万引き家族

  • スタッフ:
    監督:是枝裕和監
  • キャスト:
    松岡茉優▽安藤サクラ▽リリー・フランキー▽樹木希林▽城桧吏▽佐々木みゆ▽高良健吾▽池脇千鶴▽池松壮亮▽柄本明▽緒形直人▽森口瑤子▽山田裕貴▽片山萌美
  • 公開日:
    2018年6月8日公開
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万引き家族あらすじ

 映画「万引き家族」は、息子の祥太(城桧吏さん)と万引きに精を出す治(リリー・フランキーさん)は、凍えている幼い女の子のじゅり(佐々木みゆさん)を目にし、思わず家に連れて帰る。妻の信代(安藤サクラさん)は体じゅう傷だらけのじゅりの境遇を察し、面倒をみることに。一家は祖母の初枝(樹木希林さん)の年金を頼りに、「JK見学店」でバイトをしている信代の妹・亜紀(松岡茉優さん)らと幸せに暮らしていたが、ある事件をきっかけに、家族の隠された秘密が明らかになっていく……というストーリー。

スタッフ

監督:是枝裕和監

万引き家族キャスト

松岡茉優▽安藤サクラ▽リリー・フランキー▽樹木希林▽城桧吏▽佐々木みゆ▽高良健吾▽池脇千鶴▽池松壮亮▽柄本明▽緒形直人▽森口瑤子▽山田裕貴▽片山萌美

万引き家族公開日

2018年6月8日公開

リリー・フランキー、「万引き家族」パルムドール受賞より映画大ヒットに驚き <大ヒット御礼舞台あいさつ>

映画「万引き家族」大ヒット御礼舞台あいさつに登場した(左前列から)城桧吏さん、佐々木みゆちゃん、(左後列から)是枝裕和監督、山田裕貴さん、リリー・フランキーさん、高良健吾さん
映画「万引き家族」大ヒット御礼舞台あいさつに登場した(左前列から)城桧吏さん、佐々木みゆちゃん、(左後列から)是枝裕和監督、山田裕貴さん、リリー・フランキーさん、高良健吾さん

 「第71回カンヌ国際映画祭」で最高賞のパルムドールを受賞した映画「万引き家族」の大ヒット御礼舞台あいさつが6月14日、東京都内で行われ、リリー・フランキーさん、高良健吾さん、山田裕貴さん、城桧吏さん、佐々木みゆちゃん、是枝裕和監督が出席した。フランキーさんは「監督がパルムドールをいただいたことは全然意外じゃなかったけれど、大ヒットのほうが意外だな。こっちの方が想像できなくて、うれしい限り」と喜んだ。

 映画は、8日に公開され、11日までに興行収入10億円を突破。14日に観客動員数100万人を突破したと発表された。フランキーさんは「撮影していたときには、こんな大ヒットイベントに立てるとは(思っていなかった)。こんな形で壇上に立てるのは意外。本当に大ヒットしている作品の大ヒットイベントはあまり参加したことありませんから」と語って観客の笑いを誘った。

 是枝監督は「リリー(・フランキー)さんとは、『小さく生んで長く細く見てもらえるものになったらいいですね』と話していましたが、こんなに突然大きく成長してしまうとは思っていなかった」といい、「うれしいやら戸惑っているやら、不思議な気持ちですが、こういったイベントをできるのは、何よりです」と喜びをにじませた。「初日に、みゆちゃんから『家族で集まるのは今日が最後?』ってささやかれて『大ヒットしたらまた集まれるよ』って答えたんですが、本当にこんなふうに集まれた」と感謝していた。

 また、この日は17日の「父の日」のプレゼントとして、フランキーさんの子供を演じた城さんとみゆちゃんから、フランキーさんへ、手紙と家族の似顔絵が贈られた。「リリーさんのようなおしゃれで優しくて面白くて演技の上手な俳優さんになることが僕の夢です。リリーお父さん大好きです」と伝えられると、「ジーンとしましたね」と笑顔。みゆちゃんの絵はフランキーさんからもらったペンで描いたといい「この(『万引き家族』という)漢字はみゆが書きました。まだ漢字習っていません!」と発表して、フランキーさんに「すごく上手!」と褒められていた。

