未来のミライ

  • スタッフ:
    監督・脚本・原作:細田守▽作画監督:青山浩行・秦 綾子▽美術監督:大森 崇・高松洋平▽プロデューサー:齋藤優一郎▽企画・製作:スタジオ地図
  • キャスト:
    上白石萌歌▽黒木華▽星野源▽麻生久美子▽吉原光夫▽宮崎美子▽役所広司▽福山雅治
  • 公開日:
    2018年7月20日(金)公開
UPDATE

未来のミライあらすじ

 映画「未来のミライ」は、劇場版アニメ「サマーウォーズ」(2009年)や「バケモノの子」(15年)などで知られる細田守監督の最新作。
 映画「未来のミライ」とある都会の片隅の、小さな庭に小さな木の生えた小さな家にある日、甘えん坊の4歳の男の子・くんちゃんの生まれたばかりの妹がやってくる。両親の愛情を奪われ、初めての経験の連続に戸惑うくんちゃん。そんなときにくんちゃんが出会ったのは、未来からやってきた妹「ミライちゃん」だった……というストーリー。
 ちょっと変わった“きょうだい”が織りなす物語と誰も見たことのない“小さなお兄ちゃん”の大きな冒険が描かれる。

スタッフ

監督・脚本・原作:細田守▽作画監督:青山浩行・秦 綾子▽美術監督:大森 崇・高松洋平▽プロデューサー:齋藤優一郎▽企画・製作:スタジオ地図

未来のミライキャスト

上白石萌歌▽黒木華▽星野源▽麻生久美子▽吉原光夫▽宮崎美子▽役所広司▽福山雅治

主題歌

主題歌・オープニングテーマ:山下達郎

未来のミライ公開日

2018年7月20日(金)公開

公式SNS

超特急、細田守監督の次回作で声優に? オーディションに誘われる

「未来のミライ展~時を越える細田守の世界 『時をかける少女』『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』『バケモノの子』」の開会式に登場した超特急と細田守監督(左から2人目)
「未来のミライ展~時を越える細田守の世界 『時をかける少女』『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』『バケモノの子』」の開会式に登場した超特急と細田守監督(左から2人目)

 ダンス・ボーカルユニット「超特急」が7月24日、東京ドームシティのGallery AaMo(東京都文京区)で開かれた展示会「未来のミライ展~時を越える細田守の世界」の開会式に登場。メンバーのユーキさんから「(キャラクターの声に)役者さんを使うこだわりはありますか」と聞かれた細田守監督は「役者さんに限らず、声優さんも(キャラクターの)声に合う人がいれば。どんな分野の人でもお願いしたいと思っています」と回答。細田監督から「オーディションをぜひ受けに来てください」と声をかけられ、ユーキさんは「うちは声のいいメンバーがそろっているので。オーディションに行かせていただきたいと思っています」と意気込んでいた。

 アニメ好きだというリーダーのリョウガさんは、公開されたばかりの「未来のミライ」について「見る人によって感じるもの、心の中で思うことが違う。全人類が見るべき作品」と力説。さらに「(作品の魅力は)本人を前にして言うのも何ですが、背景美術が恐ろしいほどきれいで、最初見たときは航空写真かと思った。ところが筆で描いていることを先ほど知りまして……」と熱く語り、細田監督は「いろいろなことが分かってらっしゃる」と驚いていた。

 「未来のミライ」は、生まれた妹に両親の愛を奪われた甘えん坊の4歳の男の子・くんちゃんが、未来から来た妹・ミライちゃんと出会い、彼女に導かれ、時を超えた冒険に旅立つ……というストーリー。「未来のミライ展」は、原画や背景画、体感型展示などを駆使して作品の世界を再現。細田監督の「時をかける少女」などの過去作品も展示し、25日から同所で開催される。9月17日まで。

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細田守監督、獣キャラ使う理由は… 展示会で思い明かす

「未来のミライ展~時を越える細田守の世界 『時をかける少女』『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』『バケモノの子』」の開会式に登場した細田守監督(手前)
「未来のミライ展~時を越える細田守の世界 『時をかける少女』『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』『バケモノの子』」の開会式に登場した細田守監督(手前)

 公開中の劇場版アニメ「未来のミライ」の細田守監督が7月24日、東京ドームシティのGallery AaMo(東京都文京区)で開かれた展示会「未来のミライ展~時を越える細田守の世界 」の開会式に登場。展示会オフィシャルサポーターを務めるダンス・ボーカルユニット「超特急」のリョウガさんから「作品に獣のキャラクターを入れる理由は?」と聞かれた細田監督は「僕が子供のころ見たディズニーや東映のアニメは、子供や動物が出ていた。でも最近のアニメは出ないので、小さい子や動物が楽しくわいわいしているアニメを見せたい」と説明し、「獣要素にも目覚めて」と呼びかけた。

 開会式には「超特急」の6人全員が登場。「もし超特急のメンバーを声優で使うなら?」と聞かれた細田監督は「うち(歴代5作品)のヒロインと(超特急を)並べると、(各ヒロインに)恋人がいるような……。恋愛ものだとすてきな気がします」と話した。メンバーは大喜びし「1人余るけれど……」「次回作を入れたら6人になる!」と盛り上がっていた。

 「未来のミライ」は、生まれた妹に両親の愛を奪われた甘えん坊の4歳の男の子・くんちゃんが、未来から来た妹・ミライちゃんと出会い、彼女に導かれて時を超えた冒険に旅立つ……というストーリー。「未来のミライ展」は、原画や背景画、体感型展示などを駆使して作品の世界を再現。「時をかける少女」や「サマーウォーズ」など細田監督の過去作品も展示して、25日から同所で開催される。9月17日まで。

未来のミライ
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<インタビュー>細田守監督「ジャンルとしてのアニメには興味がない」 新作「未来のミライ」公開で

劇場版アニメ最新作「未来のミライ」について語った細田守監督
劇場版アニメ最新作「未来のミライ」について語った細田守監督

 7月20日に公開された細田守監督の劇場版アニメ最新作「未来のミライ」は、甘えん坊の4歳の男の子“くんちゃん”と、未来からやってきた妹の“ミライちゃん”が織りなす「きょうだい」の物語だ。細田監督は、東映動画(現・東映アニメーション)の出身で、フリーに転身してからは劇場版アニメ「時をかける少女」(2006年)や「バケモノの子」(15年)といった話題作を作ってきた。そんな細田監督に、自身を取り巻く日本のアニメーション作品や、自身の次回作の構想について聞いた。

 ◇劇場版アニメで見ているのは…

 細田監督は、06年に公開され、記録的なロングランとなった「時をかける少女」で注目され、その後、「サマーウォーズ」(09年)は16億5000万円、自身のアニメーション映画制作会社「スタジオ地図」の第1弾として発表した「おおかみこどもの雨と雪」(12年)は42億2000万円、そして前作「バケモノの子」(15年)は58億5000万円と、着実に興行成績を伸ばし、同時に、国外でも高い評価を受けてきた。今回の作品も、5月に開催された第71回カンヌ国際映画祭開催期間中の「監督週間」にアニメーション作品としては唯一選出され、話題となった。

 そんな活躍を続ける細田監督がいる一方で、日本にはほかにも、興収250億円を超え、16年の年間興行成績1位を記録した新海誠監督の「君の名は。」や、スタジオジブリを退社した米林宏昌監督が、スタジオポノック第1回長編作品として発表した「メアリと魔女の花」(17年)、さらに、16年に封切られ、今なおロングラン上映を続けている(7月17日現在)片渕須直監督の「この世界の片隅に」など、アニメの話題作が後を絶たない。そういった日本のアニメーション界の現状や、ライバルともいうべきほかのアニメ監督の作品を、細田監督はどう見ているのだろう。

 その問いに、細田監督は「実は僕、アニメーション(映画)で見ているのは、宮崎(駿)さんの作品ぐらいで、宮崎さんの作品についても、『風立ちぬ』(13年)を何年か前に久々に見て、そのとき、『もののけ姫』(97年)以来だと言ったら、周りの人に『あなたアニメ監督でしょ』と驚かれました(笑い)。でも、自分の作品を作っていたら、時間がなくて見られないんです」と正直に打ち明ける。

 ◇アニメは一つの技法

 なんでも、「(アニメ)映画ですらそういう状況なので、テレビアニメについては全く見ていないですし、もっといえば実写映画すら見ていない」といい、今回の「未来のミライ」を作り終え、カンヌに向かう飛行機の中で、「やっと『シェイプ・オブ・ウォーター』(17年)を見ました」と頭をかくほどだ。そのため、現代の日本のアニメーションについて「語れることがないんです」と恐縮するが、ただ、自身がアニメーションというものをどのようにとらえているかに関しては、次のように話した。

 「僕は、アニメーションというものを一つの技法だと思っていて、アニメーションという技法を使って映画を作っているという意識が強いんです。つまり、ジャンルとしてのアニメーションというものには、実は、昔からあまり興味がなく、アニメーションという技法を使って、より映像表現、映画表現をもっと高めていきたいと思っているんです」と語った。

 ◇観客からの「指令」が次回作のヒントに

 これまで、3年ごとに作品を発表してきた。このペースで今後も制作を続けていくのだろうか。すると「次の作品を作るには、この作品を見ていただけて、製作費を回収して初めてスタートできるのであって、それを見届けない限りは、と思っています」と心境を語る。

