パンク侍、斬られて候

  • スタッフ:
    原作:町田康「パンク侍、斬られて候」(角川文庫)▽監督:石井岳龍▽脚本:宮藤官九郎
  • キャスト:
    綾野剛▽北川景子▽東出昌大▽染谷将太▽浅野忠信▽村上淳▽若葉竜也▽近藤公園▽渋川清彦▽國村隼▽豊川悦司▽永瀬正敏
  • 公開日:
    2018年6月30日公開
UPDATE

パンク侍、斬られて候あらすじ

 映画は「パンク侍、斬られて候」、芥川賞作家・町田康さんの同名小説(角川文庫)が原作。石井岳龍監督がメガホンをとり、宮藤官九郎さんが脚本を担当する。物語は、綾野剛さん演じる主人公の掛十之進(かけ・じゅうのしん)は、“超人的剣客”にして“テキトーなプータロー侍”。自らがまいた種によって生まれる大惨事に七転八倒する……というストーリー。江戸時代を舞台に、現代っぽい口語による滑稽(こっけい)な会話劇、次々と特異なキャラクターが登場する。
 綾野さんのほか、北川景子さん、東出昌大さん、染谷将太さん、浅野忠信さん、村上淳さん、若葉竜也さん、近藤公園さん、渋川清彦さん、國村隼さん、豊川悦司さんが出演する。

スタッフ

原作:町田康「パンク侍、斬られて候」(角川文庫)▽監督:石井岳龍▽脚本:宮藤官九郎

パンク侍、斬られて候キャスト

綾野剛▽北川景子▽東出昌大▽染谷将太▽浅野忠信▽村上淳▽若葉竜也▽近藤公園▽渋川清彦▽國村隼▽豊川悦司▽永瀬正敏

主題歌

セックス・ピストルズ「アナーキー・イン・ザ・U.K.」

パンク侍、斬られて候公開日

2018年6月30日公開

宮藤官九郎、浅野忠信の現場で「俺はしゃべらない」提案に苦笑い <ティーチインイベント>

映画「パンク侍、斬られて候」のティーチインイベントに登場した宮藤官九郎さん
映画「パンク侍、斬られて候」のティーチインイベントに登場した宮藤官九郎さん

 脚本家の宮藤官九郎さんが7月15日、東京都内で開かれた綾野剛さん主演の映画「パンク侍、斬られて候」(石井岳龍監督)のティーチインイベントに登場した。今作で、ある組織の極悪非道な元幹部で、2人の付き人に自分の言葉を代弁させる茶山半郎を演じた浅野忠信さんが「(付き人が話すから)せりふがない役を。俺はしゃべらない」と言い出したエピソードを明かし、宮藤さんは「『パンク侍』じゃなければ大分迷惑な役者さん」と話して、観客の笑いを誘っていた。

 イベントには、石井監督も出席。宮藤さんは「浅野さんは、作品の『ぶっ壊す』というテーマを分かっていて……」と理解はしたものの苦笑い。石井監督は「アイデアとしては面白い。でも『いいですよ』とは言えない(笑い)。茶山は(付き人に代弁させる)そういうキャラクターだからね。それなのに撮影が始まったら、いきなり『違う!』(としゃべり出した)」と明かしていた。

 映画は、町田康さんの小説(角川文庫)が原作。“超人的剣客”で“テキトーなプータロー侍”の掛十之進(綾野さん)が、自らがまいた種によって生まれる大惨事に七転八倒する……というストーリー。北川景子さんや東出昌大さん、染谷将太さん、豊川悦司さんらも出演している。

パンク侍、斬られて候
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パンク侍、斬られて候
パンク侍、斬られて候