 「万引き家族」は、犯罪でしかつながれなかった家族を通して、人と人との絆を描くヒューマンドラマ。息子の祥太(城さん)と共に万引きに精を出す治(フランキーさん)は、凍えている幼い女の子・じゅり(みゆちゃん)を目にして思わず家に連れて帰る。妻の信代(安藤サクラさん)は体中傷だらけのじゅりの境遇を察し、面倒を見ることに。一家は祖母の初枝(樹木希林さん)の年金を頼りに、アルバイトをしている信代の妹・亜紀(松岡茉優さん)らと幸せに暮らしていたが、ある事件をきっかけに、家族の隠された秘密が明らかになっていく……というストーリー。

万引き家族
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安藤サクラ、「万引き家族」は「納豆ご飯のよう」 <公開記念舞台あいさつ>

映画「万引き家族」の出演者と是枝裕和監督(一番左)
映画「万引き家族」の出演者と是枝裕和監督(一番左)

 「第71回カンヌ国際映画祭」で最高賞のパルムドールを受賞した映画「万引き家族」の公開記念舞台あいさつが6月9日、東京都内で行われ、リリー・フランキーさん、安藤サクラさん、松岡茉優さん、池松壮亮さん、城桧吏さん、佐々木みゆちゃん、樹木希林さん、是枝裕和監督が出席した。松岡さんは「カンヌ(国際映画際)以来、家族に会えると思ってうれしかった」と喜びを語った。

 安藤さんは、「(撮影を終えて)まだ半年たっていない。この家族と過ごした時間はすごく穏やかだったのに、(最高賞の受賞など)ところどころで興奮と爆発が起きて感覚がおかしくなりそうだった。ここにいる方たちはキャビアのようなのに、映画(の家族)は納豆ご飯のよう。監督は納豆ご飯を食べるお茶わんのよう。不思議な時間を過ごしています」と独特の表現で語ると、松岡さんやリリー・フランキーさんは「何を言っているのか分からない(笑い)」と突っ込み、会場の笑いを誘っていた。

 撮影時のエピソードとして、樹木さんは「夏のシーンを正月や(年の)暮れに撮影した」と明かし、「寒くて寒くて、スカートの下のももひきを下げていたら、監督に映っちゃうから上げてって言われた」と“恨み節”。是枝監督は「すみませんでした……」と苦笑いで謝罪した。

 また映画について、是枝監督は「納豆ご飯のような映画です。見る度に味わい方が変わると思います」と安藤さんの表現を使ってアピールしていた。

 「万引き家族」は、犯罪でしかつながれなかった家族を通して、人と人との絆を描くヒューマンドラマ。息子の祥太(城さん)と共に万引きに精を出す治(リリー・フランキーさん)は、凍えている幼い女の子・じゅり(みゆちゃん)を目にして思わず家に連れて帰る。妻の信代(安藤さん)は体中傷だらけのじゅりの境遇を察し、面倒を見ることに。一家は祖母の初枝(樹木さん)の年金を頼りに、アルバイトをしている信代の妹・亜紀(松岡さん)らと幸せに暮らしていたが、ある事件をきっかけに、家族の隠された秘密が明らかになっていく……というストーリー。

万引き家族
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<映画レビュー>「万引き家族」リリー・フランキー主演 是枝監督が家族の本質を描くパルムドール受賞作

映画「万引き家族」のビジュアル (C)2018フジテレビジョン ギャガ AOI Pro.
映画「万引き家族」のビジュアル (C)2018フジテレビジョン ギャガ AOI Pro.