 実際、今回の「未来のミライ」の企画にとりかかったのは、前作「バケモノの子」が15年7月に公開された2カ月あとだ。そして、「いつも思いますけど、その作品を見てくださった方々から、次はこういうふうなものを作れ、みたいな指令が、なんとなくニュアンスとして伝わってくるものがあるんです」と言葉をつなぐ細田監督。

 「時をかける少女」を作ったときは、周囲に、また恋愛ものを見たがっているムードがあり、その一方で、全然違うものやったらどうですかという声があったという。「結局、恋愛ものではない方に行きましたが、もしもあのとき、『細田さん、恋愛もの得意ですよね』という話に乗っかっていたら、今、ここにはたどり着いてないと思います」としみじみ語る。

 その上で、「そういうY字路が常にありまして、今回も、この作品を見てくださった方が、次に進む道を指し示してくださるのではないかな。ということで、今回はどういうふうに見てくださるかが、すごく楽しみです」と観客の反応に期待していた。映画は20日から全国で公開中。

 <プロフィル>

 ほそだ・まもる 1967年生まれ、富山県出身。金沢美術工芸大学卒業後、91年に東映動画(現・東映アニメーション)に入社。アニメーターを経て、97年にテレビアニメ「ゲゲゲの鬼太郎」(第4期)で演出家に。99年「劇場版 デジモンアドベンチャー」で映画監督デビュー。筒井康隆さん原作の「時をかける少女」(2006年)で注目され、09年、自身初となるオリジナル作品「サマーウォーズ」を発表。11年、アニメーション映画制作会社「スタジオ地図」を設立。作品に「おおかみこどもの雨と雪」(12年)、「バケモノの子」(15年)がある。

 (取材・文・撮影/りんたいこ)

未来のミライ
(C)2018 スタジオ地図
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出典:YouTube

<映画レビュー>「未来のミライ」細田守監督の最新作 4歳児くんちゃんが時を超え不思議な冒険の旅に出る 7月20日公開

劇場版アニメ「未来のミライ」の一場面 (C)2018 スタジオ地図
劇場版アニメ「未来のミライ」の一場面 (C)2018 スタジオ地図

 細田守監督の長編アニメ最新作「未来のミライ」が7月20日、TOHOシネマズ日比谷(東京都千代田区)ほかで公開された。甘えん坊の4歳の男の子くんちゃんと未来からやってきた成長した妹ミライちゃんが、時を超えて不思議な冒険を繰り広げ、家族の絆と子供の成長を描くファンタジー作だ。

 都会の片隅。小さな庭に小さな木の生えた、小さな家に暮らす4歳のくんちゃん。ある日、生まれたての妹がやってくる。両親の愛情を奪われるという初めての経験に戸惑うばかりのくんちゃん。そんなとき、自分のことを「お兄ちゃん」と呼ぶ制服姿の不思議な少女ミライちゃんが目の前に現れる。未来からやってきた妹のミライちゃんに導かれ、くんちゃんは時を超え、冒険の旅に出る。かつて王子だったという謎の男や幼いころの母、父の面影を残す青年らとの不思議な出会い……。冒険を経てささやかな成長を遂げたくんちゃんが最後にたどり着いた場所とは? そしてミライちゃんがやってきた本当の理由とは……。

 劇場版アニメ「時をかける少女」(2006年)や「サマーウォーズ」(09年)、「おおかみこどもの雨と雪」(12年)、「バケモノの子」(15年)などさまざまな名作を生み出してきた細田監督。くんちゃんの声役に、アニメ声優初挑戦という女優の上白石萌歌さんを抜てきした。ミライちゃんの声は細田作品出演3作目の黒木華さんが担当。両親役に星野源さんと麻生久美子さん、祖父母役に役所広司さんと宮崎美子さん、青年の声を福山雅治さんが担当している。オープニングテーマとエンディングテーマは山下達郎さんが手がけた。

 庭を挟んで上下に1階と2階が分かれている変わった家に住んでいるくんちゃん一家。お母さんが育休明けで職場復帰し、育児と家事はフリーの建築家のお父さんが担当している。そうでなくても妹ができて自分に注目が集まらず寂しさを募らせているくんちゃん。お父さんは慣れない手つきで危なっかしく、お母さんは家に帰ってきたら妹にかかりきり。そんなくんちゃんがミライちゃんと過去へ未来へと冒険する姿は、4歳児の空想の世界なのかもしれないが、ハラハラ、ドキドキ、夢があって、そして希望にあふれている。

 特に未来の東京駅や新型新幹線には鉄道ファンでなくてもワクワクすることだろう。そして過去の世界でくんちゃんが出会った青年の秘密とは……。子供は共感(共鳴)しながら、大人は4歳のころを思い出して、計り知れない可能性を持っていたあのころに思いをはせたい。(細田尚子/MANTAN)

(C)2018 スタジオ地図
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出典:YouTube

上白石萌歌、高橋是清について熱弁 「エールをもらいたいです」 <初日舞台あいさつ>

劇場版アニメ「未来のミライ」公開初日舞台あいさつに登場した上白石萌歌さん
劇場版アニメ「未来のミライ」公開初日舞台あいさつに登場した上白石萌歌さん

 女優の上白石萌歌さんが7月20日、東京都内で行われた劇場版アニメ「未来のミライ」(細田守監督)の初日舞台あいさつに登場。今作の内容にちなみ、時を超えて、過去や未来で会ってみたい人について聞かれた上白石さんは「私は歴史上の人物に会ってみたいですね。ご存じか分からないですけど、高橋是清さんっていう内閣総理大臣だった方で……」と意外な名前を口にして、周囲を驚かせていた。

 上白石さんは「私、九州出身なのに西郷(隆盛)さんじゃないって突っ込まれるかもしれないですけど、(高橋是清は)すごい方なんです」と熱弁。「もともと英語教師をやっていて、外交とか総理大臣をした後も、いろんなことをして明治維新に影響を与えた人物で。受験期にすごいなって思っていたので、高橋是清さんに会ってエールをもらいたいです。『頑張れ』って(笑い)」と熱っぽく語っていた。

 この日の舞台あいさつには声を担当した黒木華さん、星野源さん、麻生久美子さん、細田監督も参加した。

 「未来のミライ」は、生まれたばかりの妹に両親の愛を奪われ、戸惑う4歳児のくんちゃんが、未来から来た妹のミライちゃんと出会い、時を超えた冒険に旅立つ……というストーリー。声優として上白石さん、黒木さん、星野さん、麻生さん、吉原光夫さん、宮崎美子さん、役所広司さんらが出演している。

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星野源、家族のいたずらに感謝 幼少期の思い出語る <初日舞台あいさつ>

劇場版アニメ「未来のミライ」公開初日舞台あいさつに登場した星野源さん
劇場版アニメ「未来のミライ」公開初日舞台あいさつに登場した星野源さん

 俳優の星野源さんが7月20日、東京都内で行われた劇場版アニメ「未来のミライ」(細田守監督)の初日舞台あいさつに登場。映画の内容にちなみ、家族の愛を感じた出来事を聞かれた星野さんは幼少期の思い出を語った。

 星野さんは自身の家庭について「僕は一人っ子だったので、兄弟とかと家庭でワイワイしているっていうイメージがなかったけど」と明かし、「両親が仕事で出ていて、1人でいなければいけないときが数日続くと心細くなってきて……。ある日、家に帰ったらテーブルに『押し入れを見ろ』と書いてあった紙があって、『あっ何だろう』って思ったら見たら『流しの下の棚を見ろ』と。何回も繰り返して、最後はピアノの中を見たら、お菓子の詰め合わせが入っていて。当時は理屈抜きに『お菓子だあ、ムシャー』って感じだったけど、今思えば自分を楽しませてくれて、寂しくならないように親が考えてくれたと思うと、すごく愛を感じます」と両親に感謝していた。

 司会者から「創作活動に役に立っていますか」と聞かれると、星野さんは「寂しい部分も好きで居心地よく感じるんですけど、それでも大きな愛とか楽しいものを作りたいという性格の形成になっていると思います」と答えていた。この日の舞台あいさつには、上白石萌歌さん、黒木華さん、麻生久美子さん、細田監督も出席した。

 「未来のミライ」は、生まれたばかりの妹に両親の愛を奪われ、戸惑う4歳児のくんちゃんが、未来から来た妹のミライちゃんと出会い、時を超えた冒険に旅立つ……というストーリー。声優として上白石さん、黒木さん、星野さん、麻生さん、吉原光夫さん、宮崎美子さん、役所広司さんらが出演している。

<インタビュー>「未来のミライ」細田守監督に聞く2 トトロのメイ以降「4歳児がちゃんと描かれたことがない」

劇場版アニメ最新作「未来のミライ」で4歳の男の子を主人公にした細田守監督
劇場版アニメ最新作「未来のミライ」で4歳の男の子を主人公にした細田守監督

 劇場版アニメ「未来のミライ」(2018年7月20日公開)を監督した細田守さんは、自身初となるオリジナル作品「サマーウォーズ」(2009年)以降、「家族」をモチーフに描き続けている。自身は「僕はよく、家族をずっと描いていると言われますけど、本当は子供を描きたいと思っているんです」と語る。なぜ子供を描きたいのか……。細田監督に聞いた。