<インタビュー>綾野剛&北川景子 「パンク侍、斬られて候」語る 念願の初共演がかなった理由

映画「パンク侍、斬られて候」について語った綾野剛さん(左)と北川景子さん
映画「パンク侍、斬られて候」について語った綾野剛さん(左)と北川景子さん

 俳優の綾野剛さんが主演した映画「パンク侍、斬られて候」(石井岳龍監督)が、全国で公開中だ。一人の浪人が、仕事欲しさにかけたはったりで自らドツボにはまり、さらに世間にとんでもない惨事をまき散らしていくという壮大かつ破天荒エンターテインメント時代劇だ。今作で、本格的初共演を果たした綾野さんと女優の北川景子さんに、共演についてや撮影現場での様子を振り返ってもらった。すると2人から、普段の私たちの仕事や生活でも役に立ちそうな言葉を聞くことができた。

 ◇念願の初共演

 映画は、芥川賞作家、町田康さんによる小説を、人気脚本家の宮藤官九郎さんが脚色し、「狂い咲きサンダーロード」(1980年)や、「爆裂都市 BURST CITY」(82年)、近年では「シャニダールの花」(13年)、「蜜のあわれ」(16年)などの作品で知られる石井岳龍監督が映像化した。綾野さんは「超人的剣客」ながらプーターローの主人公・掛十之進を、北川さんは「腹ふり党」なる組織の極悪非道な元幹部・茶山半郎(浅野忠信さん)の世話係ろんを演じている。

 綾野さんと北川さんは、過去にCMで共演した際に意気投合。以来、互いにドラマや映画での共演を切望していた。今回、主演の綾野さんが、ろん役に北川さんを推薦し、北川さんも、「綾野さんが主演で、そこにヒロインで入れるなら、どんな作品でもやりたい」と飛び込んだ。ところが、北川さんが、宮藤さんが書いた脚本を読んだところ、「すごい台本だった(笑い)」という。それもそのはず、今作には、主人公の掛十之進を筆頭に、念動力が使える若者(若葉竜也さん)や人語を操る猿(永瀬正敏さん)など、ユニーク極まりないキャラクターたちが、縦横無尽に入り乱れて登場する。

 しかし、北川さんはひるまなかった。「普通のことはいくらでもできるから。こういう作品で一緒に飛んでみるのもいいかな」とオファーを快諾。そして実際、「こんなに楽だったことは本当にないんです。びっくりしています」と驚くほど、綾野さんとの「念願かなっての初共演」は有意義なものだったようだ。

 ◇「とりあえず」は禁句(綾野)、大事なのは「バランス感覚」(北川)

 そんな北川さんについて綾野さんは、「ろんはチャーミングですが、演じている北川さんもチャーミングな方。でも、パンク精神があるからチャーミングも豊かに見える」と手放しでたたえる。北川さんは、普段から仕事をする際、「こういうことを求められているんだと自分を客観視する」ことを心掛けているという。その一方で、「自分の意志や、やりたいこと、反抗心みたいなものは忘れたくない」という思いもあり、また自身、「白黒すごくはっきりしている」性格で、一度でも「それ、おかしいのでは?」と疑問を持ってしまうと、心にブレーキがかかってしまうという。だからといって、自分の気持ちだけを押し通し、「成立していないからやめましょうというほどの、わがままにもなりたくない」と話す。

 それを隣で聞いていた綾野さんは、「そういうことは、僕らに限らず、皆さんあると思うんです。こちらが、『ん?』となったときに、違う部署が、例えば、『そう思うのは分かりますけど、とりあえずやりましょう』と言うことは」と合いの手を入れる。

 「とりあえず」は便利な言葉だが“その場しのぎ”になりかねず、のちに大きな問題に発展する可能性もある。だからこそ綾野さんは、そういうときは、「演出部も撮影部も悩んでいるときに、俳優部で『何かできることはありますか』と言葉をかける」よう心掛けているという。

