のビジュアル (C)2019 映画「七つの会議」製作委員会

 狂言師の野村萬斎さんがサラリーマン役に初挑戦した映画「七つの会議」(福澤克雄監督)が、2月1日からTOHOシネマズ日比谷(東京都千代田区)ほかで公開される。原作は人気作家・池井戸潤さんの同名小説。1話ごとに登場人物の視点が変わるオムニバス形式の小説を、長編映画でどう展開させるのか興味津々だったが、「下町ロケット」や「陸王」といった池井戸作品を数多くドラマ化してきた福澤監督が、萬斎さん演じる主人公はもとより、大勢の登場人物それぞれに見せ場を作り、見応えある作品に仕上げている。

 東京都内の中堅メーカー、東京建電。営業1課の万年係長・八角民夫(萬斎さん)は、俗に言うぐうたら社員だった。年下で敏腕営業マンの課長、坂戸宣彦(片岡愛之助さん)の叱責にも馬耳東風。その八角は坂戸をパワハラで訴える。パワハラ委員会は坂戸に異動処分を下す。社員たちは、その不可解な裁定に首をかしげるが……というストーリー。ほかに、香川照之さん、及川光博さん、朝倉あきさん、世良公則さん、鹿賀丈史さん、橋爪功さん、北大路欣也さんらが出演する。

(C)2019 映画「七つの会議」製作委員会
(C)2019 映画「七つの会議」製作委員会
(C)2019 映画「七つの会議」製作委員会
(C)2019 映画「七つの会議」製作委員会

 見る前は、八角役に萬斎さんはカッコ良過ぎると思った。しかし、会議中に居眠りをするわ、寝転がってドーナツを食べるわ……のぐうたらぶりを、無精ひげと緩んだネクタイ姿で巧みに表現。予想はまんまと覆された。他にも、八角を徹底的に侮辱する坂戸役の愛之助さん、できる社員は褒め、できない社員はとことん追い詰めるモーレツ営業部長・北川誠役の香川さんら豪華俳優陣の演技合戦に引き込まれた。とりわけ、北大路さん演じる東京建電の親会社社長・徳山郁夫が出席する“御前会議”のシーンは、列席した俳優陣の緊迫したやりとりに圧倒された。

 パワハラ騒動をきっかけに企業の闇に切り込んでいく作品。自分がもし、この物語の中に入り込んだら、果たしてどう振る舞うだろうかと、思わず考えさせられた。(りんたいこ/フリーライター)

出典:YouTube