 ◇子供が変化していくダイナミズムへの憧れ

 ――子供を描く醍醐味(だいごみ)と難しさはどこにありますか。

 子供を描きたいと思うのは、我々大人に比べて、子供はすごくバイタリティーがあって、変化していく存在だからです。“成長”というのとはちょっと違います。成長というと、社会化されていくことが成長だという人もいれば、肉体的な成長も成長じゃないですか。だから成長とはあまり呼びたくなくて、“変化していくものだ”というところに、僕はすごく引かれるんです。

 変わろうと思ってもなかなか変われないのが大人。それに対して子供は、変化していくダイナミズムがすごい。それは、小さい子もそうですし、僕らから見たら、中学生、高校生だって、実はダイナミックに、古い自分から新しい自分に、チョウがさなぎから変態するように変わっている。そのダイナミズムに憧れているのでしょうね。

 日本のようなロリコン文化を持つ社会だと、アニメの世界にも、もっと違う意味で子供をとらえる視点があって、子供のままで変化しないことをめでてみたりとか、そういう子供の描き方は、すごくつまらない。変わってこそ子供なわけです。だから大人でも、変わっていくダイナミズムをもっと持ちたいし、もっといえば、社会というものにも、そういうダイナミズムは必要なのではないかと思うのです。

 ◇固定観点からの脱却

 ――子供が変化していくダイナミズムを見ることで、観客も、自分も変われるという励ましが得られるということでしょうか。

 そうですね。ただ、考え方としてはそうなんだけど、実際、励ましになるように描いたり、子供の変化をきちんと肯定的に描いたりするのは、注意を払わないと難しい。それこそ、アニメ的なものから飛躍しなければいけないと思っている僕ですら、どうしてもアニメとしてまとめちゃおうと思ってみたり、アニメにおける子供の表現というものの枠内に収まってみたりと、固定観念的になってしまう。例えば今回、4歳児を描くのがチャレンジでしたけど、つい、アニメの歴史の中で見たような表現に支配されてしまうんです。

 ――今回、4歳児を描く上で、類型化された4歳児との差をどうつけたのでしょう。

 表現のレベルでいえば、4歳児というのは、ちゃんと描かれたことがないと思っています。僕に言わせれば、30年前の「となりのトトロ」(1988年)に出てくるメイちゃんは4歳という設定なんですが、メイちゃん以降、ないのではないかと思っているぐらいです。

 ◇原点回帰への挑戦

 ――子供を描いているアニメはたくさんありますが。

 それは、子供的なキャラクターを描いているにすぎないわけで、テーマ的にも、表現としての作画的にも、本質的に子供を描くことに挑戦しようという作品はないし、そういうことをやろうという志もないと思うんです。僕らも、アニメーターの人も、つい「子供ってこんな感じでしょ」になっちゃうわけです。

 そうではなく、もう一回、子供を見て描こうよ。ユーチューブで子供を見て描くんじゃなくて、もう一回、目の前にいる子供をスケッチしたり、抱っこしたり、髪の毛の柔らかさを手で確認したりして、自分の中の子供というもののデータを入れ替え直して、もう一回観察の上で描く必要があるのではないかと思うのです。

 僕らが子供のころは、子供を描いていたと思うんです。例えば、東映の長編マンガ映画は、僕らにとっての一種の理想で、こういうものを現代で作ったらどうなるんだろうということを常に想定してやっているわけだけど、当時は、劇場版アニメを作るときに、ちゃんと子供を描こうという意識があったと思うんです。今はないわけですよ。

 今回、東映アニメーションとテレコム(・アニメーションフィルム)出身のアニメーターの方に集まってもらいましたけど、そういう子供を描く資格がある人たちが、しばらく子供を描いていないというんです。動物なんてさらにない。昔は、ディズニーからこちら、動物が走り回るのがアニメーションだったじゃないですか。ところが最近は描かないんですね。ですから、原点としてのアニメーションが手放してしまったものを、原点回帰してもう一回取り戻したい。そういう志を持った作品にしたいと努力しているのですが、言うほど簡単ではないわけで……(苦笑)。

 ――今、なぜ、子供を描く作品がないのでしょう。

 それはやっぱり、少子化というのもあると思うんです。身近に子供がいるかいないかで、子供の存在感は違ってくるじゃないですか。だから、ここで子供を描いておかないと、これから先、本当に(子供を描く作品が)なくなるぞ、という一種の危機感みたいなものもあります。

 僕の作品は、ここのところずっと家族をモチーフにしているので、テーマの発想が全部身近なところから来ているんですけど、だから簡単かというとそうではなく、それを形にするのは、やっぱりすごく高いハードルがあるんです。でも、そういうものも含めてもう一回、認識を切り替えて、子供というものをしっかり理解した上で描くということは、すごく難しい挑戦だけれど、やりがいがあると思っています。

 <プロフィル>

 ほそだ・まもる 1967年生まれ、富山県出身。金沢美術工芸大学卒業後、91年に東映動画(現・東映アニメーション)に入社。アニメーターを経て、97年にテレビアニメ「ゲゲゲの鬼太郎」(第4期)で演出家に。99年「劇場版 デジモンアドベンチャー」で映画監督デビュー。筒井康隆さん原作のアニメ版「時をかける少女」(2006年)で注目され、09年、自身初となるオリジナル作「サマーウォーズ」を発表。11年、アニメーション映画制作会社「スタジオ地図」を設立。そのほかの作品に「おおかみこどもの雨と雪」(12年)、「バケモノの子」(15年)がある。

(取材・文・撮影/りんたいこ)

未来のミライ
(C)2018 スタジオ地図
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未来のミライ
出典:YouTube

<動画>「未来のミライ」コラボCM第2弾公開 未来からグリーンダカラちゃんがやってくる!

「GREEN DA・KA・RA」と細田守監督最新作「未来のミライ」コラボした新CM「未来のみんな」編の一場面
「GREEN DA・KA・RA」と細田守監督最新作「未来のミライ」コラボした新CM「未来のみんな」編の一場面

 細田守監督の最新劇場版アニメ「未来のミライ」(2018年7月20日公開)と飲料「GREEN DA・KA・RA」「GREEN DA・KA・RA やさしい麦茶」(共にサントリー食品インターナショナル)がコラボした新CM「未来のみんな」編が7月20日、公開された。


 コラボCMは、14日から放送されている「おひるね」編に続く第2弾で、「GREEN DA・KA・RA」と「GREEN DA・KA・RA やさしい麦茶」のイメージキャラクターであるグリーンダカラちゃんとムギちゃんがアニメキャラクターになって登場している。

 第2弾は、「未来のミライ」のストーリーが、主人公のくんちゃんが、未来から来た妹・ミライちゃん出会う……という内容であることから、くんちゃんが庭で遊んでいると、未来のグリーンダカラちゃんとムギちゃん、ミライちゃんが現れる……と展開する。第1弾に続き、ドリンクを飲んで「プハー!!」と声を上げる姿も描かれている。

 「未来のミライ」は、生まれたばかりの妹に両親の愛を奪われ、戸惑う4歳児のくんちゃんが、未来から来た妹・ミライちゃんと出会い、彼女に導かれ、時を超えた冒険に旅立つ……というストーリー。

(C)2018 スタジオ地図
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出典:YouTube

<インタビュー>「未来のミライ」細田守監督に聞く1 2人の子育てを通して「子供時代を生き直している感覚」

劇場版アニメ「未来のミライ」について語った細田守監督
劇場版アニメ「未来のミライ」について語った細田守監督

 劇場版アニメ「時をかける少女」(2006年)や「バケモノの子」(15年)などで知られる細田守監督の劇場版アニメ最新作「未来のミライ」が2018年7月20日から全国で公開される。妹ができた4歳の男の子、くんちゃんの心の変化を、時空を超えた冒険とともにファンタジックに描いていく。細田監督に、今作を製作したきっかけを聞いた。

 映画は、4歳のくんちゃんの家に、生まれたばかりの妹がやって来るところから始まる。妹に、両親の愛を奪われたと感じるくんちゃん。ところが、不思議な少女“ミライちゃん”が現れ、くんちゃんは彼女に導かれ、時を超えた家族の物語へと旅立っていく。くんちゃんの声を女優の上白石萌歌さん、ミライちゃんの声を黒木華さんが担当し、くんちゃんの両親を星野源さんと麻生久美子さんが演じている。ほかに宮崎美子さん、役所広司さん、福山雅治さんらも出演している。

 ◇山下達郎が「今回も私小説的ですね」と…

 ――今回の作品を作る上で、一番の軸にしたものは何でしょう。

 4歳児を通して世界を見たらどう見えるか、というのが一番の軸だと思います。自分自身、2人の子供の親として過ごしながら、子供時代を生き直している感覚があります。来年、上の子が小学校に上がるんですけど、来年、小学校かと思うと、自分も小学校に入る前のことを思い出してドキドキしてきちゃうんです(笑い)。そういうところが一番のポイントになっていると思います。

 ――細田監督の作品は「サマーウォーズ」(09年)以降、ご自身の体験が物語の大きなヒントになっています。ご自身の体験を普遍的な物語として作り上げるために、どのようなことを意識しているのでしょうか。