 今回の撮影では、「そういうことはなかったですけど」とした上で、万が一、自分の感情に照らし合わせ、北川さんが演じにくいと感じたときは、「『たぶん、このままやると、(北川さんは)きついから、もうちょっと方法を考えよう』と言うとか、最終的にご本人に入っていただいて、ご本人の気持ちが途切れないかどうかの確認をちゃんとしていく」などの気配りは怠らなかったそうだ。

 そんな綾野さんと自分の仕事の仕方が「似ていたのかも」と話す北川さん。「自分勝手にもならないし、かといってお約束とか段取りだけに傾くわけでもない。ある程度の約束を守りながら、自分を出すことができる。そういうバランス感覚みたいなものが、すごく大事だと私は思っています。そのへんの感覚を、(綾野さんは)話さなくても、すごく分かってくれている気がしました」と撮影を振り返りながら、綾野さんに感謝していた。映画は全国で公開中。

 <綾野剛さんのプロフィル>

 あやの・ごう 1982年1月26日生まれ、岐阜県出身。2003年俳優デビュー。主なテレビドラマに、NHK連続テレビ小説「カーネーション」(11年)、「最高の離婚」「空飛ぶ広報室」(共に13年)、「コウノドリ」シリーズ(15年、17年)。映画に「そこのみにて光輝く」(14年)、「新宿スワン」シリーズ(15、17年)、「怒り」「日本で一番悪い奴ら」「64-ロクヨン-」(いずれも16年)、「武曲 MUKOKU」「亜人」「ラストレシピ~麒麟の舌の記憶~」(いずれも17年)など。石井岳龍監督作品には「シャニダールの花」(13年)、「ソレダケ/that’s it」(15年)に続いて今作が3作目。

 <北川景子さんのプロフィル>

 きたがわ・けいこ 1986年8月22日生まれ、兵庫県出身。2003年にモデル、女優として芸能活動を開始。主なテレビドラマに「謎解きはディナーのあとで」シリーズ(11~13年)、「悪夢ちゃん」シリーズ(12~14年)、「HERO」(14年)、「家売るオンナ」(16年)、「西郷(せご)どん」(18年)など。映画に「間宮兄弟」(06年)、「パラダイス・キス」(11年)、「ジャッジ!」(14年)、「の・ようなもの のようなもの」(16年)、「破門 ふたりのヤクビョーガミ」「君の膵臓をたべたい」「探偵はBARにいる3」(いずれも17年)など。待機作として9月公開の「響-HIBIKI-」、11月公開の「スマホを落としただけなのに」がある。

 (取材・文・撮影/りんたいこ)

パンク侍、斬られて候
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パンク侍、斬られて候
出典:YouTube

北川景子、腹踊りを振り返る 綾野剛「あんな北川さん見たことない」 <初日舞台あいさつ>

映画「パンク侍、斬られて候」初日舞台あいさつに登場した北川景子さん
映画「パンク侍、斬られて候」初日舞台あいさつに登場した北川景子さん

 俳優の北川景子さんが6月30日、映画「パンク侍、斬られて候」(石井岳龍監督)の初日舞台あいさつに登場。今作でダンスなどをするミステリアスな女性・ろんを演じた北川さんは、劇中の腹踊りシーンを振り返り「ダンスの経験はないんですが、今回は腹踊りをして、みんなで楽しくなろうよと誘う役。ある意味、教祖さまみたいな感じで、どんな腹踊りだろうとダンスの先生と話して、ああいう振り方になりました」と笑顔で話していた。

 舞台あいさつには綾野剛さん、東出昌大さん、染谷将太さん、浅野忠信さん、永瀬正敏さん、村上淳さん、若葉竜也さん、渋川清彦さん、國村隼さん、脚本を担当した宮藤官九郎さん、石井監督の豪華メンバーが集結した。

 劇中で北川さんの腹踊りに誘惑される役を演じた染谷さんは「あっさりでしたね」と回顧すると、綾野さんは「突然腰を振り出して、何が行われているんだろうと」と笑顔を見せていた。