 先月開催された第71回カンヌ国際映画祭で最高賞「パルムドール」に輝いた「万引き家族」(是枝裕和監督)が、6月8日にTOHOシネマズ日比谷(東京都千代田区)ほかで公開。古びた平屋に肩を寄せ合って暮らすある一家の日常を通して、是枝監督が「家族の本質とは……」と問いかけてくるヒューマン作だ。ぬくもりと同時に心がヒリつくような痛みを覚え、見終えてしばらくの間はあらゆる感情が湧き出してくる……そんな映画だ。

 母・初枝(樹木希林さん)の家で暮らす、柴田治(リリー・フランキーさん)と妻・信代(安藤サクラさん)、治と信代の息子・祥太(城桧吏さん)、信代の妹・亜紀(松岡茉優さん)。一家は、初枝の年金を当てにし、足りない生活品は万引きでまかなっていた。ある夜、治と祥太が“仕事”から帰る途中、ベランダで寒さに震えている少女がいた。見兼ねた治は少女を家に連れて帰る。「ゆり」と名乗るその少女(佐々木みゆちゃん)の体に虐待のあとを見つけた信代は、ゆりを自分の娘として育てることにするが……というストーリー。ほかに、池松壮亮さん、柄本明さん、高良健吾さん、池脇千鶴さんらが出演している。

 家族とは、血のつながりとは、と問いかけてくる今作。治は息子・祥太に万引きを教え、祥太はゆりに“兄”として万引きを教える。しかし、祥太はあるとき、父の行為は“何か違う”と感知する。そのときの目や、なじみの駄菓子屋の前にたたずんだときの表情、そして、世話になっている恩返しのつもりなのか、万引きに手を貸すゆりのいたいけさに、身につまされる思いがした。その一方で、治や信代たち大人一人一人のまなざしからは、それぞれが抱く愛情や葛藤が伝わってきた。縁側で花火の“音を聞く”6人。周囲は暗いのに、この家からだけは明かりがもれている。「ああ、彼らは家族なんだ」と心の底から感じた瞬間だった。

 カンヌの審査委員長を務めたケイト・ブランシェットさんが絶賛したという安藤さんの涙のシーン。観客にさまざまなことを推測させる涙だ。安藤さんはもちろん素晴らしいが、“悪役”に徹し、その涙を引き出した池脇さんを、あえてここではたたえたい。そして、とうもろこしがゆで上がるときの匂いや、雑然とした部屋特有の匂いといった生活臭までもが漂ってきそうな、陰影ある画(え)を撮った近藤龍人さん(撮影)と藤井勇さん(照明)、何より、今作を作り上げた是枝監督に、改めて最大限の賛辞と拍手を贈りたい。(りんたいこ/フリーライター)

(C)2018フジテレビジョン ギャガ AOI Pro.
(C)2018フジテレビジョン ギャガ AOI Pro.
(C)2018フジテレビジョン ギャガ AOI Pro.
(C)2018フジテレビジョン ギャガ AOI Pro.
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(C)2018フジテレビジョン ギャガ AOI Pro.
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万引き家族
出典:YouTube

<動画>松岡茉優が水着に 「家族の形が定まった」海水浴シーン公開

万引き家族
出典:YouTube

 「第71回カンヌ国際映画祭」で最高賞のパルムドールを受賞した映画「万引き家族」(是枝裕和監督、2018年6月8日公開)の海水浴シーンが6月7日、公開された。波打ち際でリリー・フランキーさん、安藤サクラさん、松岡茉優さん、城桧吏(じょう・かいり)さん、佐々木みゆちゃんの5人がはしゃぐ姿を、後ろからカメラでとらえた映像になっており、松岡さんは水着姿を披露している。

 ある夏の日が舞台で、人生で一度も海に行ったことのない“ゆり”(みゆちゃん)を連れて家族が海水浴に訪れると、“ゆり”を真ん中にして皆で手をつないで波打ち際ではしゃぐ……という内容。父の治(リリー・フランキーさん)の下半身が水にぬれて透け、「水着じゃなくてパンツじゃん!」と突っ込まれる場面もある。

 そもそもロケハンのつもりで撮られたもので、リリー・フランキーさんや安藤さん、松岡さんらにとって初の共演シーンになったといい、是枝監督はこの撮影をしたことで新しい発想が生まれ、本作で描く家族の形が定まっていったと言われている。