 ネタがネタだけに、(テーマ曲を担当した山下)達郎さんと打ち合わせしているとき、「すごい、また今回も私小説的ですね」と言われちゃいましたけど(笑い)、自分としては、やっぱり今しか体験できない小さい子と一緒に過ごすということについて、うそをついてもしょうがないというか、架空で作ってもしょうがないという気がするんです。逆に言えば、今、人生の中で特別な時間を生きているという自覚があります。

 今って、家族という形が社会の変化とともに変わってきている。でも、小さい子供に抱く親の気持ちというのは、どこか共通しているのではないかと思うのです。そういうところが、特に意識しているわけではないですけれど、モチーフとして普遍的なのではないかと思います。それは実は、カンヌに行ったときに感じました。

 ――この映画の最初のお披露目が、今年5月に開催されたカンヌ国際映画祭期間中の「監督週間」でした。

 上映が、マスコミ向けと公式と2回あったのですが、2回とも皆さん、とても好意的に拍手をくださって、上映中の笑い声もたくさんあって、それがうれしかった。そのときに思ったのが、子供というのは社会化されていない、つまり4歳児ってまだ、日本人としての自覚がないじゃないですか。ということは、他の国の子供たちも、その国において社会化されていないわけですよね。だからこそ、どんな国の中でも共通して感じることがあり、映画を通していろんな国の人とコミュニケーションがとれるのではないかという気がします。そういうものを普遍性と呼ぶなら、普遍性といえるのかもしれないですね。

 <プロフィル>

 ほそだ・まもる 1967年生まれ、富山県出身。金沢美術工芸大学卒業後、91年に東映動画(現・東映アニメーション)に入社。アニメーターを経て、97年にテレビアニメ「ゲゲゲの鬼太郎」(第4期)で演出家に。99年「劇場版 デジモンアドベンチャー」で映画監督デビュー。筒井康隆さん原作のアニメ版「時をかける少女」(2006年)で注目され、09年、自身初となるオリジナル作「サマーウォーズ」を発表。11年、アニメーション映画制作会社「スタジオ地図」を設立。そのほかの作品に「おおかみこどもの雨と雪」(12年)、「バケモノの子」(15年)がある。

 (取材・文・撮影/りんたいこ)

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上白石萌歌「優しすぎて泣きそう…」 「未来のミライ」イベントで生演奏に感激 <オリジナル・サウンドトラック発売記念イベント>

劇場版アニメ「未来のミライ」のオリジナル・サウンドトラック発売記念イベントに登場した(左から)細田守監督、上白石萌歌さん、高木正勝さん
劇場版アニメ「未来のミライ」のオリジナル・サウンドトラック発売記念イベントに登場した(左から)細田守監督、上白石萌歌さん、高木正勝さん

 女優の上白石萌歌さんが7月16日、東京都内で行われた劇場版アニメ「未来のミライ」(細田守監督、2018年7月20日公開)のオリジナル・サウンドトラック発売記念イベントに、細田監督、今作の音楽を手掛けた高木正勝さんとともに登場。イベントでは高木さんによる「未来のミライ」や「おおかみこどもの雨と雪」(2012年)の音楽の生演奏もあり、上白石さんは「優しすぎて泣きそうでした」と感激していた。

 「未来のミライ」は、生まれたばかりの妹に両親の愛を奪われ、戸惑うくんちゃん(上白石さん)が、未来から来た妹・ミライちゃん(黒木華さん)と出会い、彼女に導かれ、時を超えた冒険に旅立つ……というストーリー。声優として上白石さん、黒木さん、星野源さん、麻生久美子さん、吉原光夫さん、宮崎美子さん、役所広司さんらが出演する。

 「おおかみこどもの雨と雪」「バケモノの子」(15年)に続いて、細田監督の映画音楽を担当した高木さんは、今作の音楽について「今回は脚本を初稿からいただいていたので、脚本を読んで感想文のように音楽のスケッチをお返しして、第2稿、第3稿と変わっていくので、電話して(制作していった)」と明かすと、細田さんは「いつもは絵コンテが上がったところで一気に見てもらうんですけど、今回は最初から高木さんにお願いしようと思っていたので、絵がないシナリオからお願いしていた。むしろ高木さんのデモを聴いて絵コンテを描きたいぐらいの勢いでやっていました」と明かしていた。

 上白石さんも、高木さんの音楽について「(今作の音楽を聴いて)これは絶対に高木さんだって分かった(笑い)。映像の壮大さを高木さんの音楽が引き立ててくれたと思います」と明かしていた。

未来のミライ
未来のミライ
未来のミライ
未来のミライ
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上白石萌歌、細田監督が手がける「金曜ロードSHOW!」新OPに参加 <オリジナル・サウンドトラック発売記念イベント>

劇場版アニメ「未来のミライ」のオリジナル・サウンドトラック発売記念イベントに登場した上白石萌歌さん
劇場版アニメ「未来のミライ」のオリジナル・サウンドトラック発売記念イベントに登場した上白石萌歌さん

 女優の上白石萌歌さんが、細田守監督が手がける「金曜ロードSHOW!」(日本テレビ系、金曜午後9時)の新たなオープニング(OP)映像に参加していることが7月16日、分かった。東京都内で同日に行われた細田監督の劇場版アニメ「未来のミライ」(2018年7月20日公開)のオリジナル・サウンドトラック発売記念イベントで細田監督が明らかにした。

 同イベントには細田監督、同作で声優を務める上白石さん、同作の音楽を手掛けた高木正勝さんが出席。細田監督は「『金曜ロードSHOW!』の新しいオープニングを作らせてもらって、ほとんど『未来のミライ』と同じスタッフでやって、高木さんに音楽を担当してもらっている。音楽の中でボーカルというか、女性の声を(上白石)萌歌ちゃんにやってもらっている」と説明。上白石さんも「世界観は異国のサロンに少女が来て、その女性が女神みたいな感じ。どっち側の視点で歌うかとか、話しながらとりましたね」と話した。

 新OPは、7月20日の細田監督作品「時をかける少女」の放送回にお披露目される。

星野源、「まさか結婚相手が現れるとは!」 “公開プロポーズ”に驚き <親子試写会舞台あいさつ>

劇場版アニメ「未来のミライ」の親子試写会舞台あいさつに登場した星野源さん(C)2018 スタジオ地図
劇場版アニメ「未来のミライ」の親子試写会舞台あいさつに登場した星野源さん(C)2018 スタジオ地図

 細田守監督の最新劇場版アニメ「未来のミライ」(2018年7月20日公開)の親子試写会舞台あいさつが7月12日、松下IMPホール(大阪市中央区)で行われ、声優を務めた上白石萌歌さん、黒木華さん、星野源さん、細田監督が登場した。

 映画のテーマが家族であることにちなんで、会場には約800人の親子が集まった。子供たちからの質問コーナーでは、「星野さんはどうして結婚しないのですか?」という質問があり、星野さんが思わず「したいです! 相手を探してください!」と答える一幕も。すると別の女の子から「好きです! 結婚してください!」というプロポーズが飛び出し、星野さんは「まさか結婚相手が現れるとは!」と驚きつつ、「よろしくお願いします!」と応じていた。

 一方、上白石さんは「隣のクラスに気になる子がいるのだけど、どうしたらうまくいきますか?」という可愛らしい質問に、「私も小学生のころ隣のクラスに好きな子がいて手紙を渡したことがあるので、ぜひ手紙を書いてみては」とアドバイスを送っていた。

 また、キャスト陣は自身の子供の頃のエピソードも披露。上白石さんが「夏休みに朝6時に起きてラジオ体操に行くのが日課でした。今でも行きたい」と夏らしいエピソードを明かしたほか、星野さんは「公園で花火をしていたら半ズボンの隙間(すきま)から花火の灰が中に入って股間をやけどしたことがある(笑い)。皆さんはまねをしないように!」と明かし、会場を驚かせていた。

 「未来のミライ」は、生まれたばかりの妹に両親の愛を奪われ、戸惑うくんちゃんが、未来から来た妹・ミライちゃんと出会い、彼女に導かれ、時を超えた冒険に旅立つ……というストーリー。

(C)2018 スタジオ地図
(C)2018 スタジオ地図
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<動画>「未来のミライ」×「GREEN DA・KA・RA」とのコラボCM公開 グリーンダカラちゃんがアニメキャラに

「GREEN DA・KA・RA」と細田守監督最新作「未来のミライ」コラボした新CM「おひるね」編の一場面 (C)2018 スタジオ地図
「GREEN DA・KA・RA」と細田守監督最新作「未来のミライ」コラボした新CM「おひるね」編の一場面 (C)2018 スタジオ地図

 細田守監督の最新劇場版アニメ「未来のミライ」(2018年7月20日公開)と飲料「GREEN DA・KA・RA」「GREEN DA・KA・RA やさしい麦茶」(共にサントリー食品インターナショナル)がコラボした新CMが7月13日、公開された。新CMの原画とアニメーションは、細田監督とアニメ制作会社「スタジオ地図」が手がけた。14日から放送される。

 新CM「おひるね」編では、「GREEN DA・KA・RA」と「GREEN DA・KA・RA やさしい麦茶」のイメージキャラクターであるグリーンダカラちゃんとムギちゃんがアニメキャラクターになって登場。「未来のミライ」の主人公くんちゃんの家に2人が遊びに来る……という展開。グリーンダカラちゃんとムギちゃん、くんちゃんら家族が「GREEN DA・KA・RA」などを飲み、「プハー!!」と声を上げる可愛らしい姿も描かれている。コラボCM第2弾「未来のみんな」編も19日から放送される。

