リバーズ・エッジ

  • スタッフ:
    原作:岡崎京子「リバーズ・エッジ」(宝島社)▽監督:行定勲
  • キャスト:
    二階堂ふみ▽吉沢亮▽上杉柊平▽SUMIRE▽森川葵▽土居志央梨
  • 公開日:
    2018年2月16日公開
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リバーズ・エッジあらすじ

 「リバーズ・エッジ」は、1993~94年にファッション誌「CUTiE」(宝島社)で連載された岡崎京子さんの傑作青春マンガ。どこか生きづらさを感じているイマドキの女子高生ハルナと、いじめられっ子でゲイの山田、過食しては吐くを繰り返すモデルのこずえの、共犯者めいた不思議な絆を中心に、日常の中での違和感や孤独、欲望などを描く群像ストーリー。

スタッフ

原作:岡崎京子「リバーズ・エッジ」(宝島社)▽監督:行定勲

リバーズ・エッジキャスト

二階堂ふみ▽吉沢亮▽上杉柊平▽SUMIRE▽森川葵▽土居志央梨

リバーズ・エッジ公開日

2018年2月16日公開

<映画レビュー>「リバーズ・エッジ」二階堂ふみ&吉沢亮が共演 青春の欲望と焦燥感が心に突き刺さる

映画「リバーズ・エッジ」の一場面 (C)2018「リバーズ・エッジ」製作委員会/岡崎京子・宝島社
映画「リバーズ・エッジ」の一場面 (C)2018「リバーズ・エッジ」製作委員会/岡崎京子・宝島社

 女優の二階堂ふみさん主演映画「リバーズ・エッジ」(行定勲監督)が2月16日からTOHOシネマズ新宿(東京都新宿区)ほかで公開される。1993~94年にファッション誌「CUTiE」(宝島社)で連載された岡崎京子さんの同名マンガが原作。どこか生きづらさを感じている今時の女子高生ハルナらが、共犯者めいた不思議な絆を感じつつ、日常の中での違和感や孤独、欲望など、若者たちの揺れ動く心の動きや思い悩む姿を描いている。

 ある日、女子高生の若草ハルナ(二階堂さん)は、恋人の観音崎(上杉柊平さん)がいじめているゲイの山田(吉沢亮さん)を助けると、夜の河原に誘われ、放置された死体を目にする。宝物として死体の存在を共有しているという、過食と嘔吐(おうと)を繰り返すモデルの吉川こずえ(SUMIREさん)が現れ、普通とは異なる友情で結ばれる。一方、父親の分からない子供を妊娠するハルナの友人・小山ルミ(土居志央梨さん)、山田に好意を寄せる田島カンナ(森川葵さん)など、それぞれの事情を抱える中、新たな死体が見つかり……という展開。

 原作を読んだ際、かなりの衝撃を受けた覚えがある。映画は、独特の風合いを持った原作の世界観を忠実に再現。想像以上に、心を無性にひりつかされるも、どこか心地良さも感じる不思議な気分にさせられた。物語としては非日常なことを描いているが、そこに若者たちの愚直さやストレートな欲望、永遠に解決できないであろう悩みなどが盛り込まれ、自分の境遇に置き換えて感情移入することができた。キャストの好演も光り、それぞれのキャラクターのイメージもぴったり。群像劇のため、どのキャラクター目線で見るかによっても、きっと見え方が毎回変わるだろう。見れば見るほど味が出る、繊細で刺激的な作品だ。(遠藤政樹/フリーライター)

(C)2018「リバーズ・エッジ」製作委員会/岡崎京子・宝島社
(C)2018「リバーズ・エッジ」製作委員会/岡崎京子・宝島社
(C)2018「リバーズ・エッジ」製作委員会/岡崎京子・宝島社
(C)2018「リバーズ・エッジ」製作委員会/岡崎京子・宝島社
(C)2018「リバーズ・エッジ」製作委員会/岡崎京子・宝島社
(C)2018「リバーズ・エッジ」製作委員会/岡崎京子・宝島社
(C)2018「リバーズ・エッジ」製作委員会/岡崎京子・宝島社
(C)2018「リバーズ・エッジ」製作委員会/岡崎京子・宝島社
(C)2018「リバーズ・エッジ」製作委員会/岡崎京子・宝島社
(C)2018「リバーズ・エッジ」製作委員会/岡崎京子・宝島社
(C)2018「リバーズ・エッジ」製作委員会/岡崎京子・宝島社
(C)2018「リバーズ・エッジ」製作委員会/岡崎京子・宝島社
リバーズ・エッジ
出典:YouTube