 映画は、犯罪でしかつながれなかった家族を通して、人と人との絆を描くヒューマンドラマ。息子の祥太(城さん)と共に万引きに精を出す治(リリー・フランキーさん)は、凍えている幼い女の子(みゆちゃん)を目にして思わず家に連れて帰る。妻の信代(安藤さん)は体中傷だらけの女の子の境遇を察し、面倒を見ることに。一家は祖母の初枝(樹木希林さん)の年金を頼りに、アルバイトをしている信代の妹・亜紀(松岡さん)らと幸せに暮らしていたが、ある事件をきっかけに、家族の隠された秘密が明らかになっていく……というストーリー。

映画「万引き家族」の海水浴シーン (C)2018『万引き家族』 製作委員会
映画「万引き家族」の海水浴シーン (C)2018『万引き家族』 製作委員会
(C)2018『万引き家族』 製作委員会
(C)2018『万引き家族』 製作委員会

安藤サクラ、「万引き家族」パルムドール受賞時の裏話告白 「眠ってしまいまして…」 <記者会見>

映画「万引き家族」の記者会見に登場した安藤サクラさん
映画「万引き家族」の記者会見に登場した安藤サクラさん

 女優の安藤サクラさんが6月4日、大阪市内で行われた映画「万引き家族」(是枝裕和監督、2018年6月8日公開)の記者会見に出席した。同映画は第71回カンヌ国際映画祭で最高賞のパルムドールを受賞。会場に登場した安藤さんは、多くの報道陣を目にして「ふら~っと入ってきてしまいましたが、こんなにいらっしゃるなんて……」と戸惑いつつ、パルムドール受賞については「めでたいことだっていうのをまた改めて感じています」と笑顔で語った。

 また受賞報告を受けた際のことを聞かれ、「この“家族たち”(共演者)と夜中だけどYou Tubeで中継を見ようとやりとりをしていて、慣れないPCもつなげて、せっかくだからとマネジャーさんも呼んで、準備万端でその中継を見ていたんです。そしたらいつの間にか眠ってしまいまして……。そしたら、リリー(・フランキー)さんから『サクラ起きろ!』とメールがすごい来ていて、マネジャーさんには、真っ暗にして寝ていた部屋で『パルムドールです!』と言われて……。それですぐにテレビをつけてニュースが流れているのを見て、これは残さなきゃとフィルムのカメラでその画面を撮りました(笑い)」と振り返った。

 現在の気持ちについては「受賞発表前から私は(撮影の為に)大阪にいたので、まだみんなと喜びを分かち合えていないですし、是枝監督にも直接『おめでとうございます』を言えていない状況なので、気持ちとしてもまだふわふわとした感じです」と話した。

 共演した城桧吏(じょう・かいり)さんや佐々木みゆちゃんについては、「ある番組で、“家族”と過ごしていた映像を見たんですけど、それを見ただけで、この2人がいとおしすぎて泣いちゃうんです。特にカンヌに行ってからは、この“家族”がより大事な存在になっていて、すぐに元気かな、会いたいなと思っちゃうんです」と話し、「特にみゆは、すごいご縁だなと思うんですが、私の娘と同じ誕生日なんです。だから撮影中から、それこそ血のつながりではない何かのつながりがあるようなそんな気持ちを感じていました」と明かした。

 「万引き家族」は、犯罪でしかつながれなかった家族を通して、人と人との絆を描くヒューマンドラマ。息子の祥太(城さん)と共に万引きに精を出す治(リリー・フランキーさん)は、凍えている幼い女の子・じゅり(みゆちゃん)を目にして思わず家に連れて帰る。妻の信代(安藤さん)は体中傷だらけのじゅりの境遇を察し、面倒を見ることに。一家は祖母の初枝(樹木希林さん)の年金を頼りに、アルバイトをしている信代の妹・亜紀(松岡茉優さん)らと幸せに暮らしていたが、ある事件をきっかけに、家族の隠された秘密が明らかになっていく……というストーリー。