 「未来のミライ」は、生まれたばかりの妹に両親の愛を奪われ、戸惑うくんちゃんが、未来から来た妹・ミライちゃんと出会い、彼女に導かれ、時を超えた冒険に旅立つ……というストーリー。

(C)2018 スタジオ地図
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未来のミライ
出典:YouTube

超特急、細田守監督「未来のミライ展」サポーター就任に「光栄の極み」

展示会「未来のミライ展~時を越える細田守の世界」イルミネーション点灯式に参加した「超特急」の(左から)リョウガさん、ユーキさん、ユースケさん
展示会「未来のミライ展~時を越える細田守の世界」イルミネーション点灯式に参加した「超特急」の(左から)リョウガさん、ユーキさん、ユースケさん

 ダンス・ボーカルユニット「超特急」のリョウガさん、ユーキさん、ユースケさんが7月6日、東京ドームシティ(東京都文京区)で25日に開幕する「未来のミライ展~時を越える細田守の世界」のイルミネーション点灯式に出席。「超特急」は同展のオフィシャルサポーターに就任し、メンバーのリョウガさんは「アニメーションが大好きで、光栄の極みです。最新作では未来の東京駅や新幹線も出てきて、僕たち超特急がやらずして誰がやるんだと、使命感を感じています」と目を輝かせた。

 同展は、2018年7月20日に公開される細田監督の劇場版アニメ最新作「未来のミライ」に合わせて東京ドームシティ内の「Gallery AaMo(ギャラリー アーモ)」で開催。「未来のミライ」の世界を立体的に再現することがコンセプトで、キャラクターの等身大フィギュアや、プロジェクションマッピング、映画内で登場した架空の新幹線を再現したコーナーなどがある。「時をかける少女」(2006年)、「おおかみこどもの雨と雪」(12年)といった、過去作の展示品もあり、細田監督の世界を“タイムリープ”できる内容になる。

 イルミネーションは東京ドームシティ内のミーツポートに、「MIRAI(ミライ)」とかたどったアルファベットのモニュメントを設置。それぞれのアルファベット内に「未来のミライ」をはじめ、細田監督作品の「時をかける少女」、「サマーウォーズ」(09年)、「バケモノの子」(15年)、「おおかみこどもの雨と雪」のワンシーンが描かれており、周囲がライトアップされる。

 細田監督の過去作では「サマーウォーズ」が好きだというユーキさんは「『よろしくお願いします!』のシーンでは、なんて神木隆之介さんは素晴らしいんだと感銘を受けました」と笑顔。ユースケさんは「『超特急』の目標で東京ドームでライブできたらと思っていて、その場所の近くで(イベントに)関わることができてうれしいですし、縁を感じています。ダイナミックにアピールしていきたいです」と熱く語っていた。

 イルミネーションを点灯した3人は「盛り上がっています!」と大はしゃぎ。リョウガさんは「インスタ映えってやつですかね。SNSで拡散していったらうれしいです」とコメント。ユーキさんは「過去作も見られますので、『サマーウォーズ』『時をかける少女』が好きな方も、『未来のミライ』を見てから来ると楽しめると思います」とアピールしていた。

 「未来のミライ」は、甘えん坊の4歳の男の子と未来からやってきた妹の不思議な“きょうだい”の物語。声優として上白石萌歌さん、黒木華さん、星野源さん、麻生久美子さん、吉原光夫さん、宮崎美子さん、役所広司さんらが出演する。

未来のミライ
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上白石萌歌、細田守監督の「未来のミライ」で声優初挑戦 4歳の男の子演じ「まだ心配」 <試写会舞台あいさつ>

名古屋市内で劇場版アニメ「未来のミライ」の舞台あいさつに登場した上白石萌歌さん
名古屋市内で劇場版アニメ「未来のミライ」の舞台あいさつに登場した上白石萌歌さん

 女優の上白石萌歌(もか)さんが7月5日、名古屋市内で開催された劇場版アニメ「未来のミライ」(細田守監督、2018年7月20日公開)の試写会で舞台あいさつに登場した。同作で主人公の4歳の男の子、くんちゃんの声を担当した上白石さんは、今回が声優初挑戦で「私は18歳で、年齢も性別も超えた役に、声で“命”を吹き込むのは、挑戦だと思った。正直、まだみなさんの耳にどう届くか心配」と話した。

 役作りについては「今の自分にも嫉妬したり、悲しんだり、楽しんだり、いろいろな感情がある。それを一番ストレートに表現しているのが小さな子だと思ったので、4歳の男の子だということは置いておいて、心の動きを一致させるようにお芝居をしたつもりです」とコメント。「くんちゃんが劇中でどんどん成長するので、その成長を意識して(演じたので)、後半はお兄ちゃんぽくなっていると思う」と笑顔を見せていた。

 上白石さんはミライちゃん役でオーディションを受けたものの、くんちゃん役に採用された。当初、くんちゃんの声を「小さな男の子か、ベテランの女性」で想定していたという細田監督は「萌歌ちゃんがオーディションに来たときに、(くんちゃん役だと)ピンときた。まさか18歳の可愛い女の子の中に4歳の男の子がいるとは。(上白石さんが)存在感と表現力で固定概念を覆してくれた」と振り返り、「あまりにも良かったので、感動してペットボトルのお茶を(上白石さんに)進呈して、うれしい気持ちを表現しました」と明かしていた。

 「未来のミライ」は、生まれたばかりの妹に両親の愛を奪われたくんちゃんが、未来から来た妹・ミライちゃんと出会い、彼女に導かれ、時を超えた冒険に旅立つ……というストーリー。黒木華さん、星野源さん、麻生久美子さん、吉原光夫さん、宮崎美子さん、役所広司さんらが声優として出演している。

未来のミライ
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星野源、細田守監督の横顔で“お父さん”を体験「演じていて楽しかった」 <ジャパンプレミア>

劇場版アニメ「未来のミライ」のジャパンプレミアに出席した星野源さん
劇場版アニメ「未来のミライ」のジャパンプレミアに出席した星野源さん

 歌手で俳優の星野源さんが6月25日、東京都内で行われた劇場版アニメ「未来のミライ」(2018年7月20日公開)のジャパンプレミアに、細田守監督らと出席。同作で主人公の父親の声を担当した星野さんは「演じていて楽しかった」と笑顔を見せながら、家族のシーンでは細田監督が毎シーン演出をしてくれたと述懐し、細田監督から“父親像”を感じたと明かした。

 星野さんは「監督自身が話している言葉や(監督が母親役の)麻生(久美子)さんと話している横顔とか、自然とお父さんの気持ちが分かってくる。僕は独身で子供がいるわけではないので、そこは分かっているとはいえないけど、細田さんの横顔を見て、お父さんってこういう気持ちなのかなって(感じながら)演じた」と語った。

 細田監督は、星野さんのアフレコについて「お父さん役をやってもらえて幸運でした。お父さん自身が何かを追い求めている、そんなお父さん像みたいなものが、星野さんに演じてもらうと十分に表現されていた」と絶賛した。

 「未来のミライ」は、細田監督の約3年ぶりの新作劇場版アニメ。生まれたばかりの妹に両親の愛を奪われ、戸惑うくんちゃんが、未来から来た妹・ミライちゃんと出会い、彼女に導かれ、時を超えた冒険に旅立つ……というストーリー。

 また「家族を描く作品がすごく好き」という星野さんは、「(細田)監督は家族をテーマにした作品をたくさん描かれてきた」といい、「血がつながっていなくても家族になれるというのは『バケモノの子』で描かれている。今回は血がつながっている家族も、家族になるって大変なんだっていうのを描いている。ファミリームービーの最先端のような作品」と真剣な表情で語っていた。

 イベントには、主人公のくんちゃん役の上白石萌歌さん、ミライちゃん役の黒木華さん、主人公の母親役の麻生さんも出席した。

未来のミライ
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「未来のミライ」アヌシー映画祭で上映 細田守監督の舞台あいさつに大歓声

「アヌシー国際アニメーション映画祭」で行われた「未来のミライ」上映会の舞台あいさつに登場した細田監督(C)2018 スタジオ地図
「アヌシー国際アニメーション映画祭」で行われた「未来のミライ」上映会の舞台あいさつに登場した細田監督(C)2018 スタジオ地図

 劇場版アニメ「サマーウォーズ」(2009年)や「バケモノの子」(15年)などで知られる細田守監督の最新作「未来のミライ」(7月20日公開)が、フランスで開催される世界最大のアニメの祭典「アヌシー国際アニメーション映画祭」の長編部門の公式コンペティションに選出され、現地時間6月12日、公式上映が行われた。公式上映前の舞台あいさつには細田監督が登場し、大歓声を浴びた。

 1960年にカンヌ国際映画祭からアニメーション部門が独立して設立された「アヌシー国際アニメーション映画祭」は、世界最大のアニメーション映画祭で、毎年6月にフランスで開催されている。2007年に細田監督の「時をかける少女」が特別賞を、11年に「カラフル」(原恵一監督)が特別賞と観客賞、15年に「百日紅~Miss HOKUSAI~」(原監督)が審査員賞を受賞している。