行定勲監督、「リバーズ・エッジ」映画化は「二階堂ふみの発案だった」 <「リバーズ・エッジ」完成披露試写会>

映画「リバーズ・エッジ」の完成披露試写会に登場した二階堂ふみさん
映画「リバーズ・エッジ」の完成披露試写会に登場した二階堂ふみさん

 女優の二階堂ふみさんが1月31日、東京都内で行われた主演映画「リバーズ・エッジ」(2月16日公開)の完成披露試写会に行定勲監督と出席。岡崎京子さんの傑作青春マンガが原作の作品で、映画化について、行定監督は「二階堂ふみの発案だった」と明かした。

 行定監督に提案したのは二階堂さんが20歳前後のときだったといい、二階堂さんは「(原作を)16歳で初めて見ました。高校2年生のときに、当時撮っていた『ヒミズ』のスタッフから貸してもらって出会ったんです」と明かし、「皆さんに(映画を)お披露目するまで6年半ぐらいかかりました」と話した。

 同映画はベルリン国際映画祭のパノラマ部門のオープニング作品に選ばれており、行定監督は「二階堂ふみから『ベルリン行きたいな』ってプレッシャーがすごくて」と話すと、二階堂さんは「行定監督のお陰で行けることが決まり、ありがとうございます。魂のこもった作品なので、海外の人にも見てもらいたいし、岡崎京子さんの名作をもっと多くの人に知ってもらいたいなと思っています」と笑顔で語った。

 イベントの終盤には、岡崎さんのメッセージを二階堂さんが代読。「みんな、見てね!! 岡崎京子」という短いメッセージを読み上げた二階堂さんは「すごく説得力のある言葉だと思います」と感想を語った。この日は吉沢亮さん、森川葵さん、上杉柊平さん、SUMIREさん、土居志央梨さんも登場した。

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二階堂ふみ主演映画「リバース・エッジ」の予告編 相手役・吉沢亮が殴られ鼻血を出すシーンも

映画「リバーズ・エッジ」のワンシーン (C)2018「リバーズ・エッジ」製作委員会/岡崎京子・宝島社
映画「リバーズ・エッジ」のワンシーン (C)2018「リバーズ・エッジ」製作委員会/岡崎京子・宝島社

 女優の二階堂ふみさんが主演し、岡崎京子さんのマンガを実写映画化する「リバーズ・エッジ」(行定勲監督)の予告編が12月5日、公開された。60秒の動画で、二階堂さんが演じるハルナと、吉沢亮さんが演じる山田が、河原で死体を見つけるシーンや山田がハルナの恋人、観音崎(上杉柊平さん)から激しく殴られ鼻血を出すシーンなどが収録されている。映画が2018年2月16日に映画が公開されることも決定した。

 予告編には、2人のクラスメートたちも登場する。大量に食べては吐くを繰り返す摂食障害のモデルのこずえ(SUMIREさん)がハルナにキスをするシーン、ハルナの親友のルミ(土居志央梨さん)がひそかにハルナの恋人と関係を持つ様子なども収められている。

 「リバーズ・エッジ」は、1993~94年にファッション誌「CUTiE」(宝島社)で連載された岡崎さんの青春マンガ。どこか生きづらさを感じているイマドキの女子高生ハルナと、いじめられっ子でゲイの山田、摂食障害のモデルのこずえの共犯者めいた不思議な絆を中心に、日常の中での違和感や孤独、欲望などを描く群像ストーリー。「世界の中心で、愛を叫ぶ」や「ピンクとグレー」を手がけた行定勲監督が今作でマンガの映画化に初挑戦した。

(C)2018「リバーズ・エッジ」製作委員会/岡崎京子・宝島社
(C)2018「リバーズ・エッジ」製作委員会/岡崎京子・宝島社
(C)2018「リバーズ・エッジ」製作委員会/岡崎京子・宝島社
(C)2018「リバーズ・エッジ」製作委員会/岡崎京子・宝島社
リバーズ・エッジ
出典:YouTube