万引き家族
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是枝裕和監督、カンヌ最高賞で帰国会見 トロフィー「抱いて寝たい」

映画「万引き家族」でパルムドールを受賞し、帰国会見を行った是枝裕和監督
映画「万引き家族」でパルムドールを受賞し、帰国会見を行った是枝裕和監督

 「第71回カンヌ国際映画祭」で最高賞のパルムドールを受賞した映画「万引き家族」(2018年6月8日公開)の是枝裕和監督が5月23日、帰国し、羽田空港(東京都大田区)内で会見した。パルムドールの黄金のトロフィーを掲げた是枝監督は、「帰ってきてスタッフのにこやかな顔を見て、実感が湧いてきた。公開はこれからなので、公開に向けて走っていきたい」と笑顔で語った。

 映画祭の後に米ニューヨークへ行ったという是枝監督は、トロフィーを一時金庫に保管したといい、改めてトロフィーを手にして「今思い出したが、『誰も知らない』のときに柳楽(優弥)君にトロフィーを渡すような記者会見をした記憶がよみがえってきた。今回は自分のところに戻ってきた感じ。でも、これ、記者会見が終わったらどうするか、相談をしていないので、僕が持って帰っていいのか……。一晩ぐらいは抱いて寝ようと思います」と話した。

 授賞式後の公式ディナーでは、同映画祭の審査委員長を務めたケイト・ブランシェットさんと話したといい、「(ブランシェットさんは)熱く熱く安藤サクラさんのお芝居について語っていました。彼女が泣くシーンがあるんですが、そのお芝居がとにかくすごくて『もし、これから映画の中であの泣き方をしたら安藤サクラのまねをしたと思ってください』とおっしゃってました。そのぐらい彼女の映画における存在感は、審査員たちを虜(とりこ)にしたのだなとよく分かりました」と明かした。また、映画について「今回は役者のアンサンブルがとてもうまくいった。どの瞬間もほれぼれするぐらいで。恵まれた環境で撮れた」とキャストへの思いを語った。

 同映画祭で日本人監督作品が最高賞を受賞するのは今村昌平監督の「うなぎ」(1997年)以来約21年ぶり。自身の監督作品としては「海街diary」(2015年)以来3年ぶり5回目のコンペティション部門出品で、初めてパルムドールに輝いた。カンヌ国際映画祭への出品は7回目で、「誰も知らない」(04年)では、主演を務めた柳楽さんが最優秀男優賞を受賞、「そして父になる」(13年)は審査員賞を受賞した。

 今回の受賞を受けて、「万引き家族」は公開劇場を300館以上と拡大。また6月8日の公開初日に先駆けて、公開予定の劇場300館以上で、6月2、3日に先行上映を行うことが決定した。海外の149の国と地域で映画を販売することも決まっているという。さらに28日には、是枝監督が書き下ろした「万引き家族」の小説が発売されるが、発売前に重版がかかっている。

 「万引き家族」は、犯罪でしかつながれなかった家族を通して、人と人の絆を描くヒューマンドラマ。息子の祥太(城桧吏=じょう・かいり=さん)と共に万引きに精を出す治(リリー・フランキーさん)が、凍えている幼い女の子・じゅり(佐々木みゆちゃん)を目にして思わず家に連れて帰る。妻の信代(安藤さん)は体中傷だらけのじゅりの境遇を察し、面倒を見ることに。一家は祖母の初枝(樹木希林さん)の年金を頼りに、アルバイトをしている信代の妹・亜紀(松岡茉優さん)らと幸せに暮らしていたが、ある事件をきっかけに、家族の隠された秘密が明らかになっていく……というストーリー。

万引き家族
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「万引き家族」カンヌ国際映画祭で“最高賞”パルムドール受賞 是枝裕和監督「さすがに足が震えた」