 現地時間11日にアヌシーに到着した細田監督は、同日午後からサイン会を開催。多くのファンが行列をなし、予定していた時間を大幅に延長するほどの盛況ぶりだったという。

 翌12日の上映会では、上映会の会場である映画祭メイン会場「ボリュー・グラン・サル」が950人の観客で埋め尽くされ、舞台あいさつに細田監督が登場すると大歓声が上がった。細田監督は同作について「『未来のミライ』は兄妹の話ですが、世界の映画の中でも4歳の男の子が主人公なのはそうないでしょう。子どもだけでなく、昔、4歳の子どもだった人にも昔を思い出しながら見ていただけたら、きっと楽しめるのでないか」と紹介。上映が始まると山下達郎さんのオープニングテーマ曲に合わせて手拍子が起こったほか、劇中で主人公の4歳の男の子、くんちゃんが見せる可愛らしい仕草に笑いが起こったり、クライマックスには観客らが涙する場面もあったという。

 舞台あいさつを終えた細田監督は、「11年前に『時をかける少女』で初めてコンペティションで上映されて、その後の『サマーウォーズ』以来のアヌシーでした。(上映した『ボリュー・グラン・サル』は)あらためて大きな会場だなと思いました。そこにたくさんのお客さんがいらして、上映後にはとても大きな歓声と拍手をいただけました。上映中の反応もすごくよく、笑いもたくさん起きて。素晴らしくいい反応で、本当にうれしかったですね」と語った。

 「未来のミライ」は、甘えん坊の4歳の男の子と未来からやってきた妹の不思議な“きょうだい”の物語。とある都会の片隅の、小さな庭に小さな木が生えた小さな家で暮らしている甘えん坊の4歳の男の子、くんちゃん。ある日、そんなくんちゃんのもとに生まれたばかりの妹がやってくる。両親の愛情を奪われ、初めての経験の連続に戸惑うくんちゃん。そんなとき、くんちゃんが出会ったのは、未来からやってきた妹「ミライちゃん」だった……というストーリー。上白石萌歌さんが主人公のくんちゃんの声優を務めるほか、黒木華さん、星野源さん、麻生久美子さん、吉原光夫さん、宮崎美子さん、役所広司さん、福山雅治さんらも声優として出演する。

(C)2018 スタジオ地図
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<動画>「未来のミライ」細田守監督最新作の新予告映像が公開 声優・福山雅治のせりふ 山下達郎のED曲も

未来のミライ
出典:YouTube

 細田守監督の約3年ぶりの新作劇場版アニメ「未来のミライ」(7月20日公開)の新たな予告映像が7日、公開された。主人公・くんちゃんと父の面影がある青年の出会いなどが描かれ、福山雅治さんが演じる青年のせりふ、山下達郎さんによるエンディングテーマ「うたのきしゃ」が初公開された。高木正勝さんが手がける音楽も流れる。

 「未来のミライ」は、生まれたばかりの妹に両親の愛を奪われ、戸惑うくんちゃんが、未来から来た妹・ミライちゃんと出会い、彼女に導かれ、時を超えた冒険に旅立つ……というストーリー。

 上白石萌歌さんが主人公のくんちゃんの声優を務めるほか、黒木華さん、星野源さん、麻生久美子さん、吉原光夫さん、宮崎美子さん、役所広司さんらも出演する。

劇場版アニメ「未来のミライ」の一場面(C)2018スタジオ地図
劇場版アニメ「未来のミライ」の一場面(C)2018スタジオ地図
(C)2018スタジオ地図
(C)2018スタジオ地図

「未来のミライ」細田守最新作がカンヌで世界初上映 監督、上白石萌歌が舞台あいさつに登場

カンヌ国際映画祭「監督週間」公式上映舞台挨拶のためにカンヌを訪れた細田守監督(左)と上白石萌歌さん
カンヌ国際映画祭「監督週間」公式上映舞台挨拶のためにカンヌを訪れた細田守監督(左)と上白石萌歌さん

 劇場版アニメ「サマーウォーズ」(2009年)や「バケモノの子」(2015年)などで知られる細田守監督の最新作「未来のミライ」(2018年7月20日公開)が、第71回カンヌ国際映画祭開催期間中に実施される「監督週間」に選出され、5月16日(現地時間)にフランス・カンヌで世界初上映された。上映後の舞台あいさつには、細田監督と主人公・くんちゃんの声優を務めた上白石萌歌さんが登場した。

 「監督週間」は、フランス監督協会が主催し、カンヌ映画祭から独立した並行部門。1609本の応募作品の中から20本の長編作品が選ばれ、アニメーション作品では「未来のミライ」のみ選出された。上映の際は開場前から長蛇の列ができ、850人もの観客が来場。上映中には、上白石さん演じる4歳の男の子・くんちゃんの天真爛漫(らんまん)なしぐさや愛くるしい表情に何度も笑いが起きたという。

 本編上映後には、観客からの大きな拍手が起こる中、細田監督と上白石さんが上映後舞台あいさつのため登壇。上白石さんは「Bonjour! Je suis Moka Kamishiraishi(こんにちは! 上白石萌歌です)」と流ちょうなフランス語であいさつ。細田監督は「今まで家族をモチーフに作品を作ってきました。今回は4歳の男の子のとても小さなお話ですが、どこにでもある一つの家族を通して、何百年、何千年と続く人生のループみたいなものを描きたいと思って作りました」と作品への思いを明かした。

 「未来のミライ」は、甘えん坊の4歳の男の子と未来からやってきた妹の不思議な“きょうだい”の物語。とある都会の片隅の、小さな庭に小さな木が生えた小さな家で暮らしている甘えん坊の4歳の男の子、くんちゃん。ある日、そんなくんちゃんのもとに生まれたばかりの妹がやってくる。両親の愛情を奪われ、初めての経験の連続に戸惑うくんちゃん。そんなとき、くんちゃんが出会ったのは、未来からやってきた妹「ミライちゃん」だった……というストーリー。上白石さんのほか、声優として黒木華さん、星野源さん、麻生久美子さん、吉原光夫さん、宮崎美子さん、役所広司さんらが出演する。

 舞台あいさつ後の細田監督、上白石さんのコメントは以下の通り。

 ◇細田守監督のコメント

 日本よりも先に、世界の方々に見てもらうことが大変なプレッシャーを感じていました。初めての上映はいつも緊張しますが、上映が終わった後、たくさんの拍手をいただけて今はとてもホッとしています。映画が出来上がり、お客さんが見終わって初めて映画が完成します。子どもが生まれる瞬間と同じ気持ちで、カンヌのお客さんに、映画の誕生の瞬間に立ち会っていただき、祝福されながら無事に映画が生まれました。上映中には何度も笑い声が聞こえ、お客さんの反応を直接感じることができてうれしかったです。次は日本で、夏休みの時期に公開なので家族みんなで楽しんでもらいたいです。

 ◇上白石萌歌さんのコメント

 監督の隣で初めて作品を見させていただくことと、フランス語でのあいさつがとても緊張しましたが、しっかりと想いが伝わって良かったです。カンヌで映画が生まれた瞬間に立ち会うことができてとても幸せで、夢のような時間でした。映像の美しさ、音楽の壮大さを4歳のくんちゃんの目で冒険できるという作品の素晴らしさを日本でも自信を持って伝えていきたいです。

未来のミライ
未来のミライ

福山雅治、「未来のミライ」で本格声優に初挑戦

劇場版アニメ「未来のミライ」で福山雅治さんが声優を務める青年(C)2018スタジオ地図
劇場版アニメ「未来のミライ」で福山雅治さんが声優を務める青年(C)2018スタジオ地図

 歌手で俳優の福山雅治さんが、細田守監督の約3年ぶりの新作となる劇場版アニメ「未来のミライ」(2018年7月20日公開)に声優として出演することが5月9日、明らかになった。福山さんは「ドラえもん」などに本人役でカメオ出演した経験はあるが、劇場版アニメの主要な役柄で声優を務めるのは今回が初めて。福山さんは、主人公のくんちゃんが時を超えた旅先で出会う物語のキーパーソンとなる青年を演じる。

 細田監督は昨年から青年役のオーディションをしてきたが、キャスティングは難航。今年に入って、以前から親交があった福山さんと再会した際、青年のイメージと重なることに気づいたという。細田監督は福山さんに青年についてや作品への思いを伝えると、福山さんは細田監督が考える今作のテーマと新しいチャレンジに共感を抱き、2人のコラボが生まれた。

 「未来のミライ」は、生まれたばかりの妹に両親の愛を奪われ、戸惑うくんちゃんが、未来から来た妹・ミライちゃんと出会い、彼女に導かれ、時を超えた冒険に旅立つ……というストーリー。上白石萌歌さんが主人公のくんちゃんの声優を務めるほか、黒木華さん、星野源さん、麻生久美子さん、吉原光夫さん、宮崎美子さん、役所広司さんらも出演する。

 ◇福山雅治さんのコメント

 今回、細田監督作品の住人になれる機会をいただけたことを大変うれしく思います。収録前に、まだ絵も音も完成してない映像資料を見させていただきましたが、その段階で既に、心引き込まれ感動できるこの作品が持つ力に驚きました。

 歌うということを仕事にしながらも、声で役を表現することはほぼ未経験なので、現場では恥ずかしながらすべてに緊張し、そしてすべてに刺激を受けました。僕が年齢を重ねたことで忘れてしまっていた子供ならではの繊細な感受性を、丁寧に、かつ高度なアニメーション技術で表現されている今作品の完成を、これまで通り細田監督の一ファンとして心待ちにしています。