 また、北川さんは演じたろんについて「芯の強い女性だったので、共感しました。ラストシーンは撮影するのが楽しみで、やってやったという感じです」と明かすと、綾野さんは「すごい高笑いだったもんね。素晴らしい高笑いで『俺もうダメだ……』と思って(笑ってしまった)。見たことなかったですね、あんな北川さん」と演技を絶賛していた。

 映画は、芥川賞作家・町田康さんの同名小説(角川文庫)が原作。“超人的剣客”にして“テキトーなプータロー侍”の掛十之進(綾野さん)が、自らがまいた種によって生まれる大惨事に七転八倒する……というストーリー。江戸時代を舞台に、現代的な口語による滑稽(こっけい)な会話劇が展開し、次々と特異なキャラクターが登場する。

綾野剛、パンク侍の撮影現場は“カオス状態” 「本当に訳が分からない」 <初日舞台あいさつ>

映画「パンク侍、斬られて候」初日舞台あいさつに登場した綾野剛さん
映画「パンク侍、斬られて候」初日舞台あいさつに登場した綾野剛さん

 俳優の綾野剛さんが6月30日、主演映画「パンク侍、斬られて候」(石井岳龍監督)の初日舞台あいさつに登場。綾野さんは、浅野忠信さんが登場するシーンについて「あそこのシーン全部、(浅野さんの)アドリブなんですよ。いきなりタックルされて、横で染谷将太くんが冷静にせりふを言って、本当に“カオス状態”。急に(若葉竜也さん演じる)オサムが奇声上げて、僕がドロップキックしたり、本当に訳が分からないのに、監督はオーケーって」と苦笑いしながら、撮影を振り返っていた。

 舞台あいさつには北川景子さん、東出昌大さん、染谷さん、浅野さん、永瀬正敏さん、村上淳さん、若葉さん、渋川清彦さん、國村隼さん、脚本を担当した宮藤官九郎さん、石井監督の豪華メンバーが集結した。

 今作で綾野さんと“睾丸(こうがん)稲荷返し”という技でバトルを繰り広げる村上さんは、「綾野くんの股間がいい匂いがして、これ役に集中できないかなと思っていて。夏を告げる石けんのような匂いで、素に戻っちゃいそうだから監督に『止めてもらっていいですか』って(言った)」と撮影中のエピソードを披露し、観客を沸かせた。

 芥川賞作家・町田康さんの同名小説(角川文庫)で、実写化不可能といわれた原作を映画化。綾野さんは「この作品を公開できることは奇跡だと思っていますし、映画に踏み切った東映さん、dTVは狂っているなって思います」とコメントした。

 映画は、“超人的剣客”にして“テキトーなプータロー侍”の掛十之進(綾野さん)が、自らがまいた種によって生まれる大惨事に七転八倒する……というストーリー。江戸時代を舞台に、現代っぽい口語による滑稽(こっけい)な会話劇が展開し、次々と特異なキャラクターが登場する。

パンク侍、斬られて候
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<映画レビュー>「パンク侍、斬られて候」町田康×宮藤官九郎×石井岳龍が放つ時代劇 キャストの個性光る快作 6月30日公開

映画「パンク侍、斬られて候」の一場面 (C)エイベックス通信放送
映画「パンク侍、斬られて候」の一場面 (C)エイベックス通信放送

 綾野剛さん主演の映画「パンク侍、斬られて候」(石井岳龍監督)が、6月30日から丸の内TOEI(東京都中央区)ほかで公開。芥川賞作家・町田康さんの小説を原作に、宮藤官九郎さんが脚本を書いた。江戸時代、ちょっといい加減な超人的剣客がまいた種によって起こる騒動を、テンポよくパワフルな展開で描いた娯楽大作。綾野さんのほか、北川景子さん、東出昌大さん、染谷将太さん、浅野忠信さん、豊川悦司さん、永瀬正敏さんら豪華キャストが個性的なキャラクターに扮(ふん)し、生き生きとしたせりふ回しで大いに笑わせてくれる。

