ペンギン・ハイウェイ

  • スタッフ:
    原作:森見登美彦「ペンギン・ハイウェイ」▽監督:石田祐康▽アニメーション制作:スタジオコロリド
  • キャスト:
    声優キャスト 北香那▽蒼井優
  • 公開日:
    2018年8月17日公開
UPDATE

ペンギン・ハイウェイあらすじ

 映画「ペンギン・ハイウェイ」は、「夜は短し歩けよ乙女」や「四畳半神話大系」で知られる森見登美彦さんの人気小説「ペンギン・ハイウェイ」が劇場版アニメ化。2018年8月公開。

 アニメは、頭の良い小学4年生のアオヤマくん(北さん)の住む町に突然ペンギンたちが現れる。不思議な現象に、仲良しの歯科医院の「お姉さん」(蒼井さん)が関わっていることを知ったアオヤマくんは、海のない住宅地に現れて消えたペンギンの謎を解く……というストーリー。

 若手女優の北香那(きた・かな)さんが声優初挑戦で主演、女優の蒼井優さんも声優として出演する。監督は、ショートアニメ「フミコの告白」で第14回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門で優秀賞を受賞した29歳の石田祐康さん。石田監督は、長編アニメ初挑戦となる。石田さんの「スタジオコロリド」が制作する。

スタッフ

原作:森見登美彦「ペンギン・ハイウェイ」▽監督:石田祐康▽アニメーション制作:スタジオコロリド

ペンギン・ハイウェイキャスト

声優キャスト 北香那▽蒼井優

主題歌

宇多田ヒカル「Good Night」

ペンギン・ハイウェイ公開日

2018年8月17日公開

「ペンギン・ハイウェイ」キャラ設定画を公開 アオヤマ君 表情豊かなお姉さん ペンギンも

劇場版アニメ「ペンギン・ハイウェイ」のお姉さんの設定画(C)2018 森見登美彦・KADOKAWA/「ペンギン・ハイウェイ」製作委員会
劇場版アニメ「ペンギン・ハイウェイ」のお姉さんの設定画(C)2018 森見登美彦・KADOKAWA/「ペンギン・ハイウェイ」製作委員会

 「夜は短し歩けよ乙女」「四畳半神話大系」などで知られる森見登美彦さんの小説が原作の劇場版アニメ「ペンギン・ハイウェイ」(石田祐康監督)のキャラクター設定画が公開された。主人公の小学4年生のアオヤマ君、アオヤマ君が憧れるお姉さん、街に突然、現れるペンギンの設定画で、笑って落ち込んだりする表情豊かなお姉さんが描かれている。

 「ペンギン・ハイウェイ」は、小学4年生のアオヤマ君が住む海のない街に突然、ペンギンが現れる。不思議な現象に、仲良しのお姉さんが関わっているようで、アオヤマ君はペンギンの謎を解こうとする。

 女優の北香那さんがアオヤマ君、蒼井優さんがお姉さんを演じるほか、声優として釘宮理恵さん、潘めぐみさんらが出演している。製作は、劇場版アニメ「台風のノルダ」などのスタジオコロリド。

(C)2018 森見登美彦・KADOKAWA/「ペンギン・ハイウェイ」製作委員会
(C)2018 森見登美彦・KADOKAWA/「ペンギン・ハイウェイ」製作委員会
(C)2018 森見登美彦・KADOKAWA/「ペンギン・ハイウェイ」製作委員会
(C)2018 森見登美彦・KADOKAWA/「ペンギン・ハイウェイ」製作委員会
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(C)2018 森見登美彦・KADOKAWA/「ペンギン・ハイウェイ」製作委員会
(C)2018 森見登美彦・KADOKAWA/「ペンギン・ハイウェイ」製作委員会
(C)2018 森見登美彦・KADOKAWA/「ペンギン・ハイウェイ」製作委員会