未来のミライ

細田守監督新作の大型展覧会 7月から開催 「イベントならではの表現」

「未来のミライ展~時を越える細田守の世界 『時をかける少女』『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』『バケモノの子』」のビジュアル(C)2006 TK/FP (C)2009 SW F.P.(C)2012 W.C.F.P(C)2015 B.B.F.P (C)2018 CHIZU
「未来のミライ展~時を越える細田守の世界 『時をかける少女』『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』『バケモノの子』」のビジュアル(C)2006 TK/FP (C)2009 SW F.P.(C)2012 W.C.F.P(C)2015 B.B.F.P (C)2018 CHIZU

 細田守監督の約3年ぶりの新作劇場版アニメ「未来のミライ」(7月20日公開)の原画などを展示する「未来のミライ展~時を越える細田守の世界 『時をかける少女』『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』『バケモノの子』」が、7月25日~9月17日に、東京ドームシティGallery AaMo(東京都文京区)で開催されることが4月25日、分かった。2015~16年に東京、大阪、富山で行われ、約13万人を動員した「バケモノの子展」に続く2回目の大規模展覧会となる。

 細田監督の「映画とは違う、イベントならではの表現で、子供と大人が一緒に楽しめる空間を作ってほしい」というアイデアから生まれた展覧会で、「未来のミライ」の原画、背景がのほか、体感型展示も用意する。「時をかける少女」「サマーウォーズ」「おおかみこどもの雨と雪」「バケモノの子」といった細田監督の過去作の展示も行われる。

 「未来のミライ」は、生まれたばかりの妹に両親の愛を奪われたくんちゃんが、未来から来た妹・ミライちゃんと出会い、彼女に導かれ、時を超えた冒険に旅立つ……というストーリー。上白石萌歌さんが主人公・くんちゃんの声優を務めるほか、黒木華さん、星野源さん、麻生久美子さん、吉原光夫さん、宮崎美子さん、役所広司さんらが出演する。

原作小説が発売 細田守監督が自ら執筆 6月15日発売

劇場版アニメ「未来のミライ」の原作小説
劇場版アニメ「未来のミライ」の原作小説

 細田守監督の約3年ぶりの新作劇場版アニメ「未来のミライ」(7月20日公開)の原作小説が、角川文庫(KADOKAWA)から6月15日に発売されることが4月19日、分かった。細田監督が自ら執筆した。価格は560円(税抜き)。

 「未来のミライ」は、生まれたばかりの妹に両親の愛を奪われ、戸惑うくんちゃんが、未来から来た妹・ミライちゃんと出会い、彼女に導かれ、時を超えた冒険に旅立つ……というストーリー。

 上白石萌歌さんが主人公・くんちゃんの声優を務めるほか、黒木華さん、星野源さん、麻生久美子さん、吉原光夫さん、宮崎美子さん、役所広司さんらが出演する。

上白石萌歌、細田守監督最新作「未来のミライ」で主人公の声優に 黒木華、星野源、麻生久美子らも

細田守監督の劇場版アニメ最新作「未来のミライ」で声優を務める(上段左から)上白石萌歌さん、黒木華さん(下段左から)宮崎美子さん、星野源さん、役所広司さん、麻生久美子さん、吉原光夫さん (C)2018スタジオ地図
細田守監督の劇場版アニメ最新作「未来のミライ」で声優を務める(上段左から)上白石萌歌さん、黒木華さん(下段左から)宮崎美子さん、星野源さん、役所広司さん、麻生久美子さん、吉原光夫さん (C)2018スタジオ地図

 劇場版アニメ「サマーウォーズ」(2009年)や「バケモノの子」(2015年)などで知られる細田守監督の最新作「未来のミライ」(2018年7月20日公開)の主人公くんちゃんの声優を女優の上白石萌歌さんが担当することが4月11日、明らかになった。また声優として黒木華さん、星野源さん、麻生久美子さん、吉原光夫さん、宮崎美子さん、役所広司さんが出演することも発表された。

 「未来のミライ」は、甘えん坊の4歳の男の子と未来からやってきた妹の不思議な“きょうだい”の物語。とある都会の片隅の、小さな庭に小さな木が生えた小さな家で暮らしている甘えん坊の4歳の男の子、くんちゃん。ある日、そんなくんちゃんのもとに生まれたばかりの妹がやってくる。両親の愛情を奪われ、初めての経験の連続に戸惑うくんちゃん。そんなとき、くんちゃんが出会ったのは、未来からやってきた妹「ミライちゃん」だった……というストーリー。

 黒木さんは未来からやってくる妹のミライちゃん、星野さんはくんちゃんとミライちゃんのお父さん、麻生さんはお母さん、吉原さんはくんちゃんが出会う謎の男、宮崎さんはくんちゃんのばあば、役所さんはじいじをそれぞれ担当する。

 キャストのコメントは以下の通り。

 ◇上白石さんのコメント

 最新作が公開になる度に劇場で見ていた細田監督の作品に出演することができ、すごく幸せです。ミライちゃん役のオーディションを受けた帰りに監督から呼び止められ、4歳の男の子を演じることになり、驚きました。くんちゃん役に決まってからは、保育園で4歳の男の子と実際に遊んだり、お話ししたりして、自分が4歳だったころを思い出していました。とても難しい役でしたが、模索しながらも楽しんで挑戦しました。くんちゃんはずっと見ていても飽きないくらい愛くるしい。「未来のミライ」は、細田監督の愛を強く感じる作品です。その愛情を受け取り、くんちゃんとしてしっかり存在したいです。

 ◇黒木さんのコメント

 細田監督作品は、身近な出来事が繊細に描かれているのに、物語の世界観が壮大で勇気をもらうことができます。監督と今作で再びご一緒することができてとてもうれしいです。4歳の子どもが主人公の作品はなかなかないので、とても楽しみにしていました。私自身、姉弟がいるので、妹ができた時のくんちゃんの気持ちにはとても共感するところがありました。くんちゃんが少しずつ成長していく姿がほほ笑ましく、くんちゃんの冒険を通して、愛情や絆をたくさん感じられる作品です。

 ◇星野さんのコメント

 細田監督の世界に呼んでいただいたことを、とてもうれしく思います。僕が演じるのは、子育てと仕事に奔走し、成長せんともがいている父親です。映像を初めて見た時、くんちゃんと赤ちゃんのミライちゃんの一挙手一投足があまりにも可愛く、転げ回りました。収録も穏やかで、何か一つの生き物を全員で大事に育てている感覚になりました。今から公開の日を楽しみにしています。

 ◇麻生さんのコメント

 「時をかける少女」を見た時から細田作品のファンでした。くんちゃんの家族は、我が家の家族構成とよく似ていて、とても身近に感じました。私が演じるおかあさんは、ミライちゃんの誕生で赤ちゃん返りをするくんちゃんに手を焼きますが、私も同じことで悩んだことがあったので、共感の嵐でした。子どもはちょっとずつしか成長しませんが、その“ちょっと”ができた瞬間を見る幸せが、たくさん描かれたすてきな作品です。

(C)2018スタジオ地図
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山下達郎、細田守監督と9年ぶり再タッグ! 映画作「未来のミライ」の主題歌、OP曲を書き下ろし

細田守監督の劇場版アニメ最新作「未来のミライ」の主題歌を担当する山下達郎さん
細田守監督の劇場版アニメ最新作「未来のミライ」の主題歌を担当する山下達郎さん

 シンガー・ソングライターの山下達郎さんが、劇場版アニメ「サマーウォーズ」(2009年)や「バケモノの子」(15年)などで知られる細田守監督の最新作「未来のミライ」(2018年7月20日公開)のオープニングテーマと主題歌を担当することが4月6日、明らかになった。山下さんと細田監督がタッグを組むのは、「サマーウォーズ」以来、9年ぶり2度目。2曲共書き下ろしで、山下さんが一つの作品に2曲を書き下ろすのは初めて。

 山下さんは、細田監督のオファーを受けて書き下ろしを快諾。2人は「未来のミライ」について何度も打ち合わせを重ね、音楽制作に取り組んだという。オープニングテーマはアップテンポなポップソング「ミライのテーマ」、エンディングに流れる主題歌は現在制作中という。この2曲は、山下さんの51枚目のシングルとして7月11日に発売される。

 山下さんは、「『サマーウォーズ』に続き、細田守監督と再度タッグを組ませていただくことになりました。同じ監督と再び、というのも初めてなら、2曲提供させていただくのも、これが初めてです。光栄です。頑張ります。ホームドラマとファンタジーが合体した、今回も細田さんならではのすてきな作品です」とコメントを寄せている。

 細田監督は、「小さな子供が主人公のアニメーション映画『未来のミライ』を作ることになって、敬愛する達郎さんに、そのための楽しい曲を書いてほしいとお願いしました。出来上がった曲は、容赦ない完成度の震えるような名曲でした。すべての子供たちへ向けた、達郎さんからの最上級のプレゼントだと思います」と思いを語っている。

 「未来のミライ」は、甘えん坊の4歳の男の子と未来からやってきた妹の不思議な“きょうだい”の物語。とある都会の片隅の、小さな庭に小さな木が生えた小さな家で暮らしている甘えん坊の4歳の男の子、くんちゃん。ある日、そんなくんちゃんのもとに生まれたばかりの妹がやってくる。両親の愛情を奪われ、初めての経験の連続に戸惑うくんちゃん。そんなとき、くんちゃんが出会ったのは、未来からやってきた妹「ミライちゃん」だった……というストーリー。