「第71回カンヌ国際映画祭」の授賞式に出席した是枝裕和監督
「第71回カンヌ国際映画祭」の授賞式に出席した是枝裕和監督

 「第71回カンヌ国際映画祭」の授賞式が5月19日(日本時間5月20日)に開かれ、是枝裕和監督の「万引き家族」(2018年6月8日公開)が最高賞のパルムドールを受賞した。日本人監督作品が最高賞を受賞するのは今村昌平監督の「うなぎ」以来約21年ぶり。

 授賞式で是枝監督は「さすがに足が震えています。この場にいられることが本当に幸せです」と喜び、「そしてこの映画祭に参加するといつも思いますが、映画を作り続けていく勇気をもらいます。そして、対立している人と人を、隔てられている世界と世界を、映画がつなぐ力を持つのではないかという希望を感じます」とスピーチした。

 映画は、息子の祥太(城桧吏=じょう・かいり=さん)と共に万引きに精を出す治(リリー・フランキーさん)が、凍えている幼い女の子・じゅり(佐々木みゆさん)を目にして思わず家に連れて帰る。妻の信代(安藤サクラさん)は体じゅう傷だらけのじゅりの境遇を察し、面倒を見ることに。一家は祖母の初枝(樹木希林さん)の年金を頼りに、アルバイトをしている信代の妹・亜紀(松岡茉優さん)らと幸せに暮らしていたが、ある事件をきっかけに、家族の隠された秘密が明らかになっていく……というストーリー。

万引き家族
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本予告映像が解禁 犯罪重ねる家族、少女行方不明のニュースで事態が一転… 

万引き家族
出典:YouTube

 是枝裕和監督の最新作「万引き家族」(2018年6月8日公開)の本予告映像が4月18日、公開された。映像には、犯罪を重ねる家族が幼い女の子と出会い、絆を深める様子や、少女行方不明のニュースが流れたことで家族を取り巻く事態が一転する様子などが映し出される。

 映画は、息子の祥太(城桧吏=じょう・かいり=さん)とともに万引きに精を出す治(リリー・フランキーさん)が、凍えている幼い女の子(佐々木みゆさん)を目にし、思わず家に連れて帰る。妻の信代(安藤サクラさん)は体じゅう傷だらけの女の子の境遇を察し、面倒をみることに。一家は祖母の初枝(樹木希林さん)の年金を頼りに、「JK見学店」でバイトをしている信代の妹・亜紀(松岡茉優さん)らと幸せに暮らしていたが、ある事件をきっかけに、家族の隠された秘密が明らかになっていく……というストーリー。

 今回公開された映像の冒頭では、治がハンドサインを出して息子の祥太とともに万引きしたり、車からバッグを盗み出したりと、犯罪を重ねる姿が描かれる。その後、凍えている幼い女の子を治が家に連れて帰り、家族は少女と絆を深めていくが、少女行方不明のニュースが流れたことから事態が一転。取り調べと思われる場面で、治が「子どもに万引きさせるの、後ろめたくなかったですか」と問われ、「他に教えられることがなんにもないんです」とつぶやく姿や、信代が「拾ったんです。捨てた人は、他にいるんじゃないですか?」と語る様子などが収められている。

「万引き家族」場面写真一挙公開 父子が万引きで稼ぐためにスーパーに出向く… 

映画「万引き家族」の場面写真(C)2018『万引き家族』 製作委員会
映画「万引き家族」の場面写真(C)2018『万引き家族』 製作委員会

 是枝裕和監督の最新作「万引き家族」(6月8日公開)の場面写真が3月30日、公開された。写真には、治(リリー・フランキーさん)が息子とともに生活費を万引きで稼ごうとスーパーに出向く様子や、妻らと仲むつまじく川の字に寝そべる姿など、家族のさまざまな姿が写し出されている。

 映画は、息子の祥太(城桧吏=じょう・かいり=さん)とともに万引きに精を出す治(リリー・フランキーさん)が、凍えている幼い女の子(佐々木みゆさん)を目にし、思わず家に連れて帰る。妻の信代(安藤サクラさん)は体じゅう傷だらけの女の子の境遇を察し、面倒をみることに。一家は祖母の初枝(樹木希林さん)の年金を頼りに、「JK見学店」でバイトをしている信代の妹・亜紀(松岡茉優さん)らと幸せに暮らしていたが、ある事件をきっかけに、家族の隠された秘密が明らかになっていく……というストーリー。高良健吾さんや池脇千鶴さん、池松壮亮さん、緒形直人さんらも出演する。