<映画レビュー>「ペンギン・ハイウェイ」 少年の目線で不思議な世界描く 新鋭スタジオコロリドの劇場版アニメ 8月18日公開

劇場版アニメ「ペンギン・ハイウェイ」の一場面(C)2018 森見登美彦・KADOKAWA/「ペンギン・ハイウェイ」製作委員会
劇場版アニメ「ペンギン・ハイウェイ」の一場面(C)2018 森見登美彦・KADOKAWA/「ペンギン・ハイウェイ」製作委員会

 劇場版アニメ「ペンギン・ハイウェイ」が8月17日、TOHOシネマズ新宿(東京都新宿区)ほかで公開。「夜は短し歩けよ乙女」「四畳半神話大系」などで知られる森見登美彦さんの同名小説が原作。学生時代の自主制作作品「フミコの告白」で注目された30歳の新鋭・石田祐康監督が手がける初の長編劇場版アニメで、劇場版アニメ「台風のノルダ」などのスタジオコロリドが製作する。海のない街に突然、ペンギンが現れるなど不思議な現象が起こる中、少年が成長する姿が描かれる。

 小学4年生のアオヤマ君が住む街に突然、ペンギンが現れる。不思議な現象に、仲良しのお姉さんが関わっているようで、アオヤマ君はペンギンの謎を解こうとする。女優の北香那さんがアオヤマ君、蒼井優さんがお姉さんを演じるほか、声優として釘宮理恵さん、潘めぐみさんらが出演する。

 よく分からない大人の世界、謎が多く色っぽいお姉さん、数々の不思議な現象など好奇心が湧いてくる世界がアオヤマ君の視点で描かれる。日常と非日常が交錯する中で、子供はアオヤマ君の視点で作品を楽しめるだろうし、大人は世界が新鮮に見えた子供の頃を思い出すかもしれない。

 缶ジュースがペンギンになったり、大量発生したペンギンが暴れ回るなどアニメでしかできないであろう表現も魅力的だ。日常的なシーンを丁寧を描くことで、非日常の表現がダイナミックに見える。アニメを手がけるスタジオコロリドは2011年に設立され、若いスタッフが多いアニメ制作会社。ますます注目されそうだ。(小西鉄兵/MANTAN)

(C)2018 森見登美彦・KADOKAWA/「ペンギン・ハイウェイ」製作委員会
(C)2018 森見登美彦・KADOKAWA/「ペンギン・ハイウェイ」製作委員会
(C)2018 森見登美彦・KADOKAWA/「ペンギン・ハイウェイ」製作委員会
(C)2018 森見登美彦・KADOKAWA/「ペンギン・ハイウェイ」製作委員会
(C)2018 森見登美彦・KADOKAWA/「ペンギン・ハイウェイ」製作委員会
(C)2018 森見登美彦・KADOKAWA/「ペンギン・ハイウェイ」製作委員会
(C)2018 森見登美彦・KADOKAWA/「ペンギン・ハイウェイ」製作委員会
(C)2018 森見登美彦・KADOKAWA/「ペンギン・ハイウェイ」製作委員会
(C)2018 森見登美彦・KADOKAWA/「ペンギン・ハイウェイ」製作委員会
(C)2018 森見登美彦・KADOKAWA/「ペンギン・ハイウェイ」製作委員会
(C)2018 森見登美彦・KADOKAWA/「ペンギン・ハイウェイ」製作委員会
(C)2018 森見登美彦・KADOKAWA/「ペンギン・ハイウェイ」製作委員会