 超人的な剣客の掛十之進(綾野さん)は、巡礼の物乞いを斬(き)りつける。掛が言うには「この土地に災いをもたらすから」という理由だったのだが……という展開。

 綾野さんと石井監督は「シャニダールの花」(2013年)以来、2作目のタッグとなる。アクションも激しく、難しいキャラクターに挑んだ。村上淳さん、若葉竜也さん、渋川清彦さんらも出演。國村隼さんと近藤公園さんが、劇中で猿回し芸に挑戦している。宗教団体の元幹部を演じた浅野さんが、せりふなしで強烈な印象を残し、猿の将軍を演じた永瀬さんの特殊メークもインパクト大だ。

 町田さん×宮藤さん×石井監督という、天才トリオの組み合わせで、パンクの最上級作品に仕上がった。現代言葉が飛び交う時代劇を、アクションあり、コメディーあり、ラブストーリーあり……と、さまざまな味つけで展開している。豪華キャストがひしめくだけでなく、頭にこびり付くくらいの振り切った演技が、摩訶不思議な世界へ観客をいざなう。テキトーな主人公が、テキトーを正当化するため、口達者に周囲を巻き込んでいくさまが、現代社会の写し絵となって、観客にさまざまなものを問い掛けてくる。

 ド迫力の猿との合戦シーンなどの特撮は、石井監督と30年以上の付き合いのある「シン・ゴジラ」(16年)の尾上克郎さんが担当した。猿1億匹と人間3000人がワンカット内に映り込んだ壮大な映像。キャラクター・衣装デザインに「銀魂」(17年)の澤田石和寛さんら、スタッフには映画界のすご腕が集まり、登場人物の個性を際立たせている。

 主題歌は、日本映画での公式な使用は初めてという英ロックバンド「セックス・ピストルズ」の「アナーキー・イン・ザ・U.K.」が採用された。エンディング曲は、宮藤さんが脚本を手がけたテレビドラマ「ゆとりですがなにか」(16年)でもおなじみの4人組ロックバンド「感覚ピエロ」が担当している。(キョーコ/フリーライター)

(C)エイベックス通信放送
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パンク侍、斬られて候
出典:YouTube

豊川悦司、“パンク侍”撮影期間中にぎっくり腰に 綾野剛から60分マッサージ <完成披露舞台あいさつ>

映画「パンク侍、斬られて候」の完成披露舞台あいさつイベントに登場した豊川悦司さん
映画「パンク侍、斬られて候」の完成披露舞台あいさつイベントに登場した豊川悦司さん

 俳優の豊川悦司さんと綾野剛さんが6月11日、東京都内で行われた映画「パンク侍、斬られて候」(石井岳龍監督、2018年6月30日公開)の完成披露舞台あいさつイベントに登場。綾野さん演じる主人公の掛十之進のはったりを見抜き、それを利用する黒和(くろあえ)藩の筆頭家老の内藤帯刀を演じた豊川さんは「撮影(開始から)2日後にぎっくり腰になりまして、綾野くんが60分ぐらいずっとマッサージしてくれました。セットの中で」と明かした。

 豊川さんは続けて「そういうスキンシップを経た後、次の日のキャラクターは少し変えさせていただいて。内藤は掛が大好きだという(設定に)」と笑顔で明かし、綾野さんを照れ笑いさせていた。

 舞台あいさつにはキャストの北川景子さん、東出昌大さん、染谷将太さん、浅野忠信さん、國村隼さん、若葉竜也さん、近藤公園さん、脚本を手掛けた宮藤官九郎さん、石井監督の豪華メンバーが集結し、会場のレッドカーペットを歩いた。イベント開始前には、物語の重要な鍵を握る“猿”の格好をしたDJが会場を盛り上げた。