 公開された写真には、足りない生活費を万引きで稼ごうとスーパーに出向く治と祥太の姿や、女の子を抱きしめる信代の姿、亜紀と初枝の姿などが写し出されている。

(C)2018『万引き家族』 製作委員会
(C)2018『万引き家族』 製作委員会
(C)2018『万引き家族』 製作委員会
(C)2018『万引き家族』 製作委員会
(C)2018『万引き家族』 製作委員会
(C)2018『万引き家族』 製作委員会
(C)2018『万引き家族』 製作委員会
(C)2018『万引き家族』 製作委員会
(C)2018『万引き家族』 製作委員会
(C)2018『万引き家族』 製作委員会

是枝監督の最新作「万引き家族」 特報&ポスタービジュアル公開 音楽は細野晴臣

万引き家族
出典:YouTube

 是枝裕和監督の最新作「万引き家族」の特報とポスタービジュアルが3月16日、公開された。特報には、リリー・フランキーさんや安藤サクラさん、松岡茉優さん、樹木希林さんら、生計を立てるために軽犯罪を重ねる家族の衝撃的な姿が収められている。ポスタービジュアルには、家族が身を寄せ合って幸せそうな笑顔を浮かべる様子が写し出されている。

 また同映画の公開日が6月8日に決定したことや、音楽をミュージシャンの細野晴臣さんが担当することも併せて発表された。是枝監督と細野さんのタッグは今作が初。

 映画は、息子の祥太(城桧吏=じょう・かいり=さん)とともに万引きに精を出す治(リリー・フランキーさん)が、凍えている幼い女の子・じゅり(佐々木みゆさん)を目にし、思わず家に連れて帰る。妻の信代(安藤サクラさん)は体じゅう傷だらけのじゅりの境遇を察し、面倒をみることに。一家は祖母の初枝(樹木希林さん)の年金を頼りに、「JK見学店」でバイトをしている信代の妹・亜紀(松岡茉優さん)らと幸せに暮らしていたが、ある事件をきっかけに、家族の隠された秘密が明らかになっていく……というストーリー。高良健吾さんや池脇千鶴さん、池松壮亮さん、緒形直人さんらも出演する。

 特報には、祥太や治が万引きなどをするシーンや、治がベランダで震えるじゅりと出会う場面、家族がじゅりと幸せそうに過ごす様子が映し出される。

映画「万引き家族」のポスタービジュアル(C)2018『万引き家族』 製作委員会
映画「万引き家族」のポスタービジュアル(C)2018『万引き家族』 製作委員会
万引き家族

高良健吾、池脇千鶴と是枝組初参加 新作タイトルは「万引き家族」に

是枝裕和監督の新作「万引き家族」の新キャスト(上段左から)池松壮亮さん、高良健吾さん、池脇千鶴さん(下段左から)柄本明さん、緒形直人さん、森口瑤子さん、山田裕貴さん、片山萌美さん
是枝裕和監督の新作「万引き家族」の新キャスト(上段左から)池松壮亮さん、高良健吾さん、池脇千鶴さん(下段左から)柄本明さん、緒形直人さん、森口瑤子さん、山田裕貴さん、片山萌美さん

 俳優の高良健吾さんと女優の池脇千鶴さんが、映画「そして父になる」(2013年)「海街diary」(15年)の是枝裕和監督の最新作(6月公開予定)に出演することが2月14日、明らかになった。2人は“是枝組”初参加。映画のタイトルが「万引き家族」に決まったことも発表された。