蒼井優、誕生日に監督から似顔絵 サプライズに大喜び <初日舞台あいさつ>

劇場版アニメ「ペンギン・ハイウェイ」の初日舞台あいさつに登場した蒼井優さん
劇場版アニメ「ペンギン・ハイウェイ」の初日舞台あいさつに登場した蒼井優さん

 女優の蒼井優さんが8月17日、東京都内で開かれた劇場版アニメ「ペンギン・ハイウェイ」(石田祐康監督)の初日舞台あいさつに登場。同日33歳の誕生日を迎えた蒼井さんに、誕生日ケーキと共に、石田監督が自ら描いた似顔絵がプレゼントされた。蒼井さんは「台本に『サプライズケーキ』登場と書いてあって、全然サプライズじゃないと思っていたら……。ありがとうございます」と大喜びしていた。

 舞台あいさつには、北香那さん、西島秀俊さん、竹中直人さん、石田監督、原作者の森見登美彦さんも出席。蒼井さんと、23日に21歳の誕生日を迎える北さんに、ペンギンの飾りが乗ったケーキがプレゼントされ、2人は試食をして「おいしいです」と口をそろえていた。北さんにも監督から似顔絵がプレゼントされ、「可愛く描いていただいて……。まさかこんなサプライズをしてもらえるとは思わなかったのでうれしいです」とニコニコしていた。

 同作は「夜は短し歩けよ乙女」や「四畳半神話大系」などで知られる森見さんの小説が原作。頭の良い小学4年生のアオヤマ君が、街の郊外に突然現れて姿を消したペンギンたちの謎を解くために研究を始めると、仲良しの歯科医院の「お姉さん」が関わっていることを知る……というストーリー。

ペンギン・ハイウェイ
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ペンギンたちが空を舞う!映画「ペンギン・ハイウェイ」最新ビジュアル公開 追加キャストに西島秀俊、竹中直人ら

劇場版アニメ「ペンギン・ハイウェイ」のキービジュアル (C)2018 森見登美彦・KADOKAWA/「ペンギン・ハイウェイ」製作委員会
劇場版アニメ「ペンギン・ハイウェイ」のキービジュアル (C)2018 森見登美彦・KADOKAWA/「ペンギン・ハイウェイ」製作委員会

 「夜は短し歩けよ乙女」や「四畳半神話大系」などで知られる森見登美彦さんの人気小説が原作の劇場版アニメ「ペンギン・ハイウェイ」(石田祐康監督、2018年8月17日公開)のキービジュアルが27日、公開された。大空を飛ぶたくさんのペンギンたちと主人公のアオヤマ君、“お姉さん”の姿が描かれている。また、声優として俳優の西島秀俊さん、竹中直人さんが出演することも発表された。

 西島さんは、主人公のアオヤマ君にノートを与え、学び方を指南したお父さん、竹中さんは、アオヤマ君の同級生の女の子・ハマモトさんのお父さんをそれぞれ演じる。西島さん、竹中さんの出演に石田監督は「お二人に演じてもらえたことへの驚きと、そのハマり方へのこれまた驚きと喜び! ありがたかったです」とコメントを寄せている。

 声優の釘宮理恵さん、潘めぐみさんが声優として出演することも発表された。釘宮さんはクラスメートのウチダ君役、潘さんはハマモトさん役をそれぞれ担当する。

 「ペンギン・ハイウェイ」は、頭の良い小学4年生のアオヤマ君の住む町に突然ペンギンたちが現れる。不思議な現象に、仲良しの歯科医院の“お姉さん”が関わっていることを知ったアオヤマ君は、海のない住宅地に現れて消えたペンギンの謎を解く……というストーリー。アオヤマ君の声を北香那さん、お姉さんの声を蒼井優さんが務める。宇多田ヒカルさんが主題歌を担当する。