 映画は、芥川賞作家・町田康さんの同名小説(角川文庫)が原作。“超人的剣客”にして“テキトーなプータロー侍”の掛十之進(綾野さん)が、自らがまいた種によって生まれる大惨事に七転八倒する……というストーリー。江戸時代を舞台に、現代っぽい口語による滑稽(こっけい)な会話劇が展開し、次々と特異なキャラクターが登場する。

<動画>「パンク侍、斬られて候」“猿将軍”役に永瀬正敏 主題歌はセックス・ピストルズ

映画「パンク侍、斬られて候」に出演する永瀬正敏さん(左)と、永瀬さんが演じる大臼延珍のビジュアル(右) (C)エイベックス通信放送
映画「パンク侍、斬られて候」に出演する永瀬正敏さん(左)と、永瀬さんが演じる大臼延珍のビジュアル(右) (C)エイベックス通信放送

 俳優の綾野剛さんが主演する映画「パンク侍、斬られて候」(石井岳龍監督、2018年6月30日公開)に、俳優の永瀬正敏さんが“将軍の格好をした猿”の大臼延珍(デウス ノブウズ)役で出演することが5月9日、明らかになった。これまで公開されていた同作品のビジュアルや特報映像にも“将軍の格好をした猿”が写し出されていたが、キャストは非公開だった。

 今作への出演について、永瀬さんは「僕は石井監督の作品4回目なんですけど、呼んでいただけるたびにとてもうれしいです。今回は町田康さんの原作ですし、世の中、驚いちゃうんじゃないですかね。カテゴライズできない映画。ニューシネマができるんだと思います」とコメント。

 永瀬さんが演じる大臼は物語の鍵を握る人物ということで、石井監督は「(大臼役をやるなら)彼しかいない。圧倒的な存在感と演技力で作品の世界観の背骨となる」と、キャスティングの理由を説明。特殊メークは、メークアップアーティストのJIROさんが手掛けている。

 また同時に、映画の主題歌にはイギリスの伝説的バンド「セックス・ピストルズ」の楽曲「アナーキー・イン・ザ・U.K.」が使用されることも発表された。日本映画の主題歌にセックス・ピストルズの楽曲が公式に使用されるのは今回が初めて。

 映画は、芥川賞作家・町田さんの小説(角川文庫)が原作で、宮藤官九郎さんが脚本を手がける。“超人的剣客”にして“テキトーなプータロー侍”の掛十之進(かけ・じゅうのしん、綾野さん)が、自らがまいた種によって生まれる大惨事に七転八倒する……というストーリー。

(C)ユニバーサル ミュージック
(C)ユニバーサル ミュージック
パンク侍、斬られて候
出典:YouTube

「パンク侍、斬られて候」綾野剛が殺陣披露 北川景子の謎のダンスも 特報公開 

パンク侍、斬られて候
出典:YouTube

  俳優の綾野剛さんの主演映画「パンク侍、斬られて候」(石井岳龍監督、6月30日公開)の特報映像が4月18日、公開された。綾野さんが走りながら次々と敵を倒していく殺陣を披露しているほか、北川景子さんが謎のダンスをしている姿なども収められている。

 映像は約45秒で、猿の大群が屋根を飛び越えていくシーンから始まり、綾野さん、北川さんをはじめ、東出昌大さん、染谷将太さん、浅野忠信さん、國村隼さん、豊川悦司さんらが演じるキャラクターが次々に登場。「人間vs人間vs猿」というテロップが浮かび上がり、最後は猿が次々に挙手をするシーンで終わる。

 映画は、芥川賞作家・町田康さんの同名小説(角川文庫)が原作で、宮藤官九郎さんが脚本を手がける。“超人的剣客”にして“テキトーなプータロー侍”の掛十之進(かけ・じゅうのしん、綾野さん)が、自らがまいた種によって生まれる大惨事に七転八倒する……というストーリー。