 主人公一家の「仕事」を捜査する刑事・前園巧を演じる高良さんは、是枝監督について「この仕事を始めたころから憧れてきた監督」と明かし、「いつかご一緒したいと思い、俳優を続けてきたので、目標がかないうれしかったです」と喜びを語っている。前園と同じ刑事の宮部希衣を演じる池脇さんは、「以前から存じ上げている監督でしたので『あ、やっと会えるんだ』という喜びが湧いてきました」とコメントを寄せている。

 映画は、息子の祥太(城桧吏さん)と万引きに精を出す治(リリー・フランキーさん)は、凍えている幼い女の子のじゅり(佐々木みゆさん)を目にし、思わず家に連れて帰る。妻の信代(安藤サクラさん)は体じゅう傷だらけのじゅりの境遇を察し、面倒をみることに。一家は祖母の初枝(樹木希林さん)の年金を頼りに、「JK見学店」でバイトをしている信代の妹・亜紀(松岡茉優さん)らと幸せに暮らしていたが、ある事件をきっかけに、家族の隠された秘密が明らかになっていく……というストーリー。

 新たに、池松壮亮さんが「JK見学店」の常連客「4番さん」役、柄本明さんが一家の子供たちを見守る駄菓子屋の店主役を演じることも発表された。緒形直人さん、森口瑤子さん、山田裕貴さん、片山萌美さんの出演も明らかになった。

 是枝監督は、タイトルについて「この映画の企画がスタートした1年前から、僕の中でいろんなタイトルが浮かんでは消え、結局最初に付けたタイトルに戻りました。実は、万引きする人たちのお話であると同時に、万引きされた人たちの物語でもあるという二重の意味を込めたタイトルなのですが、そこは出来上がった映画を見ていただくとご理解いただけるのではないか、と思っています」と思いを明かしている。

松岡茉優、安藤サクラと是枝作品に初出演 「生きてきたすべてのことが正しかった」と大喜び

是枝裕和監督(右下)の最新映画に出演する(上段左から)リリー・フランキーさん、安藤サクラさん、松岡茉優さん、樹木希林さん、(下段左から)城桧吏さん、佐々木みゆさん
是枝裕和監督(右下)の最新映画に出演する(上段左から)リリー・フランキーさん、安藤サクラさん、松岡茉優さん、樹木希林さん、(下段左から)城桧吏さん、佐々木みゆさん

 女優の松岡茉優さんと安藤サクラさんが、2018年6月公開予定の是枝裕和監督の最新映画(タイトル未定)に出演することが1月5日、明らかになった。2人が是枝監督の作品に出演するのは初めて。松岡さんはオファーを受けて「あの本を読んだ、あの映画を見た。生まれて、育ててもらって、生きてきたすべてのことが正しかったんだと肯定されたような気持ちでした。夢のような顔合わせは現実には思えなかったです」と喜びのコメントを寄せている。

 映画は、死亡通知を出さずに親の年金を不正に受け取り続けていた家族が逮捕された事件を知った是枝監督が、「10年間考え続けていたことを全部込めた」と語った意欲作。「そして父になる」に出演したリリー・フランキーさん、是枝作品の常連でもある樹木希林さん、子役の城桧吏(じょう・かいり)さんと佐々木みゆさんも出演する。昨年12月15日にクランクインし、今月いっぱいで終了する予定。

 安藤さんは「とても個人的かつ感覚的なことですが、いまこのタイミングでこの作品に出演できることをとてもうれしく思っています」と喜び、「どんなことになることやら、なかなか想像ができません。とにかく、やってみます! えいえいおー!」と意気込みを語っている。

 映画は、息子の祥太(城さん)と万引きに精を出している治(リリー・フランキーさん)は、凍えている幼い女の子を目にし、思わず家に連れて帰る。妻の信代(安藤さん)は体じゅう傷だらけのじゅり(佐々木さん)の境遇を察し、面倒をみることに。一家は祖母、初枝(樹木さん)の年金を生活の頼りにして、風俗のバイトをしている信代の妹・亜紀(松岡さん)、そして新しい家族のじゅりも加わり、幸せに暮らしていた。しかし、ある事件をきっかけに家族の隠された秘密が明らかになっていく……というストーリー。

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