(C)2018 森見登美彦・KADOKAWA/「ペンギン・ハイウェイ」製作委員会
(C)2018 森見登美彦・KADOKAWA/「ペンギン・ハイウェイ」製作委員会
(C)2018 森見登美彦・KADOKAWA/「ペンギン・ハイウェイ」製作委員会
(C)2018 森見登美彦・KADOKAWA/「ペンギン・ハイウェイ」製作委員会
(C)2018 森見登美彦・KADOKAWA/「ペンギン・ハイウェイ」製作委員会
(C)2018 森見登美彦・KADOKAWA/「ペンギン・ハイウェイ」製作委員会
(C)2018 森見登美彦・KADOKAWA/「ペンギン・ハイウェイ」製作委員会
(C)2018 森見登美彦・KADOKAWA/「ペンギン・ハイウェイ」製作委員会
(C)2018 森見登美彦・KADOKAWA/「ペンギン・ハイウェイ」製作委員会
(C)2018 森見登美彦・KADOKAWA/「ペンギン・ハイウェイ」製作委員会
(C)2018 森見登美彦・KADOKAWA/「ペンギン・ハイウェイ」製作委員会
(C)2018 森見登美彦・KADOKAWA/「ペンギン・ハイウェイ」製作委員会
ペンギン・ハイウェイ
出典:YouTube

宇多田ヒカル「ペンギン・ハイウェイ」主題歌を書き下ろし

宇多田ヒカルさん
宇多田ヒカルさん

 歌手の宇多田ヒカルさんが、劇場版アニメ「ペンギン・ハイウェイ」(石田祐康監督、8月17日公開)の主題歌を担当することが5月16日、明らかになった。宇多田さんが原作小説を読み、書き下ろした楽曲で、タイトルは「Good Night」。宇多田さんが劇場版アニメの主題歌を担当するのは、「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」の「桜流し」以来約6年ぶりとなる。

 「ペンギン・ハイウェイ」は、「夜は短し歩けよ乙女」や「四畳半神話大系」で知られる森見登美彦さんの小説が原作。頭の良い小学4年生のアオヤマ君の住む町に突然ペンギンたちが現れる。不思議な現象に、仲良しの歯科医院の“お姉さん”が関わっていることを知ったアオヤマ君は、海のない住宅地に現れて消えたペンギンの謎を解く……というストーリー。アオヤマ君の声を北香那さん、お姉さんの声を蒼井優さんが務める。

 新曲について、北さんは「『Good Night』というタイトルにまさにぴったりな、優しくてゆらゆらと気持ち良く眠りについてしまいそうなメロディー、それと対照的な歌詞の力強さが、すごく印象的でした」、蒼井さんは「聴き進めると、幼少期のいとおしい時間の匂いがし始め、胸がぎゅっとなりました」とコメントを寄せている。6月27日に発売される宇多田さんのアルバム「初恋」に収録される。

◇北香那さんのコメント

 「Good Night」というタイトルにまさにぴったりな、優しくてゆらゆらと気持ち良く眠りについてしまいそうなメロディー、それと対照的な歌詞の力強さが、すごく印象的でした。聴けば聴くほど心地のよい歌声にも、何度も鳥肌が立ちました。歌詞の中に、どこかアオヤマ君を連想させるような部分も出てくるので、映画とのコラボレーションに今からワクワクしています。

◇蒼井優さんのコメント

 最初の「愉(たの)しげに埃(ほこり)が舞う」という、軽やかで優しいフレーズに一気に引き込まれ、聴き進めると、幼少期のいとおしい時間の匂いがし始め、胸がぎゅっとなりました。ノスタルジックだけど、明日につながっていく歌です。早くこの歌を皆さんと共有したいです。私は今、宇多田ヒカルさんに感激しています。

◇石田祐康監督のコメント

 この曲には空間があります。それも、実家の陽(ひ)に照らされてほこり舞う小さな部屋の片隅から、宇宙的な遠い彼方(かなた)にまで至るとても広いレンジを持って。それは「ペンギン・ハイウェイ」が持つ日常とSF、親近感とロマンが同居する姿と重なって聞こえるんです。広大な空間に宇多田さんの歌声は波となってどこまでも響き渡ります。その温かさと力強さ。この作品のために見事に歌い上げていただき、本当にありがとうございました!