綾野剛主演映画「パンク侍、斬られて候」の追加キャストに北川景子、東出昌大、豊川悦司、浅野忠信ら

映画「パンク侍、斬られて候」のイメージビジュアル(C)エイベックス通信放送
映画「パンク侍、斬られて候」のイメージビジュアル(C)エイベックス通信放送

 俳優の綾野剛さんが主演する映画「パンク侍、斬られて候」(石井岳龍監督、6月30日公開)に、北川景子さん、東出昌大さん、染谷将太さん、浅野忠信さん、村上淳さん、若葉竜也さん、近藤公園さん、渋川清彦さん、國村隼さん、豊川悦司さんが出演することが3月21日、明らかになった。

 紀里谷和明さんが撮影した各キャラクターの撮り下ろしイメージビジュアルも公開された。ビジュアルには、まだキャストが発表されていない“将軍の格好をした猿”も写し出されている。

 映画は、芥川賞作家・町田康さんの同名小説(角川文庫)が原作。“超人的剣客”にして“テキトーなプータロー侍”の掛十之進(かけ・じゅうのしん、綾野さん)が、自らがまいた種によって生まれる大惨事に七転八倒する……というストーリー。江戸時代を舞台に、現代っぽい口語による滑稽(こっけい)な会話劇、次々と特異なキャラクターが登場する。脚本は宮藤官九郎さんが手がける。

 ◇北川景子さんのコメント

 石井監督と綾野剛さんとご一緒できると聞いたときはとてもうれしかったです。石井監督の世界観にとことん染まろう!という気持ちで組に飛び込んでいきました。お芝居の面では綾野さんが引っ張ってくださり、楽しい現場でした。

 猿を抱いた謎の女性、ろん役です。パンク侍は私のことかもしれません。最後まで見ていただければわかります。ぜひ映画館でご覧ください。

 ◇東出昌大さんのコメント

 黙読しているだけで噴き出してしまうほど、面白い台本でした。完成は想像できませんが、想像できないことがうれしいです。きっと、見たこともない映画になっていると思います。完成が楽しみです。

 ◇染谷将太さんのコメント

 たまらなかったです。たまらない世界でした。刺激しかなかったです。甘ったるいものなんかなかったですよ。スパイスだけそろっちゃったんですよ。誰も中和する人なんていなかったですよ。パンクを映画にし、映画をパンクにした、この作品と石井さんを愛しています。世界が跳ね上がる日がたまらなく楽しみです。

 ◇浅野忠信さんのコメント

 石井監督とやるときは「メチャクチャやってやろう」と心に決めていました。自ら「せりふは一切いりません」と申し出たので、本作では一切しゃべっていません。こんなメチャクチャなことをやるのは石井組でしかないので散々はじけさせてもらいました。最高に楽しかったです。

 ◇國村隼さんのコメント

 今回初めて町田康さんの作品世界に触れ、その圧倒的なエネルギーとアバンギャルドな展開に吹き飛ばされそうになった。そして、その世界観を映像化するのが石井岳龍監督とは……。現場では相当なエネルギーを要求されるに違いなく、想像するだに身震いした。そして想像した通り<町田康×石井岳龍>のすさまじいパワーが渦を巻き、舞い上がり、演者とスタッフを吹き飛ばしていった。完成した作品を見るのが待ち遠しくてならない。

 ◇豊川悦司さんのコメント

 町田康さんの原作を宮藤官九郎さんがアレンジする。言葉のマジシャン×2が繰り広げる世界を石井監督がどう料理するのかにとても興味が湧くと同時に、かなりのリスクを背負った野心作で、自分の中に燃えるものがありました。“映画”でありながら、“映画”というものを超えた“パッション”のようなものを感じてもらえるんじゃないかなと思っています。