「リバーズ・エッジ」実写映像初公開 “あの”河原や橋の上も登場 原作再現シーンも多数  

映画「リバーズ・エッジ」の場面カット (C)2018「リバーズ・エッジ」製作委員会/岡崎京子・宝島社
映画「リバーズ・エッジ」の場面カット (C)2018「リバーズ・エッジ」製作委員会/岡崎京子・宝島社

 岡崎京子さんの傑作マンガを、女優の二階堂ふみさん主演で実写化する映画「リバーズ・エッジ」(行定勲監督)の映像が11月11日、初公開された。30秒の特報で、原作にも描かれている夜の河原や橋の上といった物語の重要な舞台が登場。二階堂さん扮(ふん)する主人公のハルナに、吉沢亮さん演じる山田が「ボクの秘密の宝物、教えてあげる」と告げるシーンで締めくくられている。

 特報には、ハルナの恋人でいじめっ子の観音崎(上杉柊平さん)、山田と“ある秘密”を共有するモデルのこずえ(SUMIREさん)、山田に一方的に好意を寄せる田島カンナ(森川葵さん)、ハルナの友人・ルミ(土居志央梨さん)も登場。号泣するハルナをこずえが抱きしめているシーンや、山田が観音崎に殴られるシーン、カンナが「山田君!」と呼ぶシーンなど、原作ファンにはおなじみのシーンで構成されている。

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出典:YouTube

二階堂ふみ、「リバーズ・エッジ」実写映画化で主演決定 相手役は吉沢亮

映画「リバーズ・エッジ」に主演する二階堂ふみさん
映画「リバーズ・エッジ」に主演する二階堂ふみさん

 岡崎京子さんの人気マンガ「リバーズ・エッジ」が、女優の二階堂ふみさん主演で実写映画化されることが3月22日、明らかになった。二階堂さんはイマドキの女子高生・若草ハルナ役で、ハルナに心を許しているいじめられっ子の山田一郎を俳優の吉沢亮さんが演じる。二階堂さんは「映画『リバーズ・エッジ』を、作りたいと思います。頑張りますのでよろしくお願いします」とコメントしている。

 映画は1993~94年にファッション誌「CUTiE」(宝島社)で連載された岡崎京子さんの人気マンガが原作。主人公のハルナ(二階堂さん)は、母と2人暮らしで、同い年の彼氏がいて、生活に特に不満はないが、どこか生きづらさを感じているイマドキの女子高生。そんなハルナに気を許している、いじめられっ子でゲイの一郎(吉沢さん)と、過食しては吐く行為を繰り返すモデルのこずえは、河原で腐りゆく死体を発見。この死体を愛するようになる。そんな一方で、ハルナの恋人・観音崎は山田を執拗にいじめ、クラスメイトの田島カンナは山田に一方通行の思いを寄せ、ハルナの友人・ルミは父親の分からない子どもを妊娠……と、ハルナや山田の周囲で、リアルに悩める状況を抱えた高校生たちの物語が展開する。

 主演の二階堂さんは10代の頃に原作に出合ったといい、「衝撃的な空虚、無知ゆえの凶暴、10代でこの作品に出会えた事が財産だと思っています」とその思いを語っている。また、演じるハルナという役については「『実感』に程遠い、若さと強さを纏った女の子。彼女の目線の先を、つい想像してしまいます」と話した。

 山田を演じる吉沢さんは「自分が生まれた頃の物語ですが、90年代の高校生が抱える虚無感や何か大きな波にのみこまれて身動きが取れないでいる姿が、現代の若者となんら変わらないと感じました」とコメント。

 「世界の中心で、愛を叫ぶ」や「ピンクとグレー」を手がけた行定勲監督がメガホンをとる。今作でマンガの映画化に初挑戦する行定監督は「ずっとマンガの映画化に抵抗してきた。しかし、岡崎京子さんの名作はあまりにも魅力的でついに手を染めてしまった」と原作への思いを語り、「90年代が鮮烈に描かれた傑作を、未来ある若い俳優たちとともに今の時代を生きる人たちに届く作品にしたいと思っています」と意気込みを語った。映画は2018年公開。

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