ペンギン・ハイウェイ
ペンギン・ハイウェイ

映画「ペンギン・ハイウェイ」29歳・石田祐康監督の素顔 “天然トーク”で蒼井優からいじられる

劇場版アニメ「ペンギン・ハイウェイ」の会見に登場した石田祐康監督
劇場版アニメ「ペンギン・ハイウェイ」の会見に登場した石田祐康監督

 「夜は短し歩けよ乙女」や「四畳半神話大系」で知られる森見登美彦さんの人気小説が原作の劇場版アニメ「ペンギン・ハイウェイ」が8月に公開される。監督は29歳の新鋭で長編アニメ初挑戦となる石田祐康監督だ。会見でも蒼井優さんら出演者からいじられ、関係者の笑いを誘った。石田監督の横顔を紹介する。

 石田監督は、1988年生まれ、愛知県出身。高校在学中にアニメを製作し、京都精華大マンガ学部アニメーション科に進学した。2009年に発表したショートアニメ「フミコの告白」が第14回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門で優秀賞を受賞。13年に劇場デビュー作となる「陽なたのアオシグレ」を公開し、第17回文化庁メディア芸術祭でアニメーション部門の審査員特別推薦作品に選出された。

 3月1日に開かれた会見で、石田監督は「自分はアニメ業界の中でまだまだぺーぺーです。これから頑張って作っていこうと思うのですが、こんな晴れ晴れしい作品の上で、頑張ることができてうれしく思います」と初々しくあいさつ。緊張のあまり言葉に詰まったり、うっかりマイクを忘れてコメントしようとするなど随所に“天然”な雰囲気を見せつつ、丁寧に受け答えをしていた。

 監督が目立つと感じとった蒼井さんは「『ペンギン・ハイウェイ』より、石田監督のキャラクターに注目が集まりそう」といい、森見さんも「私もかなり緊張をしてこの場(会見)に来たのですが、監督がそれを上回る緊張ぶり。非常にこちらとしては助かります」と監督をいじるなど、結束の固さを見せた。

 作品については真剣に語った石田監督は、「私の子供時代の記憶を思い出して作っています。作中で、アオヤマ君が川の水源をたどるシーンがあるのですが、『(同じことを)子供のころにした』と懐かしい気持ちになった。アオヤマ君が面白そうにやってくれるので、(製作する)こちらも乗れる。少年の気持ちになって作ってみようと思える」と意気込んでいた。

 同作を製作する「スタジオコロリド」は、11年に設立。社長はフジテレビの深夜アニメ枠「ノイタミナ」を手掛けた山本幸治さん。同社では石田監督や、スタジオジブリ出身で「ペンギン・ハイウェイ」のキャラクターデザインを担当する新井陽次郎さんを中心に20代の若手クリエーターが集まり、デジタル作画のアニメながら、繊細かつ温かみのある表現を追求するという。

 作品の発表にあたり、リリースで済ませるのでなく、知名度の高い蒼井さんを声優に起用し、会見を開くなど、周囲の期待度の高さがうかがえる。会見でも石田監督が「本当にたくさん(メディアが)おられますね」と驚くほどだった。

北香那、劇場版アニメ「ペンギン・ハイウェイ」の主演声優に抜擢された若手女優の素顔とは? あの人気ドラマに出演

劇場版アニメ「ペンギン・ハイウェイ」の会見に登場した北香那さん
劇場版アニメ「ペンギン・ハイウェイ」の会見に登場した北香那さん

 「夜は短し歩けよ乙女」や「四畳半神話大系」で知られる森見登美彦さんの人気小説が原作の劇場版アニメ「ペンギン・ハイウェイ」(石田祐康監督)が8月に公開される。主人公の声優に若手女優の北香那(きた・かな)さんが抜擢(ばってき)された。北さんの横顔を紹介する。