 ◇村上淳さんのコメント

 拙者、村上淳で候。なぬなぬ。パンク侍が総天然色実写化とな。ぐむむ。楽しみでごじゃる。

 ◇若葉竜也さんのコメント

 「無視できない」映画が生まれてしまいました。真夏ド炎天下の京都で、百鬼夜行を見たような……映画のシノノメを見たような……憧れのヤンキーの先輩に会ったような……6キロ痩せました。

 ◇近藤公園さんのコメント

 「とにかく、爆発だ!」石井監督の控え目ながらも岡本太郎的な熱を帯びたたたずまいに触発されてグラグラした夏、激アツです。

 ◇渋川清彦さんのコメント

 興奮しています。爆裂して、さく裂して、猛烈に最高でした。ソレダケ/that’s it のコメントのときも同じようなこと言っていた気がします。間違いないということです。意味なんてない、ただただ最高! ソレダケ

綾野剛、町田康“パンク侍”映画化で主演 宮藤官九郎脚本×石井岳龍監督 6月30日に公開

綾野剛さんの主演映画「パンク侍、斬られて候」のイメージビジュアル(C)エイベックス通信放送
綾野剛さんの主演映画「パンク侍、斬られて候」のイメージビジュアル(C)エイベックス通信放送

 俳優の綾野剛さん主演、宮藤官九郎さん脚本で、町田康さんの小説「パンク侍、斬られて候」が映画化されることが2月8日、分かった。石井岳龍監督がメガホンをとり、6月30日に公開される。綾野さんが長髪を振り乱し、鋭い目つきで刀を構える映画のイメージビジュアルも公開された。綾野さんは「宣伝不可能な作品が生まれようとしています。もう後戻りできません。皆さまの新たなDNAが必ず覚醒爆発することでしょう。その後の責任は持てません。パンク侍ですから」とメッセージを寄せている。

 映画は、芥川賞作家・町田康さんの同名小説(角川文庫)が原作。物語は、綾野さん演じる主人公の掛十之進(かけ・じゅうのしん)は、“超人的剣客”にして“テキトーなプータロー侍”。自らがまいた種によって生まれる大惨事に七転八倒する……というストーリー。江戸時代を舞台に、現代っぽい口語による滑稽(こっけい)な会話劇、次々と特異なキャラクターが登場する。

 宮藤さんは「憧れの石井組の一員になれました」と喜んでおり、映画については、1982年公開の石井監督のSFアクション映画「爆裂都市 BURST CITY」を引き合いに出し、「町田康さんの『パンク侍、斬られて候』。これはもう、長年ひそかに夢想し続けていた『爆裂都市2』への布石になるのでは? と勝手に興奮しましたが、脚本を書き、現場へお邪魔し、ラッシュを拝見して『これが爆裂都市2でも良いかもしんない』とすら思いました。時代劇ですが。それくらい監督の采配も、それに応えるキャストも振り切れていて素晴らしい。もし中3か高1でこの映画に出会ってたら人生狂わされていたに違いない。そんな“映画の暴動”です」と話している。

 原作の町田さんは「私の小説を石井さんが撮る。このことに特別な感慨があります。人の脳につかの間浮かんでは消える幻のごとき瞬間の連鎖、を石井さんはスクリーンに顕現させてくれました。小説作者としてこんなうれしいことはありません。ぜひともご覧になってください。宇宙が砕けますよ」とコメント。

 石井監督も「まさか今、いや今だからこそなのか、この超絶原作が実写映画化されるとは。いまだ信じられず、まさにフィクションの世界の中、映画の中にさまよい込んだ気分。しかもこのキャストこのスタッフ。奇妙奇天烈な世界で彼らがマックスに荒れ狂って、当然ギャグ満載、意外にも本格時代劇?ふりした現代風刺?まさかのラブストーリー? まさかまさかの奇想天外さの実態は、ご自身の眼と耳と体で、存分にご堪能くだされ」とメッセージを寄せている。

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