(C)2018 スタジオ地図
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(C)2018 スタジオ地図
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細田守監督3年ぶり新作「未来のミライ」の場面写真、予告編が公開 新キャラも登場

劇場版アニメ「未来のミライ」の場面写真 (C)2018スタジオ地図
劇場版アニメ「未来のミライ」の場面写真 (C)2018スタジオ地図

 細田守監督の約3年ぶりの新作劇場版アニメ「未来のミライ」(7月20日公開)の新たな場面写真が3あg津2日、公開された。主人公の4歳の男の子、くんちゃんの姿や未来からやってきた妹のミライちゃんとの出会い、近未来らしき巨大な駅のホーム、耳としっぽが生えて犬のように走り回れるくんちゃんの姿などが写し出されている。

 公開された写真では、新キャラクターも登場している。くんちゃんに話しかける謎の男性やウインクを投げかける少女、くんちゃんをバイクに乗せている青年などが確認できる。また同日、予告映像も解禁された。同予告は3日から全国の映画館で上映される。

 「未来のミライ」は、甘えん坊の4歳の男の子と未来からやってきた妹の不思議な“きょうだい”の物語。とある都会の片隅の、小さな庭に小さな木の生えた小さな家にある日、甘えん坊の4歳の男の子、くんちゃんに生まれたばかりの妹がやってくる。両親の愛情を奪われ、初めての経験の連続に戸惑うくんちゃん。そんなとき、くんちゃんが出会ったのは、未来からやってきた妹「ミライちゃん」だった……というストーリー。

(C)2018スタジオ地図
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未来のミライ
出典:YouTube

細田守監督、新作「未来のミライ」主人公は4歳男児 「一番のチャレンジ」

3年ぶり新作「未来のミライ」について語る細田守監督
3年ぶり新作「未来のミライ」について語る細田守監督

 細田守監督の約3年ぶりの新作劇場版アニメ「未来のミライ」が2018年7月20日に公開される。12月13日、、東京都内で行われた会見で細田監督は、テーマは「きょうだい(兄妹)」で4歳の男の子が主人公になったことについて「自分の作品の中で一番のチャレンジ」と明かした。

 細田監督は「4歳の男の子を主人公にするって、ごく一般の映画としては、全くないわけじゃないですけど、ごく限られていると思う」といい、「なんで4歳だったかというと、(自分の)上の子が(アイデアを考えた当時)4歳だったからなんですけど。『クレヨンしんちゃん』のしんちゃんが5歳で、映画表現の中で4歳の男の子を主人公にするのは大変なことで、だからこそ見えてくる映画の面白さを感じている」と充実した表情を見せた。

 さらに細田監督は「4歳と5歳って全然違う。4歳はシリアスなところと快楽主義的なところが折り重なって非常にバイタリティーがあるなって。うちの子は今5歳なんですけど『うんこ』とか言い始めて(笑い)。そのときに『こういう映画を作ろう』ってなっていたら、『クレヨンしんちゃん』みたくなっていた。ギリギリのところだった」と話し、会場の笑いを誘った。

 「未来のミライ」は、甘えん坊の4歳の男の子と未来からやってきた妹の不思議な“きょうだい”の物語。とある都会の片隅の、小さな庭に小さな木の生えた小さな家にある日、甘えん坊の4歳の男の子・くんちゃんに生まれたばかりの妹がやってくる。両親の愛情を奪われ、初めての経験の連続に戸惑うくんちゃん。そんなとき、くんちゃんが出会ったのは、未来からやってきた妹「ミライちゃん」だった……というストーリー。ちょっと変わった“きょうだい”が織りなす物語と誰も見たことのない、小さなお兄ちゃんの大きな冒険が描かれる。

細田守監督:3年ぶり新作「未来のミライ」は“時かけ”意識 ビジュアル「共通項はある」

細田守監督の3年ぶり新作「未来のミライ」のビジュアル
細田守監督の3年ぶり新作「未来のミライ」のビジュアル

 細田守監督の約3年ぶりの新作劇場版アニメ「未来のミライ」が2018年7月20日に公開されることになり、青空をバックに主人公の4歳の男の子と未来からやってきた妹が描かれたビジュアルも公開された。同日、東京都内で行われた会見が行われ、細田監督は、同作のポスタービジュアルが2006年公開の「時をかける少女」のポスタービジュアルをほうふつとさせることについて、「『時をかける少女』のときも青空にジャンプするようなポスターを作ったんですけど、未来っていうのが一人の女の子の生き生きとした姿そのものだなって、人間のバイタリティーが未来に直結するんだなって思いがあって。今回も子供の未来、子供自身が未来って感じてほしいなって思いまして。そういった意味では共通項はある」と認めた。

 また細田監督は過去3作の「サマーウォーズ」「おおかみこどもの雨と雪」「バケモノの子」のポスタービジュアルについて、「『サマーウォーズ』から『おおかみこども~』『バケモノの子』とオリジナル作品が続いて、誰も知らない作品を皆さんにぜひ見てくださいってしたときにポスターの作り方として堂々としようって、仁王立ちのポスターを作り続けてきた」と振り返り、「今回もオリジナルなんですけど、そういったことよりも飛び抜ける、ダイナミックなポスターにしたいなって。子供たちが大人が思っている以上に大きなダイナミズムを持って、何かを飛び越えるっていうイメージ。しかも兄妹の絆っていうのを形にしたいなって思った」と秘めたる思いを語っていた。

 「未来のミライ」は、甘えん坊の4歳の男の子と未来からやってきた妹の不思議な“きょうだい”の物語。とある都会の片隅の、小さな庭に小さな木の生えた小さな家にある日、甘えん坊の4歳の男の子・くんちゃんに生まれたばかりの妹がやってくる。両親の愛情を奪われ、初めての経験の連続に戸惑うくんちゃん。そんなとき、くんちゃんが出会ったのは、未来からやってきた妹「ミライちゃん」だった……というストーリー。ちょっと変わった“きょうだい”が織りなす物語と誰も見たことのない、小さなお兄ちゃんの大きな冒険が描かれる。

細田守監督:3年ぶり新作「未来のミライ」は親としての実体験から 4作連続「家族」モチーフの理由

最新作「未来のミライ」が2018年7月に公開される細田守監督
最新作「未来のミライ」が2018年7月に公開される細田守監督

 細田守監督の約3年ぶりの新作劇場版アニメ「未来のミライ」が2018年7月20日に公開されることが12月13日、明らかになった。テーマは「きょうだい(兄妹)」で、同日東京都内で行われた会見で細田監督は「この作品は4歳の男の子に妹ができまして、妹に両親の愛を奪われたお兄ちゃんが、愛を求めて旅立つお話」といい、自身も2児の父親であることから「下の子(妹)が生まれた瞬間に母親の愛を巡る争奪戦、狂おしいまでのやりとりが始まった。人間って愛なしでは生きられないんだって、愛を奪われた人間がどのようになるのかって、うちの上の子(兄)を見ていて(描きたくなった)」と明かした。

 「サマーウォーズ」「おおかみこどもの雨と雪」「バケモノの子」に続き、4作連続で「家族」がモチーフとなったことについては、「作り続けているっていうことは(家族を)描き切れていないってこと」と苦笑い。一方で、「一個の作品で終わるモチーフじゃないなって。『サマーウォーズ』は親戚がアクション映画の主人公だったらっていう発想で考え始めた作品で、『おおかみこども~』は子育て、『バケモノの子』は父親、出てくる人みんなが父親だったっていう、決して血はつながっていなくても父親になれるんだって思いながら作ったので」と「家族」の多面性を語った。

細田守監督、3年ぶり新作「未来のミライ」18年7月公開 不思議な“きょうだい”の物語

細田守監督の3年ぶり新作「未来のミライ」のビジュアル
細田守監督の3年ぶり新作「未来のミライ」のビジュアル

 劇場版アニメ「サマーウォーズ」「おおかみこどもの雨と雪」「バケモノの子」などのヒット作を生み出してきた細田守監督の約3年ぶりの新作は「未来のミライ」で、2018年7月20日に公開されることが12月13日、分かった。細田監督が原作、脚本も担当し、「スタジオ地図」が製作する。甘えん坊の4歳の男の子と未来からやってきた妹の不思議な“きょうだい”の物語で、細田監督自身が感じた現代の家族の形や子供たちの成長をリアルに描き、ファンタジー世界と融合したエンターテインメント作品になるという。

 細田監督は「どこにでもあるたった一つの家族を通して、生命の大きな循環、人の生が織り成す巨大なループを描き出したい。最小のモチーフを用いて、最大のテーマを語り切りたい」と明かし、「エンターテインメントの作法を用いて、新しい家族のための、新しい表現を拓(ひら)きたい。一見穏やかに見えて、実は大いなる野心を秘めた作品なのです」とコメントを寄せている。

 ◇「未来のミライ」スタッフは以下の通り。(敬称略)

監督・脚本・原作:細田守▽作画監督:青山浩行、秦綾子▽美術監督:大森崇、高松洋平▽プロデューサー:齋藤優一郎▽企画・製作:スタジオ地図

未来のミライ
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