 北さんは、1997年生まれ、東京都出身。10歳のときにミュージカル「赤毛のアン」のアン役で舞台デビューを果たした。2012年に映画「震動」(平野朝美監督)に出演。17年にはテレビドラマ「貴族探偵」(フジテレビ系)にゲスト出演している。先月21日に急逝した大杉漣さんらが主演している連続ドラマ「バイプレイヤーズ〜もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら〜」(テレビ東京系)シリーズにも、350人のオーディションから選ばれ、大杉さんの付き人件マネジャーのジャスミン役で出演している。

 1日に東京都内で開かれた会見では、石田監督が北さんを起用した理由について「(オーディションで)緊張されていたかもしれない。でもその後の頑張りがあり、一生懸命でアオヤマくんだった。その印象が良かった」と印象を話した。北さんは「声優さんに憧れて、声のお仕事は夢だったので、ドキドキしてオーディションに向かったことを覚えています。どうしゃべろうかと考えて、オーディションではそれを出せたかなと思ってます」と振り返った。だが決まったときは「感極まって泣いてしまった。夢がかなったと思った」と初々しく語った。

 「鉄コン筋クリート」(マイケル・アリアス監督、06年)や「花とアリス殺人事件」(岩井俊二監督、15年)などの劇場版アニメに声優として出演している蒼井さんは、北さんの声の演技について「完璧です。私がいうのも何ですが、初めてではないなと思うぐらい。声優さんをやっていた人みたいな感じだった。私の方が口が回らなかったりしていました」と苦笑い。

 石田監督も「2人の声がメッチャ好き。ハマってくれた。北さんは(声優が)初めてとは思えない」と同意。北さんは会見でもハキハキと答え、20歳とは思えないほど堂々としていた。今後の活躍にも注目だ。

 「ペンギン・ハイウェイ」は、頭の良い小学4年生のアオヤマくん(北さん)の住む町に突然ペンギンたちが現れる。不思議な現象に、仲良しの歯科医院の「お姉さん」(蒼井優さん)が関わっていることを知ったアオヤマくんは、海のない住宅地に現れて消えたペンギンの謎を解く……というストーリー。多くのヒット作を持つ森見さんだが、めずらしく少年時代を描いているため、「自分の原点」というほど特別な存在の作品だという。

森見登美彦の小説「ペンギン・ハイウェイ」が劇場版アニメ化 2018年8月公開へ 若手女優・北香那と蒼井優を起用

劇場版アニメ「ペンギン・ハイウェイ」のティザービジュアル (C)森見登美彦・KADOKAWA/「ペンギン・ハイウェイ」製作委員会
劇場版アニメ「ペンギン・ハイウェイ」のティザービジュアル (C)森見登美彦・KADOKAWA/「ペンギン・ハイウェイ」製作委員会

 「夜は短し歩けよ乙女」や「四畳半神話大系」で知られる森見登美彦さんの人気小説「ペンギン・ハイウェイ」が劇場版アニメ化され、今年8月に公開されることが3月1日、明らかになった。若手女優の北香那(きた・かな)さんが声優初挑戦で主演、女優の蒼井優さんも声優として出演する。

 アニメは、頭の良い小学4年生のアオヤマくん(北さん)の住む町に突然ペンギンたちが現れる。不思議な現象に、仲良しの歯科医院の「お姉さん」(蒼井さん)が関わっていることを知ったアオヤマくんは、海のない住宅地に現れて消えたペンギンの謎を解く……というストーリー。

 監督は、ショートアニメ「フミコの告白」で第14回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門で優秀賞を受賞した29歳の石田祐康さん。石田監督は、長編アニメ初挑戦となる。石田さんの「スタジオコロリド」が制作する。

 1日に開かれた会見には、北さんと蒼井さん、石田監督、森見さんが出席した。北さんは主演の抜てきについて「声のお仕事は夢だった。決まったときは感極まって泣いてしまった」と明かした。蒼井さんは、北さんの印象を「とても初めてとは思えなかった」と太鼓判を押していた。

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